花貫渓谷

渓谷

花貫川の流域に広がる手つかずの自然の宝庫

花貫川の流れと周囲の森が織りなす景観の美しさで知られる花貫渓谷。滝や淵、吊り橋などの各スポットを巡ってみよう。豊かな自然のなかで新鮮な空気を胸いっぱいに吸い込めば、身も心も爽快感に満たされる。

花貫渓谷の観光の中心、汐見滝吊り橋 花貫渓谷の観光の中心、汐見滝吊り橋

散策で渓谷の自然を堪能

花貫渓谷は茨城県北部の多賀山地を流れる、花貫川流域の景勝地。上流の小滝沢キャンプ場から約4km下流の花貫ダムにかけて、小さな滝や淵が点在する。四季折々の美しさを見せるが、なかでも有名なのが秋の紅葉だ。10月下旬から11月下旬にかけて「紅葉まつり」が開催され、大勢の人々で賑わう。

土岳や多賀山系の水を集めて流れる花貫川。一帯は春から初夏にかけて咲くシャクナゲでも知られる 土岳や多賀山系の水を集めて流れる花貫川。一帯は春から初夏にかけて咲くシャクナゲでも知られる

国道461号沿いの大能(おおのう)駐車場から出発しよう。徒歩約5分の場所に小滝沢キャンプ場があり、「紅葉まつり」の期間以外はここに車を停めることも可能。キャンプ場からは、汐見滝吊り橋まで遊歩道が整備されているほか、土岳山頂へ向かう登山道もある。土岳は標高599.7mの山で、頂は芝に覆われ眺めが良い。渓谷散策と登山の両方を楽しむのもおすすめだ。

渓谷の名所、汐見滝吊り橋へ

小滝沢キャンプ場から汐見滝吊り橋までは約0.5km。遊歩道は植物の緑にあふれ、時折近くを流れる花貫川が見える。気持ちのいい散策路だ。

木漏れ日差す遊歩道を歩いて8分ほどで汐見滝吊り橋に着く 木漏れ日差す遊歩道を歩いて8分ほどで汐見滝吊り橋に着く

やがて、森のなかに大きな人工物が見えてくる。これが花貫渓谷最大の見どころとされる汐見滝吊り橋だ。長さは60m、地元特産の杉材の丸太が使われた橋で、密集した木々の間を縫うように架かっている。歩きながら周囲の景色を楽しもう。吊り橋の下に見えるのは汐見滝で、青く透明な淵に清らかな水が流れ込んでいる。

汐見滝吊り橋の下を流れる汐見滝。近くまで行くことができる 汐見滝吊り橋の下を流れる汐見滝。近くまで行くことができる

小さな2つの滝と大蛇伝説の淵

汐見滝吊り橋から舗装された坂道を下り、約20分で乙女滝と不動滝に至る。どちらも小さな滝だが、苔むした岩に囲まれた滝壺が美しい。近くの花貫駐車場には、「紅葉まつり」の期間中のみ地元の名物グルメを売る屋台が立ち並ぶ。

乙女滝のすぐ下流に位置する不動滝 乙女滝のすぐ下流に位置する不動滝

次の目的地は、花貫駐車場から約1.4kmの名馬里ヶ淵(なめりがふち)だ。透明な水に満たされたこの淵には、大蛇が棲むという言い伝えがある。昔、川下の野々平村に奇怪な子馬が産まれ、木に上るなどの異常な行動をしたため、村人は子馬を淵に沈めた。すると怒った大蛇が大洪水を起こし、村は流されてしまったという。この場所は名馬里ヶ淵と呼ばれるようになり、今も石を投げ込むと雨が降るといわれる。

滝が流れ込む名馬里ヶ淵。大洪水は1745年(延享2)にこの地で起きた史実だという 滝が流れ込む名馬里ヶ淵。大洪水は1745年(延享2)にこの地で起きた史実だという

海が見える珍しい花貫ダム

名馬里ヶ淵からさらに国道を進むと、500mほど先に花貫ふるさと自然公園センターがある。花貫渓谷の豊かな自然についてパネルなどで紹介する施設で、自然体験の拠点となっている。その先に広がるのは、花貫ダムによってできた人造湖だ。花貫ダムは1973年(昭和48)に造られた高さ45.3mの重力式コンクリートダムで、日本では数少ない海が見えるダムとして知られる。山々の間からほんの少し顔を出す太平洋を見逃さないようにしよう。

花貫ダムの周辺には多くの自然林が残されている 花貫ダムの周辺には多くの自然林が残されている

花貫渓谷と呼ばれるのはここまで。短い区間ながら変化に富んだ水辺の景色を見せてきた花貫川は、ここから一気に山を下り、市街地を流れて太平洋に注ぐ。

スポット詳細

住所
茨城県高萩市大能地内
電話番号
0293232121
駐車場
あり(約150台)
※紅葉期間中は有料
クレジットカード
不可
電子マネー/スマートフォン決済
不可
Wi-Fi
なし
コンセント口
なし
喫煙
その他(喫煙所のみ可)
滞在目安時間
60-120分
車椅子での入店
乳幼児の入店
ペットの入店
雨の日でも楽しめる
はい(傘の貸し出しあり)
備考
※電話番号は[高萩市観光協会]に繋がります。

情報提供: ナビタイムジャパン

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