
夏になると思うこと…綺麗な海に入りたい!沖縄に行かなくたって、本州にも綺麗な海があるんです!今回は、日本国内にある人気ビーチから穴場ビーチまで、綺麗で透明度の高い海を紹介します。皆さんは何箇所のビーチを知っていますか?
※コロナウイルス感染症対策の観点から、越県をともなう来訪に対して自粛要請をしている場合があります。
お出かけ前に必ず各公式サイトを確認し、ルールやマナーを守って利用しましょう。
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北海道の「島武意海岸(しまむいかいがん)」
道内でも屈指の透明度で有名な「島武意海岸」。軽いトレッキングのように坂を下りてトンネルをくぐると、目の前に広がっているのは「積丹ブルー」と呼ばれる、神秘的な青の世界。波が少なく水が透き通っているので、泳いでいると様々な生物を発見することが出来ます。少し奥の方ではウニや大きなヤドカリなんかも発見できるとあって、まさに北海道ならではの自然の恵み。
サンセットの時間になると、沖に浮かぶ大きな岩陰からゆっくり太陽が沈み、昼間とは違った幻想的な世界観を作り出します。
【アクセス】〈バス〉バス停「小樽駅前」から乗車(約110分)→「島武意海岸入口」下車後徒歩約16分 / 〈車〉「小樽JCT」より約90分(新千歳空港から約200分)
【遊泳期間】通年(24時間)※積雪時以外
【駐車場】あり島武意海岸
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岩手県の「浄土ヶ浜(じょうどがはま)」
ここの景色を見た霊山宮古山常安寺の僧侶が「まさに極楽浄土の如し」と感嘆したのが、その名の由来といわれる岩手県宮古市「三陸復興国立公園」内にある「浄土ヶ浜」。火山岩の一種で様々な文様を織り成す、白い「流紋岩」が鋭くそびえ立ち、深い群青色の海と群生する松の緑とが作り出すコントラストはまさに絶景です。
もちろん遊泳ビーチとしても利用でき、食事ができるマリンハウスやレストラン、宿泊ホテルも園内に完備されているので、泊りがけで海水浴がてらこの絶景を満喫する事もできます。
【アクセス】〈バス〉バス停「盛岡駅前(東口)」から乗車(約95分)→「宮古駅前」にて乗り換え(約15分)→「浄土ヶ浜パークホテル入口」下車後徒歩約8分 / 〈車〉盛岡駅から約100分
【遊泳期間】令和3年7月22日~8月16日の8:30~17:00
【駐車場】あり浄土ヶ浜
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福井県の「水晶浜(すいしょうはま)」
北陸新幹線の埼玉高崎駅から石川県金沢駅までの全面運行開始によって、人気が上昇してきている北陸の観光地。その中でも都市部から日帰りでリゾート気分が味わえる絶景ビーチとして大人気なのが、福井県の若狭湾、その名も美浜町にある「水晶浜」です。
日中照りつける日差しに、きらきらとそれこそ水晶のように輝く姿も美しいのですが、なんと言ってもサンセットが一番のおすすめ絶景タイム。たとえ日帰りでも、これを見終わってから家路につく方が多いようです。
また、日本海側のビーチは荒々しいイメージがありますが、水晶浜のビーチはとても穏やかで海水浴にもってこいですし、豊富な魚が見られるのでスキューバダイビングの一大スポットとしても人気があります。
【アクセス】〈バス〉バス停「敦賀駅」から乗車(約40分)→「水晶浜」下車後すぐ / 〈車〉「若狭美浜IC」から約30分(敦賀駅からは約20分)
【遊泳期間】令和3年7月9日~
【駐車場】あり水晶浜
夕日が美しいことでも有名
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福井県の「水島(みずしま)」
敦賀半島の先端、エメラルドグリーンの海にぽつんと浮かぶ無人島「水島」。"北陸のハワイ"とも言われるほど、南国リゾートに来たかのような錯覚に陥るこのビーチは、7月初めから8月末までの2か月のみしか訪れることが出来ない貴重なエリアです。
海水の透明度や真っ白な砂浜が魅力的なことはもちろん、島だからこそ見つけられる美しい貝殻や、磯遊びも楽しみの一つ。
フェリーが出ているのは「色ヶ浜海水浴場」。期間限定のリゾートということもあり、日中はかなりの混雑が予想されるので、朝一の時間帯を狙っていくのがベストです。
【アクセス】〈バス〉バス停「敦賀駅」から乗車(約30分)→「色ヶ浜」下車後徒歩約3分→渡し船で約10分 / 〈車〉「敦賀IC」から「色浜ふれあい会館」まで約35分(敦賀駅からは約20分)→渡し船で約10分
