光明院

寺院

林立した立石が仏の世界を表現、重森三玲が手がけた名庭

「虹の苔寺」とも称され、苔と白砂の調和が見事だ} 「虹の苔寺」とも称され、苔と白砂の調和が見事だ

東福寺の六波羅門から南へ約2分歩くと左手に見えるのが、1391年(明徳2)に金山明昶(きんざんみんしょう)によって開かれた東福寺の塔頭・光明院だ。受付を済ませ、堂内を進んでいくと、1939年(昭和14)、重森三玲によって作庭された「波心の庭」が広がる。東福寺の方丈庭園と同時期に手がけられたもので、州浜型の枯池に三尊石組を3か所配し、それぞれ釈迦三尊、薬師三尊、阿弥陀三尊を表している。立石の多さに圧倒されながらも、さらによく見ると、起点となる三尊石組から小さな立石が仏の光のごとく斜線上に並ぶのがわかる。これは寺号の「光明」を表現しているという。また背後には雲紋になぞらえてツツジやサツキの大きな刈り込みを作り、その上には月をモチーフにした窓、壁、障子をもつ茶亭・蘿月庵(らげつあん)が建つ。サツキやツツジの開花の時期はもちろん、紅葉の時期には刈り込みの緑とカエデの赤、白砂の鮮やかなコントラストを楽しめる。

座る場所によって見え方が異なる。お気に入りの場所を探そう} 座る場所によって見え方が異なる。お気に入りの場所を探そう

山門から入ってすぐの前庭には、勝負の守護神「摩利支尊天」が鎮座する} 山門から入ってすぐの前庭には、勝負の守護神「摩利支尊天」が鎮座する

円窓から見える松の緑は絵画のような美しさ} 円窓から見える松の緑は絵画のような美しさ

スポット詳細

住所
京都府京都市東山区本町15-809 map map 地図
電話番号
0755617317
時間
7:00-日没まで
休業日
無休
料金
[志納]300円程度
※11月中のみ拝観料500円。受付あり
駐車場
あり(3台)
クレジットカード
不可
電子マネー/スマートフォン決済
不可
Wi-Fi
なし
コンセント口
なし
喫煙
不可

情報提供: ナビタイムジャパン

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クチコミ

  • 丸窓越しに見る紅葉が美しい
    3.0 投稿日 : 2023.02.21
    東福寺の塔頭寺院の1つです。丁度東福寺の南に位置しており、東福寺の六波羅門から南に歩いて5分も掛からずに着けます。創建は1391年なのでかなりの歴史がありますが、庭園は昭和になってから重森三玲氏が作庭したものなので、それほど古いものではありません。また、建物自体も結構建て増ししているらしく、それほど古いとは感じませんでした。最近は紅葉の隠れた名所として紹介されているようで、混雑することもあるよう...
  • 静かな時間をすごせる
    4.0 投稿日 : 2021.12.05
    東福寺の南にある塔頭だが、小規模ながら静かな時間を過ごせる。伏見稲荷や東福寺へ行ったら寄ると良い。こちらの方が落ち着けて良いかも。
  • やはり良い
    5.0 投稿日 : 2021.11.02
    東福寺塔頭光明院ここは、重森三玲氏作の波心庭で有名です。池泉回遊式の枯山水庭園は、大海を表す洲浜型の枯池に三箇所の山形の三尊石組を配しております。

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アクセス

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最寄り

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