仙台市中心部

CENTRAL SENDAI CITY

伊達政宗ゆかりの史跡や地元グルメなど、仙台のさまざまな魅力が集まるエリア

宮城県のほぼ中央に位置し、人口100万人を超える東北最大の都市・仙台市。その礎を築いたのが仙台藩の初代藩主・伊達政宗(だてまさむね)だ。仙台市内には、仙台城跡をはじめ、伊達家三藩主が眠る瑞鳳殿(ずいほうでん)など政宗ゆかりのスポットも点在する。このエリアは史跡だけでなく、アートスポットや地元グルメを楽しむことができるのも魅力。中心部にありながら、緑あふれる場所にたたずむ宮城県美術館でゆっくりと美術品を鑑賞し、ランチには仙台を代表するグルメ・牛たんを味わい、夜は戦後の公設市場が前身の壱弐参(いろは)横丁で地酒を飲むことができる。どのスポットもJR線や地下鉄、バスの乗り場が近くにあり、アクセスが良いのも特徴だ。

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エリアの見どころ

  • spot 01
    仙台城跡
    伊達政宗公騎馬像がそびえる仙台随一の観光スポット
    標高約115mの青葉山に伊達政宗(だてまさむね)が1602年(慶長7)に完成させた仙台城の城跡。本丸跡に立つ「伊達政宗公騎馬像」(だてまさむねこうきばぞう)は、仙台のシンボル的な存在として、仙台旅の観光名所のひとつとなっている。
    眺めの良い本丸跡にたたずむ伊達政宗公騎馬像
  • spot 02
    仙台城見聞館
    資料や展示で仙台城をより深く知る仙台城見聞館
    仙台城本丸跡に位置し、仙台藩の儀式や政務を執り行なった本丸大広間に関する展示やパネルなどで、仙台城跡の見どころを紹介しているガイダンス施設。1997年(平成9)から始まった発掘調査成果に基づく、50分の1サイズの大広間復元模型を展示するほか、大広間において藩主が座る上段の間にあった床の間を原寸大で再現している。その床の間で藩主の背面を飾っていた障壁画「鳳凰図」(再現)が見どころだ。また、発掘された瓦や建物の装飾品、陶磁器などの遺物(複製)もある。施設の隣には、17世紀初めの築城期に造られた野面(のづら)積み(自然石を利用)の石垣と17世紀後半の地震後に造られた切石積み(加工した石材を利用)の石垣のモデルがあり、実際に目で見てわかりやすく紹介。「仙台城見聞館」で知識を得たあとに、仙台城本丸跡を見学するとよりいっそう、理解が深まるだろう。
    2006年(平成18)に建てられた施設で、2015年(平成27)にリニューアルした
  • spot 03
    仙台城VRゴー
    仙台城が目の前に! VRでリアルに体感「仙台城VRゴー」
    伊達政宗が築いた約400年前の仙台城をVR(ヴァーチャルリアリティ)で体感できる「仙台城VRゴー」。青葉城資料展示館(あおばじょうしりょうてんじかん)で受け付けし、専用ゴーグルを借りて出発。見どころが記載されたマップを見ながら自由に歩き、ポイントに到着するとイヤホンから音声ガイダンスが流れる。VRの映像だけでなく、見どころの説明を聞けるので理解が深まりやすい。ゴーグルを装着すると、眼前には絢爛豪華な大広間や崖にせり出すように建てられた懸造(かけづくり)、能舞台、門などがリアルに出現。360度対応しているため、周囲を見回すこともでき、まるで伊達政宗になったような気分を楽しめるのだ。体験時間は約30分(返却は60分以内まで可能)とコンパクト。子どもから大人まで満喫できるので、家族旅行のプランに組み込むのもおすすめだ。
    スポットの説明をイヤホンで聞きながら、VRを鑑賞。楽しみながら仙台城について学べる
  • spot 04
    瑞鳳殿
    仙台藩祖・伊達政宗が眠る絢爛豪華な霊屋
    瑞鳳殿は、1636年(寛永13)に70才で亡くなった仙台藩初代藩主・伊達政宗(だてまさむね)が眠る霊屋。敷地には、瑞鳳殿のほかに2代藩主・忠宗(ただむね)、3代藩主・綱宗(つなむね)の霊屋や資料館などもある。
    周囲は静かでおごそかな雰囲気が漂う瑞鳳殿
  • spot 05