【遊泳期間】令和3年7月15日~8月22日※「水島」までの渡し船は荒天時、運航中止(欠航)する場合あり。
【駐車場】あり水島
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石川県の「千里浜なぎさドライブウェイ」
「千里浜なぎさドライブウェイ」は、石川県羽咋郡にある全長8kmの観光道路です。ここは海岸沿いにビーチを自動車で走行できる、日本で唯一の場所。海風を感じながら波打ち際を疾走できる格好のドライビングスポットとして人気があります。
綺麗に整備された海岸線はいつも美しい姿を見せてくれますが、中でも海辺に沈んでゆく夕日を見られる時間帯が一番の絶景タイム。恋人や大切なパートナーとのドライブデートで訪れれば、そのロマンチックで幻想的な景色に、双方感動間違いなしです。
【アクセス】〈電車〉「羽咋駅」から徒歩約20分 / 〈車〉「千里浜IC」もしくは「今浜IC」からすぐ(金沢駅からは約50分)
※8/2~当面の間、「羽咋郡宝達志水町柳瀬口~羽咋市千里浜IC口」間を車両通行規制あり
【遊泳期間】令和3年の海水浴場開設無し。(例年は7月10~8月下旬に開設)
【駐車場】令和3年の設置無し千里浜なぎさドライブウェイ
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新潟県の「二ツ亀海水浴場(ふたつがめかいすいよくじょう)」
水の透明度とユニークで美しい景勝地として、「ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン」でも星2つで掲載されている新潟の「二ツ亀海水浴場」。2匹のカメがうずくまっているように見える島があることからその名がついたそう。海水の透明度はこの地域随一の美しさを誇り、潮の満ち引きにより変化する亀の島の光景も、他にはない珍しい絶景です。
駐車場からすぐの場所に海水浴スポットがあり、「二ツ亀」という最寄りのバス停からも徒歩10分程なので、そのアクセスの良さも魅力の一つ。売店も充実しており、シュノーケルの道具などを気軽にレンタルすることも出来ますよ。
【アクセス】〈フェリー・バス〉フェリー乗り場「新潟港万代島埠頭」から乗船(約60分)→「佐渡両津港」で下船→バス停「両津港佐渡汽船駅」から乗車(約70分)→「二ツ亀駅」下車後徒歩約10分 / 〈車〉「両津港ターミナル」から約45分
【遊泳期間】令和3年7月17日~8月22日の10:00~17:00
【駐車場】あり二ツ亀海水浴場
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東京都の「泊海水浴場(とまりかいすいよくじょう)」
伊豆諸島を構成する島の一つである式根島。その北端にあるのが「泊海水浴場」です。太平洋に浮かぶ人口約550人の小島である式根島ですが、行政区分的には東京都に属します。
山に川にと毎年多くの観光客が訪れますが、島最大の観光スポットがこの海水浴場。その目当ては透明度が高く、比較的浅瀬でも多種多様な海洋生物を見られるシュノーケリングやダイビングです。
また泳ぎの得意でない方も、ビーチで磯遊びをしていると小さなカニや色々な貝を見つけられるので、楽しい時間を過せるはずです。
【アクセス】〈船〉船乗り場「東京港竹芝客船ターミナル」から乗船(約140分)→「式根島野伏港」下船後徒歩約5分※他ルートあり
【駐車場】あり式根島泊海水浴場
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静岡県の「ヒリゾ浜」
静岡県の南伊豆にある「ヒリゾ浜」は、伊豆本島と陸続きであるにも関わらず道が存在しないため、船でしか行く事のできないまさしく「陸の孤島」です。その不便さから人が立ち入ることは少なく、手付かずの自然が残っているのが特徴です。
実は最近まであまり知られていなかったこちらの海岸ですが、海水の透明度の高さから徐々に注目を集め、今日ではシュノーケリングポイントとして人気沸騰。そのため夏に就航する唯一の浜への移動手段である連絡線は、いつも満員状態なんだとか。
【アクセス】〈バス〉バス停「下田駅」から乗車(約45分)→「石廊崎オーシャンパーク」にて乗り換え(約10分)→「中木口」下車後徒歩約10分で「ヒリゾ浜渡し船 発着所(中木港側)」→ヒリゾ浜渡し船に乗船し約5分 ※他ルートあり / 〈車〉「伊豆急下田駅」から「ヒリゾ浜渡し船 発着所(中木港側)」まで約35分→ヒリゾ浜渡し船に乗船し約5分
【遊泳期間】令和3年7月1日~9月30日
【駐車場】ヒリゾ浜渡し船 発着所(中木港側)にありヒリゾ浜
珍しい魚たちがこんなにたくさん!
