定禅寺通
ケヤキ並木が美しい仙台のシンボルストリート
街の中央に広がるグリーンベルト・定禅寺通
JR仙台駅から歩いて約13分、または市営地下鉄南北線に乗り、勾当台公園駅(こうとうだいこうえんえき)で下車。南出口から地上に出ると目の前に現れるのが定禅寺通である。勾当台公園から西公園まで東西に約700m延びる通りで、道の両側と中央に設けられた遊歩道には166本のケヤキの大樹が立ち並んでいる。その美しい緑の回廊は、「日本の道100選」にも選ばれ、仙台のシンボルストリートとして知られているスポットだ。中央の遊歩道にはベンチが点在し、平日、休日問わず市民や観光客がリフレッシュしている姿も多く見られる。
戦後復興で整備された定禅寺通
定禅寺という名は、藩政時代から明治初期まであった寺「定禅寺」に由来。名称そのものは江戸時代からあったが、現在のような大通りになったのは戦後、1946年(昭和21)に戦後復興事業として整備が着手されてからである。その後、1958年(昭和33)に通りの両側と遊歩道にケヤキが植樹。道幅12mの遊歩道は、海外の作家が手がけた彫刻が設置され鑑賞しながら散策が楽しめたり、イベントや祭りの会場として使われたりと、仙台市民にとってなじみ深いスポットとなっている。
緑のトンネルでアート鑑賞を楽しむ
遊歩道を歩いていると、彫刻が点在していることに気づく。これらは1977年(昭和52)、仙台市制施行88周年記念事業から始まり、現在も街の緑の空間に彫刻を配置し、芸術性豊かで文化の薫る街づくりを推進している。この事業で「仙台市彫刻のあるまちづくり委員会」が組織され、委員会が設置場所とその場所にふさわしい作風の作家を審査し決定。作家が実際に現地を視察し、特別注文で作品を制作する。定禅寺通には、エミリオ・グレコ『夏の思い出』、ヴェナンツォ・クロチェッティ『水浴の女』、ジャコモ・マンズー『オデュッセウス』とイタリアの著名アーティストによる作品を設置。周囲の木々に調和する彫刻を眺めながら、散策してみてはいかがだろうか。
イベントが行われる仙台市民憩いの場所
定禅寺通は、さまざまなイベントが行われる会場にもなっている。冬のメインになるのが例年12月上旬から開催される「SENDAI光のページェント」だ。1986年(昭和61)に「冬の仙台を明るくしたい」「杜の都を光の都へ」という思いから誕生したイベントで、ケヤキ並木が数十万球のLEDで装飾される。まばゆい光を放つ木々は、中央の遊歩道を歩くと光のトンネルをくぐっているような気分になる。開催期間中は多くの人で賑わう冬の風物詩である。ほかにも音楽の祭典「定禅寺ストリートジャズフェスティバル」や豪華な山鉾が練り歩く「仙台・青葉まつり」なども開催。新型コロナウイルスの影響もあり、開催が中止または規模が縮小される場合もあるので、出かける場合はウェブサイトなどで確認するのがおすすめだ。
スポット詳細
- 住所
- 宮城県仙台市青葉区国分町2丁目付近
- エリア
- 仙台市中心部エリア
情報提供: ナビタイムジャパン
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