    宮城県美術館
    アートを身近に感じられる緑豊かな美術館
    仙台市川内エリアに建つ宮城県美術館。東北ゆかりの作家や海外作家の作品を所蔵している。館内には展示室のほかにミュージアムショップやカフェ、創作室があり、アートを身近に感じられるようになっている。
    国内外の作品が展示されるコレクション展示室
  • spot 06
    仙台うみの杜水族館
    豊かな東北の海の魅力を体感できる水族館
    「仙台うみの杜水族館」は、三陸の海を再現した大水槽や東北最大級のイルカやアシカ、鳥によるダイナミックなパフォーマンスなど見どころが満載。仙台旅の定番観光スポットとして人気がある。
    三陸の海を切り取ったような大水槽「いのちきらめくうみ」
  • spot 07
    仙台朝市
    新鮮な野菜や果物が集まる仙台市民の台所
    仙台駅から歩いて5分ほどのところにある仙台朝市。地元で採れる野菜、魚、フルーツを扱う鮮魚店や青果店、名物コロッケを販売する総菜店などが軒を連ねている。仙台市民をはじめ、海外の観光客も訪れる人気スポットだ。
    手頃な価格の新鮮食材を求め、連日多くの人が訪れる
  • spot 08
    齋藤惣菜店
    仙台朝市名物! じゃがじゃがころっけ
    仙台朝市の食べ歩きグルメといえば、齋藤惣菜店の「じゃがじゃがころっけ」。60年前の創業時から現在まで、ほぼ変わらぬレシピで3代目店主・齋藤達也さんがその味を守り続けている。コロッケのメイン食材であるじゃがいもは、北海道・道南産の男爵いも。初代が全国のいもを食べ比べた結果、ホクホクとした食感とほんのりとした甘みがコロッケに最適だったのだそう。レシピはシンプルで、男爵いもを皮ごとすりつぶし、ザラメと塩胡椒で味付け。成型したものにパン粉を付けて、ラードの入った190℃のサラダ油に3分入れると、サクッとした食感に揚がる。週末になると店の前に行列ができ、多いときで2000個も売り上げるというから驚きだ。商品はほかにも、ソースで味付けをしたキャベツがぎっしり入った「キャベツメンチカツ」や、チキンカツ、コロッケを具材にしたサンドイッチなどがある。
    じゃがじゃがころっけ(1個65円)
  • spot 09
    地酒と旬味 東家
    丼からネタがあふれる新鮮魚介の海鮮丼
    仙台朝市すぐのビルの地下飲食街にある「地酒と旬味 東家」。親方・久保田さんの目利きで仕入れる海鮮を生かした海鮮丼や和洋問わない創作料理を、日本酒とともに味わえる人気店だ。この店で楽しみたいのが、ランチ限定メニューの「おみくじ丼」。その日に仕入れる旬の魚介を10種類以上載せた華やかな海鮮丼で、1100円、1400円、1800円とネタの質によって3種類ある。ユニークなメニュー名は「注文してテーブルに届かないとネタはわからない。自分の好きなネタが入ってたら大吉」という親方の遊び心から生まれたもの。この日、器にあふれんばかりに盛り付けられていたのは、本マグロ、カツオ、ボタンエビなど、最高級ランクのネタばかり。ウニのまろやかな風味や貝のコリコリとした食感など、一つひとつのネタに個性があって食べるたびにおもしろい。仙台朝一を訪れたなら「おみくじ丼」はぜひ味わいたいグルメのひとつだ。
    その日仕入れたネタの盛られた「おみくじ丼 A」1800円
  • spot 10
    定禅寺通
    ケヤキ並木が美しい仙台のシンボルストリート
    杜の都と呼ばれる仙台。その愛称を象徴する定禅寺通(じょうぜんじどおり)は、美しいケヤキ並木があることで知られている。中心地に位置しながら、自然を感じられるスポットとして市民や観光客が訪れる。
    通りの中央に整備された遊歩道を散策できる
  • spot 11
    せんだいメディアテーク
    文化を発信する建物は、数々の建築賞を受賞