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静岡県の「白浜海岸(しらはまかいがん)」
静岡の海水場水質調査でも、その水質の良さと安全性が認められている「白浜海岸」。南北に約800メートルも広がる、開放感溢れる砂浜が特徴です。
波が楽しめることから、多くのサーファーからも人気のこちらのビーチ、周辺にはホテルや宿泊施設、伊豆半島最古の神社白浜神社などがあり、観光スポットとして立ち寄るのもおすすめ。
ファミリー層やカップルをはじめ、全国から観光客が集まるメジャービーチなので、混んでいるのを覚悟で行くべきですが、そのブルースカイの空と海、そして真っ白な砂浜とのコントラストは大いに見ごたえアリです!
【アクセス】〈バス〉バス停「下田駅」から乗車(約10分)→「レスポ白浜」下車後徒歩約1分 / 〈車〉「月ケ瀬IC」から約60分
【遊泳期間】令和3年7月22日~8月29日の8:00~16:00
【駐車場】あり白浜海岸
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和歌山県の「白良浜(しらはま)」
「白良浜」ビーチ最大の特徴である真っ白でさらさらな砂は、「石英砂」と呼ばれるもの。輝き放つ水晶と同じ意味の石英の名に恥じぬ美しさを持つ砂浜は、一見の価値ありです。
夏場は海水浴客のカラフルなパラソルと、半月状の海岸沿いに並んだやしの葉の緑が一気に南国ムードを高めてくれます。そして毎年冬開催されるイルミネーションイベント「白浜のプロムナード」も圧巻!約10万個の電球を使ったイルミが白い砂浜に映えて、声を失うほどの感動を味わえます。
【アクセス】〈バス〉バス停「白浜駅」から乗車(約15分)→「白良浜」下車すぐ / 〈車〉「白浜駅」から約10分
【遊泳期間】令和3年7月1日~8月31日
【駐車場】あり白良浜
周辺の予約制駐車場
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兵庫県の「竹野浜(たけのはま)」
「竹野浜」は兵庫県の日本海側に位置し、「日本の渚100選」にも選ばれた、約1kmに及ぶきめ細かく真っ白な砂浜が魅力のビーチです。平成27年度の水質検査ではAA(ダブルエー)の最高評価を得るほど、水質、透明度ともに関西地方トップクラス。しっかりと整備された遊泳エリアの砂浜には異物がほとんど無く、裸足で遊んでも大丈夫。
また、遠浅で水位が比較的低く、その透明度の高さから監視の目も届きやすいので、お子様のビーチデビューにもってこいの、ファミリー層におすすめしたい絶景ビーチです。
【アクセス】〈バス〉バス停「竹野総合支所」から乗車(約4分)→「竹野」下車後徒歩約1分 / 〈車〉「竹野駅」から約5分
【遊泳期間】令和3年7月10日~8月29日
【駐車場】あり竹野浜
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鳥取県の「浦富海岸(うらどめかいがん)」
究極のブルーの世界と、荒波が作ったダイナミックな海岸線による絶景「浦富海岸」。山陰海岸ジオパークのエリアの一つで、洞門、洞窟、白砂の浜などといった迫力のある自然がそびえ立つ、まさに完全ナチュラルな自然博物館!
空とつながっているかのような真っ青な海は、近づいてみると驚くほどの透明度。シュノーケリングや泳ぎながらの洞窟体験など、ここでしか出来ないワイルドなアクティビティも沢山体験出来ます。
海水浴の他にも、海岸線に沿って設置された遊歩道から景色を眺めたり、遊覧船に乗ってクルージングを楽しむのもおすすめですよ。
【アクセス】〈バス〉バス停「岩美駅」から乗車(約5分)→「浦富海岸口」下車後徒歩約10分 / 〈車〉鳥取駅から約25分
【遊泳期間】令和3年7月10日~8月22日
【駐車場】あり浦富海岸
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山口県の「島戸海水浴場(しまどかいすいよくじょう)」
山口県のシンボル的存在「角島大橋」が架かるエメラルドグリーンに輝くビーチは、CMのロケとしても使われる絶景スポット。特に天気のいい日は、まさに海の上を走っているような感覚になる話題です。
車からでも景色を十分楽しめますが、橋の北側にある「島戸海水浴場」は、コバルトブルーの美しい海と、橋の向こうにある角島、そして大きく架かる橋全体を眺めながら泳げるビーチ。大橋をゆっくりオレンジ色に染めながら沈んでいく夕日を眺めるのも、最高に贅沢な光景です。
【アクセス】〈バス〉バス停「特牛駅」から乗車(約20分)→「小島(豊北町)」下車後徒歩約5分 / 〈車〉「下関IC」から約60分
【駐車場】あり角島大橋
