打当温泉マタギの湯
マタギの文化を知り、ジビエ料理を味わえる秘境の温泉宿
秘境の温泉に癒やされる
国道105号にある「道の駅あに」を目安に県道308号を進むと、山々に囲まれた秘境の宿・打当温泉マタギの湯にたどり着く。秋田内陸線を利用すると、阿仁マタギ駅から宿の送迎があり便利。日帰り入浴も可能で地元の人からも愛される温泉宿。辺りには山と田畑が広がり、鳥のさえずりや虫の声が響くのどかな景色が広がっている。館内の食堂では貴重な熊肉を使った料理やウサギ鍋など、「深山料理」と呼ばれるマタギたちの猟師飯を気軽に味わえるグルメスポットとしても人気だ。
マタギの歴史や精神文化に触れる
始まりは平安時代ともいわれるマタギは、日本の山岳地帯で活動していた。特に秋田県の阿仁地域はマタギの集落が多いことで有名だ。マタギの湯に併設される「マタギ資料館」では、明治、大正、昭和の時代に活躍したマタギの道具や資料が展示されている。常に危険と隣り合わせの大自然のなかで狩りを行うため、女性を連れて行ってはいけないこと、山に入る前には山の神様に祈りを捧げることなど、独自の規律があったという。稲わらで編んだ手製の装着具や狩りの道具が使われ、動物の毛皮を防寒着にしたりと、昔の人々の工夫を凝らした道具もまた興味深い。
マタギのご馳走に舌鼓。マタギ体験も
宿では旬の山菜やきのこなどの山の恵みを使った深山料理や、田舎のご馳走くま鍋やうさぎ鍋が堪能できる。また、マタギに興味のある人は、今も現役で活動するマタギの話を聞いたり、マタギと一緒に野山を歩くことのできるマタギ学校に参加が可能だ(要予約)。春夏秋は近隣の滝を歩き、冬はかんじきを履いて雪の里山を散策するなどは、マタギと一緒だからこそできる貴重な体験だ。
森吉山トレッキングの拠点
マタギの湯から車で5分程行くと、ツキノワグマやヒグマを観察できる「くまくま園」があり小さな子グマとの触れ合いや、エサやり体験もできる。また「日本の滝100選」にも選ばれた「安の滝」のある中ノ又渓谷入り口へは車で約20分と、トレッキングの拠点としても便利だ。秋田内陸線に乗って鷹巣方面へ行くと大館能代空港があり、角館方面へ行くと東北新幹線に乗車できるので、飛行機と新幹線のどちらを利用しても乗り継ぎはスムーズに行える。
スポット詳細
更新日:2024.04.27
- 住所
- 秋田県北秋田市阿仁打当字仙北渡道上ミ67 地図
- エリア
- 十和田八幡平・白神エリア
- 電話番号
- 0186842612
- 時間
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[チェックイン]15:00-18:00(最終)
[チェックアウト]-10:00 - 休業日
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不定休(年に数回)
※館内点検や清掃のため
情報提供: ナビタイムジャパン
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クチコミ
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- サウナと水風呂はお休み中
- くまくま園に行きたくて一泊しました。阿仁マタギ駅〜マタギの湯〜くまくま園とそれぞれの送迎をしてもらえて大変助かりました。夕食はボリュームもあり、山菜や川魚、クマ鍋とここならではの美味しさに感動しました。お風呂も広くて良かったのですが、コロナの影響でサウナと水風呂はお休み中だったのが残念
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- 温泉が塩分で身体がずっと暖かい
- 夏休みに利用マダキというだけあり館内は剥製が沢山資料館まであります。食事もうさぎ肉の鍋!うさぎ肉なんて初めて食べます。また、秋田の名物もちらほら温泉も熱くて、塩分が多いので、ずっと暖かいです。周りはクマクマ牧場や安の滝などもあり、観光もできます
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- 気に入りました
- 駅までは、連絡をしておけば、駅まで送迎してくれます。宿は、とても清潔ですし、お風呂も毎日清掃してくれてますので、とても清潔でした。食事も美味しく、たくさんお酒を飲んでしまいました。テーブルに呼び鈴があるので、給仕の人がすぐきてくれます。季節を変えて、又来たいです。
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