    定禅寺通の美しいケヤキ並木を映し出すガラス張りのスタイリッシュな建物「せんだいメディアテーク」。図書館、市民ギャラリー、ミュージアムショップ、カフェなどを備える複合文化施設で、構造とデザインに優れた建物が世界的に注目されている。設計は日本を代表する建築家・伊東豊雄(いとうとよお)氏で、この建築で国内外の有名な賞を受賞。館内や建物周辺には、カメラ片手に鑑賞している人も多い。1階にはミュージアムショップ「KANEIRI Museum Shop 6」があり、建築やアートにまつわる書籍や施設オリジナルグッズをラインナップ。ギフトや土産選びにも最適なショップだ。同じフロアに入る「クレプスキュールカフェ」では、ランチやスイーツ、ベルギービールを味わえ、旅のひと休みに立ち寄るのにおすすめ。施設ではさまざまな文化イベントが開催されているので、ウェブサイトのカレンダーでチェックしてから訪れよう。
    定禅寺通でひときわ目をひく、美しいガラス張りの建築
  • spot 12
    おでん三吉
    昭和レトロな空間が広がる老舗で楽しむ極上のおでん
    1949年(昭和24)創業の老舗おでん居酒屋「おでん三吉」。定禅寺通に並ぶ小さな屋台から歴史は始まり、2、3年後に現在の場所に店を構えた。場所は繁華街・国分町の稲荷小路にあり、定禅寺通からは歩いてすぐ。夜になると提灯に明かりが灯り、ふらりと暖簾をくぐりたくなる雰囲気だ。店内に一歩足を踏み入れると、大きなL字型のカウンターやちゃぶ台が置かれた畳敷きの小上がりなど、古き良き昭和の居酒屋の風情が漂う。特等席は、おでん鍋が目の前に配されたカウンター。ちょっと鍋をのぞきこみながら、注文するのも楽しい。ここならではの具を味わいたいなら、「にら玉」がおすすめ。茶碗蒸しのようにプリッとした卵の食感と出汁のうまみが絶品だ。味の決め手となる出汁は、青森県陸奥湾のイワシの焼き干しと日高昆布、塩、日本酒を使用。シンプルながらも素材の風味が生きた上品な味わいで、さまざまな具材のおいしさを引き出す。
    おでん三吉の名物おでんの数々。ロールキャベツ 330円、にら玉 330円、大根 275円、いいだこ 165円、サンマのすりみ 330円
  • spot 13
    旨味 太助
    肉汁したたる仙台名物グルメの王様・牛たん
    仙台を訪れたなら必ず食べたいグルメとしてその名が挙がる牛たん。「旨味 太助」の初代・佐野啓四郎(さのけいしろう)さんが、洋食の材料として使われていた牛たんのおいしさに魅了され、試行錯誤の末「牛たん焼き」を生み出したことが始まりだ。塩で味付けした牛たんを炭火で焼くという、シンプルながらも完成された深い味わいが人々をとりこにし、今では仙台市内に専門店が数多く点在。仙台グルメの代表格として広く知られるようになった。「旨味 太助」は、現在、2代目が伝統の味を継承。仕込みから焼きまで創業当時と同じようにすべて手作業で行っている。厚みのある牛たんを一口頬張ると、サクッとした独特な食感を感じると同時に、肉汁がジュワリとあふれ出る。炭火の香ばしさとほど良い塩気のバランスが絶妙で箸が止まらない。一緒に供する麦飯との相性も抜群だ。週末の昼どきには行列ができることもある人気店なので、混雑時間をずらして訪れるのがおすすめ。
    麦めしとテールスープが付く牛タン焼き定食A 1700 円
  • spot 14
    文化横丁
    仙台の中心地に昭和の面影を残す横丁
    日が暮れ始めると店のネオンと赤ちょうちんが灯り出す「文化横丁」。仕事を終えたサラリーマンや気のおけない友人同士が酒を楽しみに集まる、仙台の中心地にある飲み屋街だ。大正年間に誕生した横丁には、老舗の中華料理店や居酒屋などが立ち並ぶ。
    文化横丁と書かれたネオンサインが目印
  • spot 15
    餃子元祖 八仙
    小ぶりな餃子が名物! 仙台市民に愛される町中華
    1953年(昭和28)創業の餃子元祖 八仙は、文化横丁の顔ともいえる老舗で、名物は焼き餃子。宮城県産豚肉、白菜、玉ねぎ、ニラを特注の皮で包み焼いた餃子は、一口味わうとジュワリと肉汁があふれ出る。サイズが小ぶりなので、2人前でもペロリとたいらげてしまう人が多い。下味をしっかりと付けているので、まずはタレを付けずに食べるのがおすすめだ。もっちり、ツルツルの皮の食感を楽しめる水餃子もぜひ味わいたい1品。8-9時間ほどかけてじっくり煮込む自家製の出汁に、塩で味付けしたシンプルな風味のスープがたまらない。ほかにも酢豚や麻婆豆腐、ラーメン、あんかけヤキソバなどの中華店の定番メニューをラインナップ。店内は、1階にカウンター席、2階に座敷席がある。
