伊勢堂岱縄文館
縄文時代の環状列石が発見された伊勢堂岱遺跡のガイダンス施設
縄文時代や遺跡について詳しく知る
秋田県の北部、大館能代空港から車で5分ほどで到着。伊勢堂岱縄文館は展示室、ミュージアムショップ、トイレなどを備え、遺跡の保存・活用・公開の拠点として2016年(平成28)4月にオープン。展示室には伊勢堂岱遺跡や市内の縄文遺跡から出土した土偶・土器など約300点を展示し、遺跡をわかりやすく説明した映像で詳しく知ることができる。土・日曜、祝日にはボランティアによる案内があり、実際に遺跡を見ながら解説を聞くと、より理解を深められるだろう。隣接する遺跡の木道を歩いて森を抜けると、環状列石と白神山地を一望できるビュースポットがあり、縄文ロマンに思いを馳せながらのんびり歩く歴史散策にぴったりだ。
縄文時代の暮らしがわかる
伊勢堂岱遺跡は1992年(平成4)大館能代空港へのアクセス道路建設の際に発見された。縄文時代後期前葉、約4000年前の環状列石を主体とする遺跡で、特別な祈りの舞台だったと考えられている。AからDの4つのストーンサークルや配石遺構、掘立柱建物跡、土坑墓、柱穴、溝状遺構などから構成されている。遺跡へは歩いて5分ほど。広々とした高台に石が配列された不思議な光景に出合う。ここからは白神山地の山々を望め、縄文時代の人々も同じように眺めていたのだろうかと想像が広がる。ストーンサークルは石が弧を描いて並んでいる様子を間近に見ることができる。
駅に広がる田んぼアート
伊勢堂岱縄文館は、半径3km以内に大館能代空港、秋田内陸線の縄文小ヶ田駅、伊勢堂岱ICがあり、観光スポットとしてアクセスのしやすい立地。最寄りの鉄道駅・縄文小ヶ田駅からは徒歩10分ほど。駅の真向かいに広がる田んぼでは、毎年田んぼアートが行われ、初夏から初秋にかけての風物詩となって、内陸線の乗客を楽しませている。伊勢堂岱遺跡のマスコットキャラクターなど地元ゆかりの絵柄が、さまざまな色の稲で見事に描かれている。絵柄は毎年変わることでも知られていて、7-9月の見頃にはあえて車ではなく秋田内陸線に乗り、田んぼアートの鑑賞がてら遺跡散策に訪れるリピーターも多い。
スポット詳細
- 住所
- 秋田県北秋田市脇神字小ケ田中田100-1 地図
- エリア
- 十和田八幡平・白神エリア
- 電話番号
- 0186848710
- 時間
-
[伊勢堂岱遺跡]9:00-16:30
[伊勢堂岱縄文館]9:00-17:00 - 休業日
- 月(祝日の場合は翌日)、年末年始(12/29-1/3)
- 駐車場
- あり(117台、大型バス6台)
- クレジットカード
- 可(VISA、MasterCard、JCB、AMEX)
- 電子マネー/スマートフォン決済
- 可(Suica、PASMO、QUICPay、iD、nanaco、WAON、楽天Edy、PayPay)
- Wi-Fi
- あり
- コンセント口
- なし
- 喫煙
- 不可
- 英語メニュー
- あり(ガイド、パンフレット)
- 平均予算
-
【昼】1-1,000円
【夜】1-1,000円
備考: ミュージアムショップお土産代 - 滞在目安時間
- 60-120分
- 車椅子での入店
- 可
- 乳幼児の入店
- 可
情報提供: ナビタイムジャパン