長崎県立西海橋公園

公園/緑地

日本初の海峡横断橋を有する観光公園。うず潮と桜も魅力

大村湾と佐世保湾をつなぐ海峡、針尾瀬戸の両側にまたがる県立公園。狭く流れの速い海峡に発生するうず潮と、2本の橋が見どころ。園内には展望台ほか各種レジャー施設が整備されており、春は花見スポットとして人気。

南側の展望台から見た針尾瀬戸と大村湾。右が西海橋(国道202号)、左が新西海橋(西海パールライン) 南側の展望台から見た針尾瀬戸と大村湾。右が西海橋(国道202号)、左が新西海橋(西海パールライン)

陸の孤島をつないだアーチ橋「西海橋」

東西に延びる針尾瀬戸は伊ノ浦瀬戸ともと呼ばれる。北側は佐世保市、南側は西海市だ。瀬戸に架かる2本の橋のうち東にあるのが西海橋。産業の振興や開発を目的に、長い間、陸の孤島であった西彼杵(にしそのぎ)半島と佐世保市を陸路で結んできた。1955年(昭和30)の完成当時は、固定のアーチ橋としては世界で3番目の長さを誇り、東洋一と評されたという。日本初の海峡横断橋であり、技術も卓越しているとして2020年(令和2)、国の重要文化財に指定された。

北側から見た西海橋。周辺には約1000本の桜が植えられており、春には桜とうず潮とアーチ橋の競演が楽しめる 北側から見た西海橋。周辺には約1000本の桜が植えられており、春には桜とうず潮とアーチ橋の競演が楽しめる

西海橋の完成によって、長崎と佐世保の最短距離が約78kmから約65kmに短縮された 西海橋の完成によって、長崎と佐世保の最短距離が約78kmから約65kmに短縮された

第二西海橋とも呼ばれる「新西海橋」

新西海橋は、2006年(平成18)に開通した長さ300mのアーチ橋。西海橋の西270mに位置し、西海パールライン有料道路の一部になっている。地元では建設時の仮称であった「第二西海橋」と呼ばれることが多い。橋の下には、潮の速さで有名な針尾瀬戸が流れ、車道の下に付けられた遊歩道からのうず潮見学が人気。橋から北西方向の対岸には巨大なコンクリート製の塔が3本見えるが、これは1922年(大正11) に軍事目的で建てられた針尾送信所の無線塔。ここから真珠湾攻撃を指令する暗号「ニイタカヤマノボレ1208」を発信したとされ(異説あり)、国の重要文化財に指定されている。

新西海橋の架かる針尾瀬戸は、鳴門海峡、関門海峡と並んで日本三大急潮のひとつとされる 新西海橋の架かる針尾瀬戸は、鳴門海峡、関門海峡と並んで日本三大急潮のひとつとされる

新西海橋の遊歩道からうず潮を見よう

西海橋公園には、新西海橋の両側のたもとに駐車場が整備されている。ここに車を置き、新西海橋の車道の下に付けられた遊歩道を歩いてみよう。遊歩道からは見晴らしも良く、針尾瀬戸(伊ノ浦瀬戸)と西海橋、潮見公園、佐世保湾に浮かぶ小さな弁天島、針尾送信所無線塔などを見渡せる。もちろん、うず潮もより身近に感じることができるスポットだ。潮の干満差が大きいときに最もダイナミックなうず潮が現れるので、できれば大潮の日を狙って訪れるといい。

遊歩道の床にはガラス張りの丸窓が4つ設置されていて、真下のうず潮をのぞくことができる 遊歩道の床にはガラス張りの丸窓が4つ設置されていて、真下のうず潮をのぞくことができる

遊具やレジャー施設も豊富

西海橋公園は総面積36万8000平方メートルあり、南の西海市側にはアスレチック広場をはじめとしてソフトボール場、ちびっこ広場、海浜広場、シンボル広場、ソリゲレンデ、ローラーすべり台などがそろっている。特に休日はさまざまなレクリエーションを楽しむ家族連れで賑やかだ。展望台は橋の両側に3か所設置されている。また、毎年春と秋には「西海橋うず潮祭り」が開催されている。特に春は、ときを同じくして園内にある約1000本の桜も満開となるため、うず潮と満開の桜が見事に調和する風景を見ようと大勢の人が訪れる。

さまざまな遊具があるアスレチック場。園内はソフトボール場とソリゲレンデを除いてすべて無料で利用できる さまざまな遊具があるアスレチック場。園内はソフトボール場とソリゲレンデを除いてすべて無料で利用できる

休日になると子どもたちの声が響く芝生広場。公園内にはレストランや物産館、ホテルまである 休日になると子どもたちの声が響く芝生広場。公園内にはレストランや物産館、ホテルまである

スポット詳細

住所
長崎県佐世保市針尾東町2678
電話番号
0956582004
時間
常時開放
休業日
12/31、1/1
駐車場
あり(420台)
クレジットカード
不可
電子マネー/スマートフォン決済
不可
Wi-Fi
なし
コンセント口
なし
喫煙
滞在目安時間
60-120分

情報提供: ナビタイムジャパン

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クチコミ

  • 2本の橋と渦潮の絵になる景色
    5.0 投稿日:2021.05.06
    西海橋、新西海橋、うずしお、そして新緑の木々が全て視界に収まる西海橋公園からの景色は素晴らしかったです。季節を変えて再訪したいです。
  • 針尾瀬戸の渦潮を見ましょう。
    4.0 投稿日:2020.04.11
    長崎方面から北上して西海橋を渡ると、そこは佐世保市になります。この橋のたもとに、大きな駐車場を持つ公園がありました。それが、西海橋公園です。 駐車場から針尾瀬戸側に進むと遊歩道が整備されていて、そこからは瀬戸の激流の中にできるいくつもの渦潮を見ることができました。新西海橋に行ってみると、橋の下に歩道があり、その中央にある展望室のガラスの床からは、真下に渦潮を見ることができるんですよ。
  • 針尾瀬戸に架かる西海橋と新西海橋のたもと
    5.0 投稿日:2020.02.19
    この日の朝、長崎の中心部を出発した私たちは、世界遺産にもなっている外海の教会などを見ながら北上し、この日の宿泊先がある佐世保に向かって車を走らせていました。国道202号線で、西海市から佐世保市へと入る場所には西海橋が架かっていました。その橋のたもとにあったのが、こちらの西海橋公園です。 公園には広い駐車場がありました。公園横には針尾瀬戸があり、この瀬戸に西海橋と新西海橋が架かっています。有料道...

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