日牟禮八幡宮
「近江八幡」の地名の由来となった、近江商人の氏神様
レアな木造鳥居をくぐって参道をゆく
JR東海道本線(琵琶湖線)の近江八幡駅から近江鉄道バスに乗車。6分ほどで大杉町八幡山ロープウェイ口停留所に到着する。バスを降りると目に飛び込んでくる木造の鳥居が、日牟禮八幡宮の参道入り口だ。台輪の上に柱が立ち、てっぺんには屋根があるという珍しい姿をしている。まっすぐ延びた参道を進んでいくと、右手に楼門が現れる。建築当初の楼門は、江戸初期に活躍した彫刻のレジェンド、左甚五郎による彫刻が施されていたという。焼失を経て再建された現在の楼門にも龍や鳳凰、鶴、亀など縁起の良い彫刻が見られるので、立ち止まって眺めてみよう。
八幡大神を祀る本殿に参拝
八幡山を背にエノキやムクの巨木に囲まれた境内には神聖な空気が満ちている。正面に建つ拝殿は、鎌倉初期、近江守護職の佐々木六角が源頼朝に命じられて建てたもの。拝殿の左右にある石段を上がり、奥にそびえる本殿へ。祭神は八幡大神で、大分・宇佐八幡の神が勧請された。こちらの八幡大神が、現在の「近江八幡」という地名の由来になったといわれている。本殿に手を合わせたあと、右に視線を向けると柵で囲まれた小さな池「鏡池」がある。嘘や偽りの心がある人が水面に顔を映すと池に落ちてしまうと語り継がれるミステリースポットだ。
本殿。元は檜皮葺きだが葺替えにより銅板葺き、軒付檜皮となった
本殿横に残る鏡池。背後の大きな岩は鏡岩または屏風岩と呼ばれる
お参り後には授与品や二大祭のゆかりの展示をチェック
本殿にお参りしたあとは、伊勢まいりの代わりとなる岩戸神社や学問の神・菅原道真を祀る天満宮など9つある末社を巡ろう。参拝後に授かるお守りで人気なのは、八幡大神のお使いがハトであることにちなんだ「鳩守」。厄除けや開運、健康運にご利益があるといい、ピンク、ブルー、イエローの3色がそろう。交通安全のご利益があるという吸盤付の申守も人気だ。楼門の左手にある絵馬殿には、近江の二大火祭として有名な左義長祭と「八幡まつり」に使われる松明や装飾品が展示されており、祭りの時期でなくとも国の選択無形民俗文化財の伝統行事を垣間見られる。
スポット詳細
- 住所
-
滋賀県近江八幡市宮内町257
地図
- エリア
- 近江八幡エリア
- 電話番号
- 0748323151
- 時間
- [社務所]8:00-17:00
- 休業日
- 無休
- 料金
- [拝観料]無料
- 駐車場
- あり(70台)
- クレジットカード
- 不可
- 電子マネー/スマートフォン決済
- 不可
- Wi-Fi
- あり(Biwako_Free)
- コンセント口
- なし
- 喫煙
- 不可
- 滞在目安時間
- 0-30分
情報提供: ナビタイムジャパン
このスポットを紹介している記事
クチコミ
-
- 古くて立派な八幡宮
- 八幡堀にほど近い八幡宮。すぐ近くには山へ登るロープウエーの駅があるようだったが、乗っていないので詳しくは分からない。神社の周りは鬱蒼とした木々に囲まれていて荘厳な雰囲気。入口の楼門も立派。
-
- 近江八幡市散歩にて
- 近江八幡駅からレンタサイクルを借りて周辺を観光にて寄りました。立派な八幡宮で八幡まつりで奉納されるひきずり松明、降り松明があり、まつりで使用されるときを想像してしまいました○
-
- 障碍者に無理解な神社
- 障碍者はお参りしなくて結構という姿勢が、まことに不愉快だった。絶対参拝しない。ロ-プウエイも駐車を必要とする客が多いのはわかるが、障碍者スペ-スの駐車するとことがない。
TripAdvisorクチコミ評価
もっと見るアクセス
最寄り

- NEARBY HOTELS -
周辺のホテル
- NEARBY RESERVED PARKING -
周辺の予約制駐車場

【予約制】特P 田中駐車場
421m
【予約制】akippa 田中駐車場
423m
【予約制】akippa 束ノ実パーキング
492m
