大珍楼

中華料理/飲茶

横浜中華街・バイキングの老舗で至福の食べ放題

横浜中華街の数ある飲茶のなかでも長い歴史のある本格オーダー式バイキングの老舗「大珍樓」。焼き物や点心、豊富な海鮮料理からふかひれ入りスープや北京ダックなどの人気料理まで130種類以上を楽しめる。

左上から時計回りに「ニラ蒸し餃子」「エビ入り蒸しクレープ」「スペアリブの黒豆ソース」「エビ揚げ餃子サラダ添え」「鶏足の黒豆ソース」} 左上から時計回りに「ニラ蒸し餃子」「エビ入り蒸しクレープ」「スペアリブの黒豆ソース」「エビ揚げ餃子サラダ添え」「鶏足の黒豆ソース」

横浜中華街で人気のバイキングの元祖

「大珍樓」は1947年(昭和22)、横浜の中華街で陸 蘇珍が始めた店。店名は創業者の名からひと文字取って名付けられた。「春巻き」「焼売」「炒飯」「酢豚」「八宝菜」など、広く日本で親しまれている中華の多くは広東料理なのだが、本場の広東郷土料理を出す店として大珍樓は始まった。その後、この自慢料理をお腹いっぱい食べてもらおうとバイキング形式で提供。今では中華街でバイキングの看板を見ない通りはないくらいだが、元祖は「大珍樓」だ。以前はワゴン式もあり、ワゴンに積み重ねられたセイロを取っていくというスタイルも楽しめた。セイロから湯気が立ち、運ばれてくるワゴンを止めてセイロを取るのは本場の香港にいるような雰囲気を味わえたものだが、コロナ禍以前からも、ゆっくりいただけるようにオーダー式バイキングが主流になった。昨今人気の横浜中華街のバイキングは中央にビュッフェ台が並び、そこに取りに行く、という店も多いなか、大珍樓は好きなものを好きなだけ、オーダー形式でゆっくり席に着いたまま堪能することができる。

故宮をイメージした店舗の入り口ではパンダ人形がお出迎え。以前、新館だったここが今は本館} 故宮をイメージした店舗の入り口ではパンダ人形がお出迎え。以前、新館だったここが今は本館

1階フロント脇にあるフォトスポット。中国の宮廷に迷い込んだような写真を撮れる} 1階フロント脇にあるフォトスポット。中国の宮廷に迷い込んだような写真を撮れる

カジュアルかつゆったり楽しめるオーダー式バイキング

オーダー式食べ放題は3時間制(土・日曜、祝日やGWなど特別期間中は2時間)で、大人1人3450円。一瞬、少し値段が高いのでは?と思うかもしれないが、メニューを見れば、これはお得!と180度気持ちは変わるだろう。全部で130種類以上もあり、飲茶点心から始まって、前菜、海鮮、肉料理、スープ類、ご飯もの、麺、デザートと、好きな料理を好きなだけ、なんでも頼むことができる。メニューを見てみると、「カニ卵入りフカヒレスープ」「北京ダック」「カニ爪揚げ」など高級メニューが当たり前のように並んでいる。頼んでみるとなかなかのボリュームで、ひと皿が普通の一人前といってもおかしくないくらい気前がいい。また、鶏足や豚足などなかなかお目にかかれない中華街ならではのメニューや、広東の郷土料理をアレンジした「脱皮エビの漁師風」や「エビチリおこげ」など魅力的なメニューもそろう。自分でコース料理を組み立てることができるのはもちろん、メインだけ、好きな食材だけ、と自分流にアレンジすることも可能な夢のようなバイキングだ。

上から時計回りに「黒酢豚」「イカと野菜炒め」おすすめの「脱皮エビの漁師風」} 上から時計回りに「黒酢豚」「イカと野菜炒め」おすすめの「脱皮エビの漁師風」

人気の「北京ダック」は何度でもオーダーできる} 人気の「北京ダック」は何度でもオーダーできる

最後のデザートまで大満足

バイキングで気をつけたいのは頼む量。メニュー表すべてを食べてみたくなるものだが、オーダー式でも大珍樓では比較的すぐに熱々を提供してもらえるので、自分が食べられる量を見極めてオーダーしたい。聞くと、だいたい1人7皿くらいが平均とのこと。1人で12皿食べ切ったつわものもいるらしいが、2人で行けば、平均でも14種類の料理を食べることができる計算だ。デザートは小ぶりで杏仁豆腐やゴマ団子などの定番から、キンモクセイゼリーや愛玉ゼリーなど食べきりサイズで試すことができるので、最後にデザートをいただくスペースもお腹の隅に空けておきたい。

〆にさっぱりいただける「香港風焼きそば」} 〆にさっぱりいただける「香港風焼きそば」

デザートも種類豊富。「マンゴープリン」と「桃まんじゅう」} デザートも種類豊富。「マンゴープリン」と「桃まんじゅう」

コース料理も充実

大珍樓は老舗バイキングとして有名だが、広東郷土料理を中心とした2時間制のコース料理も数種用意されている。お得感満載の飲み放題つきもあり、バイキングでは指定できない個室の予約も可能。そのほか、大珍樓では中国宮廷料理の極み「満漢全席(珍奇なものなど、高級材料を使った贅を尽くしたコース料理)」を現代風にした「新満漢全席」の予約も受け付けているという。2か月以上前の予約でひとり5万円以上というが、どんな料理を楽しめるのか、興味深い。

どの席もゆったり座れるが、そのほかに半個室の用意もある} どの席もゆったり座れるが、そのほかに半個室の用意もある

スポット詳細

住所
神奈川県横浜市中区山下町143 map map 地図
電話番号
0456635477
時間
11:00-21:00(L.O.20:30)
休業日
無休

情報提供: ナビタイムジャパン

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最寄り

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