岐阜県「郡上八幡」で 名水と郡上おどり・サンプル作り体験


2018.01.24

トラベルjp 旅行ガイド

岐阜県郡上八幡は、長良川の上流に位置し、町の中心を流れる吉田川や、日本名水百選に選ばれた宗祇水など、清らかな水に恵まれた土地です。また夏の風物詩、郡上おどりは全国的に有名です。さらに、レストランのショーケースでおなじみの食品サンプルの大半が、郡上八幡で作られています。美しい清流に寄り添う暮らしと文化を感じながら、心なごむ町並みの散策を楽しんでみませんか?
最初に「郡上八幡旧庁舎記念館」に立ち寄ってみよう
郡上八幡を訪れたなら、まず最初に「郡上八幡旧庁舎記念館」に立ち寄ってみましょう。1936年(昭和11年)に建てられた洋風建築で、1994年(平成6年)まで、旧八幡町役場として使用されていたレトロな建物です。現在は観光案内所や売店、食堂などになっています。
郡上八幡旧庁舎記念館の食堂では、郷土料理が味わえます。おすすめは写真の「郡上ハムステーキ定食」。郡上八幡を代表する明方(みょうがた)ハムを贅沢な厚切りにしたもので、ジューシーな味わいは食べ応えがあります。
<郡上八幡旧庁舎記念館の基本情報>
住所:郡上市八幡町島谷520-1
営業時間:8:30~17:00(郡上おどり期間中は変更あり)
休館日:年末年始のみ(12/29~1/3)
電話番号:0575-67-1819
アクセス:鉄道利用の場合は、長良川鉄道 郡上八幡駅より徒歩20分 または「まめバス」で約10分 車利用の場合は、東海北陸自動車道 郡上八幡インターから約7分
郡上八幡では、夏になると地元の子供たちによる、長良川の支流、吉田川へのジャンプが行われます。場所は、郡上八幡旧庁舎記念館の前にある「新橋」。水面までの高さは、約12メートルもあり、4階建てのビルの高さに相当します。橋の欄干から度胸だめしにジャンプする姿は圧巻。今では、郡上おどりと並んで、夏の風物詩になっています。なお、観光客の飛び込みは危険なので、禁止されています。
ぜひ歩いてみたい「いがわ小径」
「いがわ小径(こみち)」は、民家に囲まれた吉田川を水源とする島谷用水に続く、長さ119メートル、幅1メートルの小さな生活道路です。「いがわ」とは、生活に利用する小河川、用水路などのことです。またこの用水路は、地域の防火用水としても重要なものです。
ここで地元の人たちは「洗い場組合」を作って、今でも洗濯物の濯ぎなど、生活の一部としてこの水路を利用しています。いがわ小径は、郡上八幡旧庁舎記念館のすぐ隣にあるので、ぜひ歩いて、どことなく懐かしい風情を感じてみて下さい。
水路には、周辺の有志の人たちによって、自主的に管理されている鯉や、岩魚、鮎などが泳いでいて、目を楽しませてくれます。えさも売られているので、与えてみるのもいいでしょう。
さらに郡上八幡の市街地では、至る所に、水をテーマとしたポケットパークがあります。水舟があるところでは、誰でも自由に、水を賞味してみることができます。
日本名水百選の第一号「宗祇水」と山内一豊の妻「千代」
市内にある「宗祇水」は、環境省選定の「名水百選」の第一号です。ここは室町時代の連歌師、飯尾宗祇が、和歌の技法を学ぶため、郡上八幡を訪れた際に愛飲したと伝わる由緒ある水です。今も全国から、名水を求めて訪れる人が絶えません。
郡上八幡は、室町時代の1559年、遠藤盛数が市街を見下ろす八幡山に、郡上八幡城を築城したことによって誕生した城下町です。現在の町の原型を作り上げたのは、6代目城主の遠藤常友で、1652年の大火で焼失した町並みに、防火のための水路を巡らせて整備を行ったものです。現在の天守閣は、1933年(昭和8年)に再建されたもので、木造の再建城の中では日本最古。
なお、戦国武将で、信長・秀吉・家康に仕え、のちに土佐藩20万石の大名に累進出世した山内一豊(やまのうちかずとよ)の妻、千代(ちよ)は、内助の功で誉れ高い女性です。一説によると千代は、初代郡上八幡城主、遠藤盛数の娘と云われています。八幡山の山麓には、山内一豊と千代の像が建っています。
郡上おどりの実演が楽しめる「郡上八幡博覧館」
宗祇水の近くにある「郡上八幡博覧館」は、大正時代の旧税務署を活用し、郡上八幡の歴史などを紹介した展示館です。とくに、江戸時代の宝暦年間(1751~1764)に起きた「郡上一揆」の資料は必見です。
郡上一揆は、財政難に苦しむ郡上藩が、財政改革の一端として、年貢の徴収を検見取(毎年の出来高により税収率を変えること)に改めたことにより、勃発した一揆です。一揆の過程は、煩雑すぎるので省略しますが、最終的に、当時の郡上藩主だった金森氏の改易、一揆首謀者の処刑、幕府中枢部の老中、若年寄の失脚など異例の事態を招いて、終結しました。
