石清水八幡宮

神社

壮麗な国宝建築と、神と仏が一体となった歴史の地

長い歴史のなかで皇室から貴族、武士、庶民にいたるまで、幅広い人々の信仰を集めた石清水八幡宮。2016年(平成28)には、本殿を中心とする社殿群が国宝に指定され、全国から多くの人が参拝に訪れる。

山麓にある一の鳥居の扁額。「八」の字は神使の「鳩」で描かれている 山麓にある一の鳥居の扁額。「八」の字は神使の「鳩」で描かれている

男山の山麓から頂上まで社殿が点在

石清水八幡宮の本宮は、標高126mの男山の頂上に鎮座。京阪石清水八幡宮駅からは、歩いて登れば約30分、ケーブルカーなら3分で到着する。まずは、徒歩で向かうことにする。駅からすぐの一の鳥居をくぐると、勅祭の石清水祭の際に御神霊が移られる頓宮や、高良神社が連なる。

吉田兼好の『徒然草』にも登場する高良神社 吉田兼好の『徒然草』にも登場する高良神社

二の鳥居からは険しい石段が続く。江戸時代は、男山四十八坊といわれる坊が立ち並び、参詣者の宿坊にもなっていたという。中腹には、松花堂跡や、社名の由来になった石清水社がある。石清水八幡宮の創建は平安時代初めの859年(貞観元)。奈良にある大安寺の僧侶・行教(ぎょうきょう)が、宇佐神宮の八幡神を男山に移したことに始まる。かつては男山八幡宮とも呼ばれていたが、八幡宮創建以前から男山に鎮座していた石清水社の名をもらい、今にいたる。

冬に凍らず夏に涸れない霊泉が今も湧く石清水社 冬に凍らず夏に涸れない霊泉が今も湧く石清水社

国宝の本殿は、日本最古、最大の八幡造建築

優美な本殿に祀られる主祭神は応神天皇。都の裏鬼門(南西の方角)を守護することから皇室の崇敬を受け、戦勝の神として源氏をはじめとする武士の信仰もあつく、厄除開運のご利益で庶民もこぞって参拝した。本殿に対し、参道が曲がって付けられているのが特徴で、お参り帰りに八幡神に背を向けて去るのは失礼だという考えに基づいている。

現在の社殿の大部分は1634年(寛永11)に徳川家光が造営 現在の社殿の大部分は1634年(寛永11)に徳川家光が造営

また、社殿装飾も見どころのひとつ。本殿正面の蟇股(かえるまた)に描かれた鳩は、右はくちばしが開き、左は閉じている。これは、仏教寺院で見られる始まりと終わりを表す阿吽(あうん)の形だ。ほかには足に肉球のついたゾウ、亀の甲羅を背負ったサイなど摩訶不思議な動物たちが登場。当時の宮大工たちは「大きく強そうな動物に社殿を守ってもらおう」と考え、書物の記述からまだ見ぬ動物を想像し彫り上げたといわれる。さらに、本殿周りには、楠木正成が奉納したクスノキ、織田信長寄進の築地塀「信長塀」土塀が残され、武家の信仰を垣間見ることができる。

ゾウとサイは、本殿西門で見ることができる ゾウとサイは、本殿西門で見ることができる

19世紀後半の世界を照らした男山の竹

石清水八幡宮のある男山には、エジソン記念碑という意外なものがある。1879年(明治12)、世界で初めて白熱電球の実用化に成功した発明王エジソンの課題は、電球を長持ちさせるためのフィラメントの材料を発見することだった。世界中から素材を集め、たどりついたのが男山の竹。発明の翌年から十数年は、この竹を使い炭素電球が製造された。男山の竹は、電気の普及にもひと役果たしたのである。

エジソンの功績を讃える碑の背後には青々とした竹林 エジソンの功績を讃える碑の背後には青々とした竹林

徒歩で山を登ってきたのなら、帰りはぜひケーブルカーで山麓へ。山頂駅横には展望台が整備されており、京都方面を一望できる。眼下には木津川がゆったりと流れ、古くから奈良、京都、大阪を結ぶ水運で栄えてきた八幡の町の歴史を実感できるだろう。

展望台からは、京都タワーや比叡山までを見渡せる 展望台からは、京都タワーや比叡山までを見渡せる

スポット詳細

住所
京都府八幡市八幡高坊30
電話番号
0759813001
時間
6:00-18:00
[1/1-1/19]不定期(1月1日は午前0時から)
休業日
無休
料金
【拝観料】
無料

【昇殿参拝(11:00-/14:00-)】
[大人]1,000円
[小・中学生]500円
駐車場
あり(80台)
クレジットカード
不可
電子マネー/スマートフォン決済
不可
Wi-Fi
あり(京都Wi-Fi)
コンセント口
なし
喫煙
可(門外に喫煙所あり)
英語メニュー
あり
滞在目安時間
30-60分
車椅子での入店
可(職員が手を貸しますのでお訪ねください)
乳幼児の入店
ペットの入店
可(門内はカゴに入れるもしくは、抱くなら可)
雨の日でも楽しめる
はい

情報提供: ナビタイムジャパン

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