月桂冠大倉記念館

記念館

伏見で最も歴史ある蔵元が手がける、酒造りの歴史を学べる記念館

「京の酒どころ」と呼ばれる伏見。昔ながらの酒蔵が立ち並ぶ街並みは、まるでひと昔前にタイムスリップしたような懐かしさを覚える。そんな伏見の街で、日本酒の文化を学ぶことができるスポットが月桂冠大倉記念館だ。

どっしりとした間口の広い店構え どっしりとした間口の広い店構え

水の都・伏見

伏見エリアへのアクセスは、京阪電車京阪本線の伏見桃山駅か中書島駅が便利。伏見桃山駅のすぐ近くには、近鉄電車京都線の桃山御陵前(ももやまごりょうまえ)駅があるので、京都駅を利用する場合は、そちらを使うのがおすすめだ。伏見はかつて「伏水」と書かれたほど地下水に恵まれた街。そのまろやかな口あたりの水で造られたお酒は、同じ酒どころとして知られる兵庫県・灘と比較して、「灘の男酒、伏見の女酒」とも呼ばれるほどだ。

酒蔵が並ぶ伏見らしい風景として人気のフォトスポット 酒蔵が並ぶ伏見らしい風景として人気のフォトスポット

伏見の酒造りの歴史をたっぷりと

月桂冠はそんな伏見の街で蔵を構える蔵元のひとつだ。伏見の街で最も歴史がある酒蔵であり、1637年(寛永14)の創業以来、この地の酒造りを牽引してきた存在だ。そんな月桂冠が1909年(明治42)建造の酒蔵を活用し、伏見の酒造りの歴史や日本酒の文化を伝える施設としてオープンしたのが月桂冠大倉記念館だ。エントランスでは、帳場の姿が再現されていたりと、どこか懐かしい風情で迎えてくれる。また、エントランスを入ってすぐ左手では、伝統的な日本酒の造り方を紹介する映像を鑑賞することができる。

昭和レトロな資料も見どころ

南展示室では、月桂冠の歴史や酒造りへの思いを、貴重な資料とともに知ることができる。昔懐かしい広告のポスターや当時の商品なども展示されており、一気に昭和にタイムスリップした気分に。一方の北展示室では、木桶、酒樽、櫂など、「京都市有形民俗文化財」に指定された酒造用具類を展示。これらは実際に使われていた道具で、こうした酒造りに欠かせないお道具からも職人の技を感じることができる。

「野球小僧」の看板は、昭和初期に店頭に飾られた 「野球小僧」の看板は、昭和初期に店頭に飾られた

道具の種類の多さに驚かされる 道具の種類の多さに驚かされる

外の空気を吸いたくなったら、中庭に足を運ぼう。中庭は、記念館と内蔵酒造場、職人の宿舎に囲まれた広いスペース。かつてはこの場所で、発酵用の酒桶をずらりと並べ、天日干しで乾燥させていたのだとか。お庭の片隅には、その名残を感じさせる大きな酒桶が今も残っている。

広々とした中庭。歴代の職人さんたちが、この場所で過ごした日々を想像してみるのも楽しい 広々とした中庭。歴代の職人さんたちが、この場所で過ごした日々を想像してみるのも楽しい

試飲やお土産も忘れずに!

敷地内には、現在も地下水が湧き、地下50mから汲み上げられている。「さかみづ」と呼ばれる酒造りの命ともなる水で、古くは「さかみづ」との名は酒の異名でもあったのだとか。コンコンと湧く澄んだ水は、眺めているだけで心が清らかになりそうなほど。見学の最後には、お楽しみの試飲コーナーにも立ち寄って。季節ごとにさまざまお酒がそろっているのもうれしい。気に入ったお酒があれば、売店で購入も可能。日本酒だけでなく、酒まんじゅうや奈良漬けなどもあるので、蔵元おすすめの逸品を探してみて。

今も湧き出る「さかみづ」。隣接する酒蔵で実際に使われている 今も湧き出る「さかみづ」。隣接する酒蔵で実際に使われている

お酒にまつわる品々がバリエーション豊かに並ぶ お酒にまつわる品々がバリエーション豊かに並ぶ

スポット詳細

住所
京都府京都市伏見区南浜町247
電話番号
0756232056
時間
9:30-16:30(受付は16:00まで)
休業日
8/13-16、年末年始
料金
[入館料]20歳以上600円、13-19歳100円、12歳以下無料
※13歳以上の方はおみやげ付き
駐車場
あり(22台)
※乗用車のみ
クレジットカード
可(VISA、MasterCard、JCB、AMEX、銀聯、Diners Club)
電子マネー/スマートフォン決済
可(LINE Pay、ALIPAY、WeChatPay)
Wi-Fi
あり(KYOTO Wi-Fi)
コンセント口
なし
喫煙
不可
英語メニュー
あり(展示室説明)
滞在目安時間
30-60分
車椅子での入店
乳幼児の入店
ペットの入店
不可

情報提供: ナビタイムジャパン

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クチコミ

  • 6種類から選ぶ唎酒
    5.0 投稿日:2021.02.10
    京阪中書島駅から徒歩10分の宇治川支流沿いに立地。杉玉をくぐり建物内に入り窓口でチケットを購入、その際にお土産に月桂冠お猪口と唎酒のコイン3枚が渡される。先ずはシアターで洗米・蒸米、麹作り、酒母作り、醪作り等の酒造り工程と月桂冠の酒造りへの取り組みを観る。その後に実物の木樽や工具、酒瓶、関係資料等を見学。一度建物の外に出ると仕込水で使われている中硬水の伏水を飲む事が出来る。再び建物内に入ると唎酒エ...
  • 白壁と焼杉板のコントラストが美しい街並み
    4.0 投稿日:2021.01.12
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    3.0 投稿日:2020.03.14
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