島根
松江市郊外・安来
MATSUE CITY SUBURBS / YASUGI
神社ごとに異なるご利益が楽しみなパワースポットの密集エリア
神話の里・出雲の隣に位置する松江市郊外。「古事記」や「日本書紀」などさまざまな神話の舞台として記され、縁結びをはじめとしたご利益にあやかれるスポットがたくさんある。ヤマタノオロチ退治で有名な素戔嗚尊(すさのおのみこと)が、妻の稲田姫命(いなだひめのみこと)と新婚生活を始めたとされる「八重垣神社」は、良縁を願う女性が集まるお社。神秘的な池に占い用紙を浮かべる、独特の祈願方法も人気となっている。山間のひっそりとした場所にありながら、出雲大社と並ぶ格式の高さを誇るのが「熊野大社」。一方、海岸沿いの景勝地にも、「美穂神社」「佐太神社」といった、由緒ある神様を祀った神社がある。また、鳥取県との県境に近い安来市は、ドジョウ掬い踊りの「安来節」と、たたら製鉄で有名な街。アメリカの庭園雑誌で18年連続日本一に選ばれている名園「足立美術館」、山陰屈指の名刹「清水寺」などの名所が点在している。
エリアの見どころ
人気スポット
旅のヒント
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その1
このエリアは、鉄道やバスなど公共交通機関の本数が少ないので、車の利用がスムーズ。遠方からの場合、現地でレンタカーを借りるのがおすすめ。松江市郊外へは、山陰道松江玉造IC、安来市へは安来ICを利用する。
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その2
冬場は積雪に見舞われることがある。車の場合、雪用タイヤの装備は万全に。特に米子道、松江道は雪が深いエリアを走るため注意が必要。
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その3
「足立美術館」は年間を通してバスツアー客が多く訪れる場所。混雑を回避するには、開館時間の9時より早めに到着するといい。来場者数によっては、オープン前から入館できる場合もある。