スヌーピーミュージアム

キャラクターショップ/アイドルショップ

世界的に有名なスヌーピーと仲間たちを紹介するミュージアム

2019年(令和元)にリニューアルオープンした「スヌーピーミュージアム」。アメリカのシュルツ美術館の世界で唯一の分館として、コミック『ピーナッツ』の仲間たちを紹介する常設展示や企画展など、多彩なコンテンツを楽しめる。

3階建てのミュージアムの正面壁面にはスヌーピーと「M」のロゴ、横壁面にはその時どきでキャラクターが描かれている} 3階建てのミュージアムの正面壁面にはスヌーピーと「M」のロゴ、横壁面にはその時どきでキャラクターが描かれている

日本で唯一のスヌーピーたちのミュージアム

東急電鉄田園都市線南町田グランベリーパーク駅改札を出てすぐ、「南町田グランベリーパーク」のセントラルコートから映画館などが入っているビルを抜けた先に、白亜の殿堂が見えてくる。その壁には、スヌーピーと「ミュージアム」を意味するMのロゴマークが看板代わりに! もともとスヌーピーミュージアムは、2016年(平成28)、六本木にオープン。2年半の期間限定営業だったため、2018年(平成30)には閉館したが、その間130万を超える入場者を迎えたことから、2019年(令和元)12月、南町田グランベリーパークの開業時に移転し2倍の広さになって新装オープンした。隣には「PEANUTS Cafe」も隣設。このスヌーピーミュージアムは、アメリカ・カリフォルニア州サンタ・ローザにある「チャールズ・M・シュルツ美術館」の世界で唯一の公式サテライト(分館)として、同館所蔵の原作コミック『ピーナッツ』の原画を展示。登場人物たちを縦横に紹介する常設展示、半年の会期で展覧する企画展など、まさにピーナッツの殿堂だ。

スヌーピーミュージアム本館の横に建つのが、「PEANUTS Cafe」。完全に別棟なので、ここだけ立ち寄ることも可能} スヌーピーミュージアム本館の横に建つのが、「PEANUTS Cafe」。完全に別棟なので、ここだけ立ち寄ることも可能

見学はアニメに歓迎されるシアタールームから

ミュージアムに入ると、まず3階へ上がる。そこは「オープニング・シアター」で、ピーナッツのキャラクターたちがオリジナルアニメーションによって順番に、そして最後には全員集合してゲストを歓迎してくれる。たった3分のアニメなのに、その先、何が見られるのか、もうわくわくしてくる。奥へ進むと「チャールズ・シュルツ・ギャラリー」へ。原作者のシュルツ氏の生い立ちや人生から、ピーナッツの物語との関わり、そして制作の動画まで、氏のあれこれを知ることで、キャラクターたちをより親密に感じることができる仕掛けになっている。展示にはスヌーピーのモデルといわれている、シュルツ氏の愛犬の写真も。貴重な原画を見るとわかるが、初期のスヌーピーやチャーリー・ブラウンなどの人物は、現在のものとは画の造作や雰囲気が違う。素朴だが、その分、力強い印象があり、現在の洗練された作風までの道のりを想像するのもおもしろい。

上映時間は3分と短いから、1回目はじっくり見て、2回目は写真を撮るなど2回見がおすすめ} 上映時間は3分と短いから、1回目はじっくり見て、2回目は写真を撮るなど2回見がおすすめ

チャールズ・シュルツ・ギャラリーでは、シュルツ氏が作画をするシーンの動画も展示(手前の台)。ささっと描く様子が印象的} チャールズ・シュルツ・ギャラリーでは、シュルツ氏が作画をするシーンの動画も展示(手前の台)。ささっと描く様子が印象的

