愛・地球博記念公園

豊かな緑と大観覧車。愛・地球博の理念を継承する都市公園

2005年(平成17)に開催された日本国際博覧会、通称「愛・地球博」の長久手会場跡地を利用した公園。愛知県が運営する公園で敷地面積約190万平方メートルという広大さ。園内はテニスコートなどのスポーツ施設、そして愛・地球博記念館といった施設で構成されている。昨年11月には、スタジオジブリの世界観を表現した公園施設「ジブリパーク」の第1期エリア(ジブリの大倉庫、青春の丘、どんどこ森)がオープンした。

大観覧車は高さが中部地区最大規模の88m。1周約15分の空の旅を楽しめる

愛知県長久手市にある愛・地球博記念公園。周辺には「トヨタ博物館」、「IKEA長久手ストア」といった人気施設が点在している。車の場合は名古屋瀬戸道路の長久手ICから5分、電車の場合は東部丘陵線(リニモ)の愛・地球博記念公園駅すぐとアクセスは抜群。ただ、施設自体が広大なため、事前にしっかりと目的地の位置を確認してから訪れるようにしたい。なお、東部丘陵線(リニモ)利用なら愛・地球博記念公園駅か、公園西駅で下車。マイカーの場合は北1、北2、西、南の4か所にある駐車場を利用することになる(土、日、祝日は東駐車場も利用可)。愛・地球博の関連品を展示する愛・地球博記念館、大観覧車があるのは北側。展望塔、野球場やもりの学舎などがあるのは南側と覚えておきたい。

愛・地球博でレセプションホールだった建物を利用した愛・地球博記念館。海外パビリオンからの寄贈品を展示する

人気スポットの多くが北側にあり、愛・地球博記念公園駅、または北1、北2駐車場からのアクセスがおすすめだ。駅、駐車場から歩けば、まず見えてくるのが地球市民交流センター。市民交流活動の場であり、授乳室も備えている。また、すぐそばに北口案内所があるので、園内マップなどの情報の入手を忘れずに。公園北入り口から約15分歩くと到着するのが、愛・地球博記念公園のシンボルとなる大観覧車。乗車は有料だが、園内の広さをひと目で知ることができる。子ども連れファミリーなら、北入り口から大観覧車までの一帯でも充分に遊べる。すぐそばに「芝生広場」、夏は子どもたちの賑やかな声が響く「こどものひろば～水のエリア～」と見どころがいっぱい。小さな子どもを連れて広い園内を歩き回る必要がない構成になっている。

愛知県児童総合センターは子ども、そして大人が遊べる全天候型のスポット

園内では愛・地球博を振り返ることができる愛・地球博記念館のほか、市民交流の拠点である地球市民交流センター、池や遊歩道といった自然が残され、多様な利用者ニーズに応えている。そしてアイススケート場、野球場、フットサルコート、テニスコートとさまざまな運動施設を備えた都市公園としても人気がある。事前に下調べをして効率良くまわりたい。

西口駐車場すぐにあるモリコロの鐘

園内無料バスは、東ルートと西ルートに分かれているので、時刻表とバスルートを頭に入れて、上手に活用して周遊しよう。ほかに地球市民交流センターのすぐそばにあるのがサイクリングステーション。園内には全長5.1kmの自転車走行専用サイクリングコースが整備されているため、自転車をレンタルしたり(有料)、持ち込み自転車で走ったりすることもできる。コース脇に各地の県の木が植えられていて、自転車で日本一周ができるユニークな試みがなされている。

サイクルステーションは悪天候などコース路面不良時に休業の場合があるため注意したい

スポット詳細

住所: 愛知県長久手市茨ケ廻間乙1533-1 地図
エリア: 尾張北部エリア
電話番号: 0561641130
時間: 【公園】
[4-10月]8:00-19:00
[11-3月]8:00-18:30
[有料施設・屋内施設が休館日]8:00-17:30

【有料施設・屋内施設】
施設により異なる
休業日: [公園]年末年始(12/29-1/1)
[有料施設・屋内施設]火
※祝の場合は翌平日、春・夏・冬休み期間中は火も利用可
料金: [公園]無料
[有料施設・屋内施設]施設により異なる
駐車場: あり(2,400台)
※有料(平日500円、混雑日1,000円)
クレジットカード: 可(一部施設可)
電子マネー/スマートフォン決済: 可(一部施設可)
Wi-Fi: あり
コンセント口: なし
喫煙: 可(喫煙場所のみ可)
滞在目安時間: 120分以上
車椅子での入店: 可(車椅子の貸出あり)
乳幼児の入店: 可(ベビーカーの貸出あり)
ペットの入店: 可(リード必須)