明壽庵

パン

下町の人の絆がはぐくんだ新しいのに懐かしい味わいの「あん食パン」

あんこを巻き込んだ「あん食パン」(1本1300円。ハーフ700円)。写真は1本} あんこを巻き込んだ「あん食パン」(1本1300円。ハーフ700円)。写真は1本

JR東十条駅東口から商店街を10分ほど歩くと、ガラス張りの明るい建物が現れる。店名の明壽庵は明治、大正から続く地元の老舗に由来している。「明」は1889年(明治22)創業の明治堂から。明壽庵は明治堂の支店で、明壽庵代表の中山さんは明治堂の5代目。「壽」は久壽餅で有名な1887年(明治20)創業の石鍋商店から、久壽餅の「壽」をいただいた。「庵」はあんこ製造ひと筋の王子製餡所の「餡」に由来。王子製餡所は1925年(大正14)の創業だ。この3社は代々つきあいがあり、明壽庵はそのなかから誕生したといえる。中山さんが明壽庵を立ち上げるにあたって考案したのが、食パンの中にあんこを入れた「あん食パン」。明壽庵を代表する商品であり、明治堂にもないオリジナル商品だ。「あん食パン」のあんこは王子製餡所が独自に開発し、季節や天候にあわせて毎日炊き上げている。食パンには、石鍋商店が久壽餅の原料としている小麦でんぷんを発酵種として使用。久壽餅特有の甘い香りともちもちとした食感が生かされている。実際に「あん食パン」を食べると、弾力のある生地とふくよかな甘みのあんこのバランスが絶妙。その奥深い味わいには目を見張るに違いない。

商店街のいちばん端に店は位置している} 商店街のいちばん端に店は位置している

店内は木造りのカウンターが中央にあり、周りの壁は白を基調としていてシンプルで落ち着いている} 店内は木造りのカウンターが中央にあり、周りの壁は白を基調としていてシンプルで落ち着いている

かわいらしい食パンのミニバージョンもそろっている} かわいらしい食パンのミニバージョンもそろっている

スポット詳細

住所
東京都北区神谷1-25-6 map map 地図
電話番号
0369084501
時間
10:00-19:00(完売次第閉店)
休業日
水、木

情報提供: ナビタイムジャパン

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