逗子海岸
キャッチフレーズは「太陽が生まれたハーフマイルビーチ」
閑静な住宅街を抜けた先に広がるビーチ
JR横須賀線の逗子駅から、歴史を感じさせる商店街を抜け、住宅街を進んだ正面に現れる海岸。京浜急行電鉄逗子線の逗子・葉山駅からは、住宅街を通って10分ほどの距離だ。1889年(明治22)の横須賀線逗子駅開業にともない海岸周辺に別荘が建ち、1910年(明治43)頃から海水浴客で賑わうようになった。1926年(大正15)には、逗子海岸の目の前に、のちに「なぎさホテル」と改名した「逗子ホテル」も建てられた。大正天皇が葉山御用邸で療養していた時期は、皇族がこのホテルで執務したという。作家の伊集院静は7年間余り逗留し、執筆活動した。ホテルは1988年(昭和63)に閉館し、現在はファミリーレストランやマンションが並ぶ。
マリンスポーツのメッカ
1950年(昭和25)、逗子海岸では日米対抗の「逗子モーターボートレース」が開催された。レースをきっかけに、モーターボート競走法が誕生し、現在の競艇が構築されたといわれる。1974年(昭和49)頃には、ウインドサーフィンも行われるようになった。相模湾に面した海岸は、三方を陸に囲まれた狭い湾状になっている。波は穏やかだが強い横風が吹くので、ウインドサーフィンに適しているそう。ゴールデンウィークには、国内外の優れた映画を海岸で上映する「逗子海岸映画祭」が実施され、1万5000もの人が来場する。初夏には「逗子海岸花火大会」が行われ、続いて海水浴場もオープン。11月中旬には、流鏑馬も奉納される。
小説の舞台になった街ならではの記念碑も
青春時代、逗子の海でヨットを楽しんだ石原慎太郎が、若者風俗を描いた短編小説『太陽の季節』。逗子を舞台にした作品は、1956年(昭和31)に芥川賞を受賞する。芥川賞受賞50周年を記念して、2005年(平成17)に、太陽の季節記念碑が逗子海岸に建てられた。「太陽の季節 ここに始まる 石原慎太郎」と刻まれた碑には、岡本太郎制作の「若い太陽」のオブジェも飾られている。「太陽が生まれたハーフマイルビーチ」の名は、1998年(平成10)放送のTV番組『出没!アド街ック天国』で、石原良純が提案した「ハーフマイルビーチ」と峰竜太が提案した「太陽の生まれた街」を合わせてできたものだ。なお、周辺の駐車場は数が限られているので早めに到着したい。
スポット詳細
- 住所
-
神奈川県逗子市新宿1-2210-6他
地図
- エリア
- 三浦半島エリア
- 時間
- [海水浴場開設期間中の遊泳時間帯]9:00-17:00
- 駐車場
-
あり
※逗子海岸付近の民間駐車場約150台(料金は各駐車場により異なる) - 電子マネー/スマートフォン決済
-
可(PayPay、逗子市ふるさと納税電子感謝券)
※海水浴場開設期間中の海の家 - 喫煙
- 不可(ただし、海水浴場開設期間中のみ加熱式タバコは別途ブースあり)
- 車椅子での入店
- 可(海水浴場開設期間中のみバリアフリーマットあり。対応可能海の家2軒。)
- ペットの入店
- 可(海水浴場開設期間中のみ9:00-17:00以外。ただし、ケージに入る場合は終日可能。)
情報提供: ナビタイムジャパン
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アクセス
最寄り

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371m