郡上八幡博覧館では、日本三大民謡のひとつ「郡上おどり」の実演を見ることができます。実演は、1日5回あって、浴衣姿のスタッフらが楽しくわかりやすく紹介してくれます。2018年、郡上おどりの日程につきましては、関連MEMOをご覧下さい。
〈郡上八幡博覧館の基本情報〉
住所:郡上市八幡町殿町50番地
電話番号:0575-65-3215
開館時間:9:00~17:00(郡上おどり開催日は18:00まで開館)
入館料:博覧館のみ 大人520円 小人310円 郡上八幡城との共通券 大人650円 小人350円
休館日:12/24~1/2
アクセス:車利用の場合は、東海北陸自動車道 郡上八幡インターチェンジから約10分 鉄道利用の場合は、長良川鉄道 郡上八幡駅から徒歩約25分 または「まめバス」で約20分
ほかのイベント情報としては、郡上八幡 城下町一帯で、2018年2月3日(土)~4月3日(火)まで開催される「城下町のおひなまつりと福よせ雛」が。郡上八幡では、ひと月遅く旧暦で、お雛まつりを行います。「お雛さまが暮らす町」をコンセプトに、博覧館を始めとする城下町の各所で、生き生きとした日常生活を送っている福よせ雛などを見ることができます。
サンプルビレツジ・いわさきで「食品サンプル作り体験」をしよう
さらに郡上八幡で、ユニーク体験として人気があるのが、「食品サンプル作り体験」です。郡上八幡は、元祖食品サンプルの故郷として知られ、食品サンプルの産みの親であり、事業化に成功したのが地元出身の「岩崎瀧三」氏。その岩崎氏が設立した、いわさきグループのサンプルビレッジ・いわさきでは、食品サンプル作り体験が楽しめます(要予約)。
サンプル作り体験で、いちばんのおすすめは「レタス作り体験」。作り方は、まず、液状のロウをお湯の中に入れ、薄く伸ばし、それに沿うように緑色の液状のロウを流し込みます。そしてお湯の中に引き込んでゆくと、レタスの葉が出来るので、左右に転がすように丸めていきます。
最後に、出来上がったレタスを、包丁で二つに切ると完成です。レタス作りは、お好きな天ぷらとのセット料金になっているので、関連MEMOの中からお選び下さい。所要時間は、大体30分から60分くらいを目安にして下さい。
このように郡上八幡は、名水と踊りと食品サンプル作り体験が、同時に楽しめる観光地です。奥美濃の城下町、郡上八幡でお目当てのスポットを求めて、街歩きを楽しんでみてはいかがでしょうか。
〈サンプルビレツジ・いわさきの基本情報〉
住所:郡上市八幡町城南町250
電話番号:0575-65-3378
定休日:火曜日
体験コーナー:ひとり800円より(要予約)
アクセス:車利用の場合 郡上八幡インターチェンジより約3分 鉄道利用の場合 長良川鉄道 郡上八幡駅より徒歩約3分 

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郡上八幡城
place
岐阜県郡上市八幡町柳町一の平659
phone
0575671819
opening-hour
9:00-17:00(最終入城16:45)[夏…
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サンプルビレッジいわさき
place
岐阜県郡上市八幡町城南町250
phone
0575653378
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郡上八幡
place
岐阜県郡上市八幡町稲成
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郡上八幡旧庁舎記念館
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岐阜県郡上市八幡町島谷520-1
phone
0575671819
opening-hour
8:30-17:00(郡上おどり開催日…
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郡上八幡博覧館
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4.0

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岐阜県郡上市八幡町殿町50
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0575653215
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9:30-17:00
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