ナゴパイナップルパーク

パイナップルを丸ごと楽しめるテーマパーク

「パイナップルを楽しむ、学ぶ、味わう」をコンセプトにしたパイナップル尽くしのテーマパーク。南国のフルーツや色とりどりの花であふれる園内には楽しい仕掛けがいっぱい。パイナップルを使ったオリジナルのお土産にも注目だ。

パイナップルの生産量が日本一の沖縄ならではのテーマパークだ

1979年(昭和54)に沖縄県産のパイナップルの販売専門店「名護パイン園」として開業し、1992年(平成4)にパイナップルに特化したテーマパークとして誕生したナゴパイナップルパーク。姫パイン、花パインなど約120種類のパイナップルを栽培する園内には見どころがたくさん。自動運転カートの「パイナップル号」で周遊する緑豊かな園内には、2021年(令和3)にリニューアルオープンした「ANANAS KITCHEN[アナナスキッチン]」があるパイナップルグルメエリアや、動く恐竜が見られる「ダイナソー・アドベンチャー・ツアー」エリアなどがあり、子どもからも大人まで楽しめるスポットになっている。また、とことんパイナップル尽くしのフードやスイーツも楽しみのひとつだ。

ジャングルのような園内をパイナップル号に乗って周遊できる

自動運転のパイナップル号でパイン畑やカラフルな花々、植物を快適に楽しんだあとは、2階にある遊歩道へ。ヒカゲヘゴやヤシなどやんばるの森で見られる亜熱帯の植物を間近で観察でき、まるでジャングルの空中を散策しているような気分になれる。さらに先に進むと、また違った光景が。「ダイナソー・アドベンチャー・ツアー」では恐竜たちが動いたり鳴いたりと、そのあまりの迫力に怖がる子どもたちもいるそう。緑のなかで休憩できるカフェやロボットショーを見られるなど、テンションの上がる演出があちこちにあって飽きさせない。

迫力満点の恐竜たちが待つ「ダイナソー・アドベンチャー・ツアー」

インスタ映えするフォトスポットがたくさん用意されているのもうれしい。パイン畑の真ん中にそびえ立つ大きなパイナップルのモニュメントや、ふだんはなかなか見かけない南国の花に囲まれて写真などを撮影できる。また遊歩道をよく見ると、あちこちに沖縄の守り神「シーサー」が。ほかにも、2人で腰かけられるカップルシートや、パイナップルパークオリジナルキャラクターのパピマルの部屋など、自分好みのフォトジェニックな場所を探して撮影できる。

パイナップルパークオリジナルのアイスキャンディなどのスイーツも勢ぞろい

施設の出口には、1992年(平成4)創業の日本で初めてパイナップルを原料にしたワイナリーが併設されている。日本唯一のパイナップルワインやナゴワインは沖縄のお土産としても喜ばれること間違いなし。ほかにも、1985年(昭和60)に発売された「元祖パイン果肉入りかすてら」をはじめ、パイナップルをふんだんに使った「パイナップルパイ」や、もともとは廃棄されていたパイナップルの芯を活用した「ドライパイナップル」などのオリジナルスイーツ、パイナップルをモチーフにしたさまざまな土産がそろう。

パイナップルをモチーフにしたお土産店の内装。至るところにパイナップル柄が隠れている