清水公園

フィールドアスレチックやキャンプ場もある歴史ある公園

1894年(明治27)年に開園した歴史ある民間運営の公園。1989年(平成元)「日本さくら名所」に選ばれている桜の名所で、フィールドアスレチック、キャンプ・BBQ場も有するアクティブ派も楽しめる公園だ。「花ファンタジア」では初夏と秋に季節の花々を見ることができる。

水上にあるポイント数だけでも15か所。着替えを準備してチャレンジを

柏駅から最寄りの東武アーバンパークライン清水公園駅までの所要時間は約25分。スポーツ施設を有する野田市総合運動公園と隣り合う清水公園は、「自然とともだち」をコンセプトに、充実したフィールドアスレチックがあることでも有名だ。チャレンジコースと難易度の高い冒険コース、水上コースの3コースには合計100のポイントがある。いずれも本格的なコースなので、滑りにくい運動靴や着替えの準備を忘れずに。未就学児童は体験できないポイントもある。前日までの予約が必須で、天候やコースコンディションによっては利用できない場合もあるので、予約と天気予報のチェックをお忘れなく。「ポニー牧場」も予約が必要だ。

ポニー牧場では動物たちとの触れ合いに加え、乗馬体験も可能

ショップ「Ruska」では清水公園オリジナルのお土産などを購入できる

アクティブ派におすすめのもうひとつの施設が「キャンプ・バーベキュー場」。日帰りの「キャンプ・バーベキュー場」のほか、宿泊滞在できる「オートキャンプ場」、エアコン付きのバンガローもある。「バーベキュー場」には屋根付きの施設に、しっかりしたテーブルと長椅子が設置され、お湯の出る蛇口もある。併設のトイレも、屋外の施設とは思えないほどきれいでモダンな建築だ。4食分以上のオーダーで食材も準備してもらえるので、手ぶらBBQも可能だ。キャンプ場の周辺は公園に囲まれ、車の通行音などの人工音も気にならない。林のなかで山の自然さながらの滞在経験が可能だ。

最大1000人の収容が可能な屋根付きのBBQ施設

2000尾以上のニジマスを放流しているマス釣り場。釣った魚を焼いてもらうこともできる

清水公園は桜だけでなく、ツツジや紅葉の名所としても知られている。公園はたびたび整備、拡張され、現在は約500種の花々を見ることができる。3～6月、9～11月にオープンする「花ファンタジア」では、年間を通して約700種類の草花を楽しむことができる。ローズガーデンや牡丹(ぼたん)園、藤棚などもある総面積約7万平方メートルのフラワーガーデンだ。「Cafeアゼリア」は全面ガラス張りの開口部をもっており、庭の景色を楽しみながら食事ができる。ゆったりとお散歩を楽しみたいという人も、花を愛でながら滞在することができる。

花ファンタジアでは、季節の花畑を見ることができる