キャラクターたちを詳細に紹介する常設展

続いて、3階の「ピーナッツ・ギャング・ギャラリー」は、コミック『ピーナッツ』に登場する全仲間=ギャングが、それぞれのキャラクターを象徴するような内容の複製原画やコピーされた新聞掲載のマンガなどで紹介されている常設展会場だ。定番エピソードやトリビアに加えてヴィンテージグッズなどのコレクションも展示され、各仲間たちを迫真のままに展開。なかにはこんな子いたっけ?といった登場人物の紹介コーナーにも、ぜひ注目してほしい。『ピーナッツ』の各エピソードの多くは英語とその訳文で紹介されているので、英語に興味のある人にはいい勉強になるはず。町田市の小学5年生が英語の授業で訪れることもあるそうだ。もともと『ピーナッツ』のセリフは、たまに哲学的なニュアンスの込められているものもあるが、英文はシンプルでわかりやすい。翻訳を担当した詩人・谷川俊太郎氏の巧みでウィットに富んだ名訳文も鑑賞を。

チャーリー・ブラウンはスヌーピーとともに、コミックの主人公的存在。キャラクターをよく表しているコミックをそのまま展示} チャーリー・ブラウンはスヌーピーとともに、コミックの主人公的存在。キャラクターをよく表しているコミックをそのまま展示

企画展も、ショッピングも楽しんで

2階に下りると、真っ白い広い部屋「スヌーピー・ルーム」へ。なんと、そこには何体もの巨大なスヌーピーが鎮座。特に中央には、全長約8mのお昼寝スヌーピーが。ほかにもユニークなポーズで勢ぞろいしているので、好きなスヌーピーとの絶好の撮影スポットだ。そして、次の部屋は企画展会場。1つのテーマにフォーカスして展開する企画展は、会期が半年と長めなので、何回も訪れてもいいし、見逃す心配も少ない。詳細はウェブサイトで。最後に、1階のミュージアムショップ「ブラウンズストア」へ。数種類のスヌーピーのぬいぐるみをはじめ、文具、雑貨、食品、限定販売のトートバッグなど、世界でここにしかないオリジナルグッズがずらりと並んでいて、目移りすること必至。見学の感動のままに、思い出になる品々をショッピングして帰りたい。さらに、見学を終えたら、隣のカフェでランチやスイーツタイムをエンジョイすると、今日の見学はコンプリート!

「スヌーピー・ルーム」では、中央のいちばん大きいスヌーピーをバックにした記念撮影サービスあり(有料)} 「スヌーピー・ルーム」では、中央のいちばん大きいスヌーピーをバックにした記念撮影サービスあり(有料)

「ブラウンズストア」に並ぶグッズのほとんどがオリジナルデザイン。人気が高いのはスヌーピーのもふもふぬいぐるみ} 「ブラウンズストア」に並ぶグッズのほとんどがオリジナルデザイン。人気が高いのはスヌーピーのもふもふぬいぐるみ

明るいアメリカのダイナー風のカフェ。店内のスヌーピーたちを眺めながらランチやスイーツを味わえば、気分は『ピーナッツ』} 明るいアメリカのダイナー風のカフェ。店内のスヌーピーたちを眺めながらランチやスイーツを味わえば、気分は『ピーナッツ』

© Peanuts Worldwide LLC

スポット詳細

住所
東京都町田市鶴間3-1-4 map map 地図
電話番号
0428122723
時間
10:00-18:00(最終入場17:30)
※入場は10:00から30分刻みの予約時間制
休業日
1/1、その他不定休
料金
【前売り券】
[一般・大学生]1,800円
[中・高校生]800円
[4歳-小学生]400円

【当日券】
[一般・大学生]2,000円
[中・高校生]1,000円
[4歳-小学生]600円

※前売り券、当日券ともに日時指定券
※当日券は館内の滞留人数に余裕がある場合のみ、ミュージアムの窓口で販売
駐車場
専用駐車場なし(南町田グランベリーパーク内の駐車場を利用/駐車場サービスは対象外)
クレジットカード
eプラスにて、前売り券オンライン決済
電子マネー/スマートフォン決済
QRコード(スマートフォン画面)
Wi-Fi
あり
喫煙
不可
滞在目安時間
約60-90分
車椅子での入店
乳幼児の入店
雨の日でも楽しめる
はい

情報提供: ナビタイムジャパン

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最寄り

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