    定番の焼餃子(1人前8個)580円
  • spot 16
    壱弐参横丁
    多彩な店が並ぶ昭和レトロな仙台最大の横丁
    仙台のショッピングエリアとして賑わう一番町の一角にある「壱弐参横丁」は、仙台最大の名物横丁。昭和レトロな風情が漂う通りには、赤ちょうちんが灯る居酒屋やおしゃれなカフェのほかに雑貨店やアパレルショップなど、店主の個性が光る店が軒を連ねている。
    横丁の入り口は2つある。カラフルな外壁が目印
  • spot 17
    牡蠣小屋ろっこ
    フレッシュな生牡蠣を一年中楽しめる産地ならではの店
    「牡蠣小屋ろっこ」は新鮮な生牡蠣を通年味わえる立ち飲み居酒屋。気軽に立ち寄れるアットホームな雰囲気があり、平日休日を問わず賑わっている。牡蠣は食べられる時期が限られていると思われているが、産地により旬が大きく異なるため通年楽しむことができるのだ。「牡蠣小屋ろっこ」でも、さまざまな浜から毎日新鮮な牡蠣が届く。特筆すべきはその値段だ。殻付きの生牡蠣と蒸し牡蠣をなんと1個110円から味わえる。牡蠣特有のうまみたっぷりなジューシーさを楽しみたいなら生で、身がふっくらとしプリッとした食感が好みなら蒸しがおすすめ。東北の酒蔵を中心に10種類以上そろう日本酒と味わえば、最高のマリアージュを楽しめる。時期によっては、通常の牡蠣の2.5倍の大きさの「雄勝産特大牡蠣」(550円)が入荷することもある。
    「生牡蠣」(1個110円)
  • spot 18
    すけぞう
    東北の地酒と親方自慢の創作料理を味わう
    昭和レトロな壱弍参横丁の雰囲気にぴったりな店が1988年(昭和63)創業の居酒屋「すけぞう」だ。親方の粟野助蔵(あわのすけぞう)さんは、旬の食材を軸に自由な発想で和洋問わない絶品レシピを生み出し、客に供する。メインの食材になる野菜は、自家栽培で収穫したものを使うことも多い。創業時から続く「紫キャベツの酢漬け」は、隠れた人気メニュー。「メニュー名だけ見ると、ひかれない人が多いんだけど、1度食べたらみんなその味に驚くんですよ」と粟野さん。醤油ベースの特性ダレに生の紫キャベツを漬け込み、ピリッとコショウを効かせたビールによく合う一品。日本酒とともに味わうなら「穴子 醤油焼き」を。太い上質な穴子を醤油で洗い、特有の匂いを和らげて焼く。表面のカリッとした食感と中のふんわりとした食感が対照的で、醤油の香ばしさもたまらない。日本酒の品ぞろえにも定評があり、希少な銘柄に出合えることも多く、常連客には日本酒マニアも多い。
    手前 お通し 700円、左奥 穴子 醤油焼 1650円、右奥 紫キャベツの酢漬け 550円
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旅のヒント

  1. その1

    仙台駅は各JR線や地下鉄、バスとすべて集まっていて、本数も多い。宿を仙台駅周辺にしておくと、どこを巡るのにも便利。

  2. その2

    市内観光循環バス「るーぷる仙台」を利用すれば、大崎八幡宮、宮城県美術館、仙台城跡、瑞鳳殿にバスが停車する。一日乗り放題で、チケットを購入すると瑞鳳殿の観覧料やルート沿いのレストランなどでの割引もある。

  3. その3

    仙台タウンは平地が多い。いくつかスポットを巡るならレンタサイクル「DATE BIKE」での移動が便利。電動アシスト付きのコミュニティサイクルで市内に100以上のポートがある。初回のみクレジットカードの利用登録が必要。

  4. その4

    仙台朝市は店舗により営業時間が異なる。品揃えのが良いのはやはり朝なので午前中に訪れるのがおすすめ。

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