那覇市第一牧志公設市場

市場

珍しい食材が集まる「沖縄の台所」で食文化を体感

「沖縄の台所」「那覇の胃袋」と呼ばれる、沖縄県の食材が一堂に集まる歴史ある市場。鮮魚や精肉店、食堂もそろい、沖縄の「食」を五感で体感できる。2023年(令和5)3月頃に仮設市場での営業は終了し、元の場所でオープン予定。

魚のなかでも目立つ青い魚はイラブチャー(青ブダイ)} 魚のなかでも目立つ青い魚はイラブチャー(青ブダイ)

1950年(昭和25)から始まった歴史ある市場

国際通りから市場本通りに入ると、土産物屋や衣料品店などがずらりと並ぶ商店街が、市場本通りの名前の由来となった牧志公設市場へと続いている。牧志公設市場は、戦後間もない頃にできた闇市をもとに1950年(昭和25)に開設され、那覇の大市場(ウフマチ)として沖縄の食卓を支えてきた。老朽化による建て替えにともない、2019年(令和元年)に仮設市場へ移転。80以上の店があり、1階は鮮魚や精肉などの小売店、2階はおもに食堂になっている。国際通りと一緒に訪れておきたいスポットだ。

市場本通りを抜けると見えてくる。牧志駅からは徒歩約10分} 市場本通りを抜けると見えてくる。牧志駅からは徒歩約10分

沖縄の食を五感で体感できる

市場内に入ると、美しいコントラストをなす色鮮やかな魚が目につく。グルクン(タカサゴ)やイラブチャー(アオブダイ)などの沖縄料理では定番の魚をはじめ、貝類やエビなどもそろう。精肉コーナーはほとんどを豚肉が占めており、ミミガー(豚の耳の皮)やチラガー(豚の顔の皮)などが本土の人には珍しいだろう。「豚は、鳴き声以外食べる」といわれている沖縄の食文化を表している。ほかにも、マンゴーやパイナップルなどの南国フルーツ、ゴーヤーや島らっきょうなどの島野菜も販売されている。市場特有の匂いも含めて、五感で沖縄の食を感じてみよう。

店の人とのコミュニケーションも市場訪問の醍醐味} 店の人とのコミュニケーションも市場訪問の醍醐味

超新鮮! 牧志公設市場名物の「持ち上げ」

1階を見て回ったら、階段を上がって2階で腹ごしらえをしよう。沖縄そば、タコライスなどの定番の沖縄料理をはじめ、中味汁(なかみじる)やラフテーなどの豚肉を使用した伝統的な料理、サーターアンダギーや沖縄県産フルーツを使ったジュースなども楽しめる。1階に市場がある牧志公設市場ならではの「持ち上げ」というサービスもあり、購入した精肉や鮮魚を2階で調理してもらうことができる。予算を決めて店の方に伝えると、その金額でベストな食材の組み合わせと料理をおすすめしてくれるので、気軽に相談してみよう。

定番の沖縄そばのほか、海鮮物やチャンプルーなど沖縄郷土料理の店がそろう} 定番の沖縄そばのほか、海鮮物やチャンプルーなど沖縄郷土料理の店がそろう

旧にぎわい広場での営業は2023年(令和5)3月までの予定} 旧にぎわい広場での営業は2023年(令和5)3月までの予定

スポット詳細

住所
沖縄県那覇市松尾2-10-1 map map 地図
電話番号
0988676560
時間
8:00-22:00(食堂L.O.20:00)
※一部上記と営業時間の異なる店舗・施設がございます。
休業日
第4日、正月、旧正月、旧盆
※一部上記と営業時間の異なる店舗・施設がございます。

情報提供: ナビタイムジャパン

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