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高知県の「柏島海水浴場(かしわじまかいすいよくじょう)」
天に突き抜けるような青空と、底が全て透き通るほどの美しさを持つ「柏島」の海。高知の最西端に位置していますが、橋で繋がっているので車でアクセスが可能です。15分程で一周できるほどの小さな島ですが、海の透明度は誰もが驚くほど。沖縄や無人島よりも綺麗だと称する人々も多いようです。
波がゆるやかで浅瀬のスポットも多く、小さい子ども連れでも比較的安心して海水浴を楽しめます。また、暖かい潮と冷たい潮がどちらも入り交ざるエリアの為、様々な海洋生物が豊富に海を泳いでいます。シュノーケリングやダイビングスポットとしても人気の高いビーチです。
【アクセス】〈バス〉バス停「宿毛駅」から乗車(約60分)→「新大橋兼山堤」下車後徒歩約1分 / 〈車〉「宿毛和田IC」から約45分(高知駅から約170分)
【駐車場】あり柏島
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長崎県の「高浜海水浴場(たかはまかいすいよくじょう)」
長崎半島の最先端にある「高浜海水浴場」は、全体を鮮やかな緑に囲まれ、まるで人間が手をつけていないような大自然の中にある美しいビーチ。
大きく広がる青い海の向こう側には、炭鉱の島として栄え今は廃虚となった「軍艦島」が見えるのもここならではの特徴。「日本の海水浴場88選」にも選ばれるほどの水質の良さに加え、波も比較的穏やかな為、子ども連れでも安心して訪れることが出来ます。
夕日が軍艦島を照らす光景もとても神秘的。日中は大自然、夕方はロマンチックな時間を楽しめるので、デートスポットとしてもおすすめです。
【アクセス】〈バス〉バス停「長崎駅」から乗車(約50分)→「高浜」下車後徒歩約5分 / 〈車〉「長崎駅」から約40分
【駐車場】あり高浜海水浴場
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長崎県「人津久海水浴場(ひとつくかいすいよくじょう)」
長崎県は平戸島、全国的にも有名な根獅子の浜海水浴場のすぐ近くにある「人津久海水浴場」は、知る人ぞ知る穴場的絶景スポット。あまり観光地化されていないので、のんびりと手付かずの大自然を独り占めする事ができます。
海水の色は「沖縄の海より美しい」という評価もうなずけるほど、どこまでも澄んだ薄いブルー。人出が少ないので、まるでプライベートビーチにいるような気分が味わえます。また、海面が光の当たり具合によってはエメラルドグリーンに見える事もあります。
そんな海岸線を歩いていると、周囲の素朴な景色もあいまって、まるで南国のリゾート地に旅行しているかのような気分が味わえる魅力的なビーチです。
【アクセス】〈バス〉バス停「佐世保駅前」から乗車(約90分)→「平戸市役所前」にて乗り換え(約40分)→「坂の角」下車後徒歩約20分 ※他ルートあり/ 〈車〉平戸大橋から約30分
【駐車場】あり人津久の浜
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鹿児島の「永田いなか浜(ながたいなかはま)」
「永田いなか浜」は険しい海蝕崖に囲まれた屋久島では貴重な、砂浜のあるビーチ。花崗岩と呼ばれる固い石の混ざった約1kmの砂浜と、比較的波の高い真っ青な海の色が特徴です。ライフガードや海の家などはないので、遊泳なども自己責任で行う必要がありますが、人の手があまり入らないまさに自然のビーチを感じたい人にはかなりおすすめ。毎年6月頃になると、アオウミガメの産卵に立ち会えることでも有名です。
屋久島は山や森などの自然が素晴らしいイメージがありますが、海も押さえておくべき絶景の一つです。
【アクセス】〈車〉屋久島宮之浦港から約25分 / 屋久島空港から約40分
【駐車場】あり永田いなか浜
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鹿児島県・与論島の「百合ヶ浜(ゆりがはま)」
鹿児島県にある離島・与論島。どこも美しい光景ですが、中でも幻の島と呼ばれる「百合ヶ浜」は格別。大金久海岸の沖合い約1.5kmに浮かび上がる貴重な浜で、珊瑚が隆起してでできた真っ白い砂浜です。
毎回新たに浮かび上がる浜には足跡ひとつ無く、まるで自分が初めてこの島に足を踏み入れるかのような不思議な感覚を味わえます。キラキラと輝く水の反射と、エメラルドグリーンの海水が与える癒しはまさに極上。「百合ヶ浜」は毎日出現するわけではなく、さらに一日の中でも出現時間が限られています。事前に観光協会又は、グラスボートの業者へ問合せする事をおすすめします。
【アクセス】〈車〉与論空港から大金久海岸まで約15分→グラスボートや水上オートバイで約10分
【駐車場】あり百合ヶ浜