倉敷館観光案内所

観光案内所

塔屋根が目印、モダンな洋風建物の観光案内所

倉敷川に架かる中橋のたもとに建つ倉敷館は1917年(大正6)に倉敷町役場として建てられた木造洋館。下見板張り、白ペンキ塗りの外観に塔屋根が特徴。現在は、観光案内所や無料休憩所として親しまれている。

中橋のたもとに建つ「倉敷館」。白壁なまこ壁の「倉敷考古館」の向かいだ} 中橋のたもとに建つ「倉敷館」。白壁なまこ壁の「倉敷考古館」の向かいだ

洋風建築がモダンな雰囲気

かつて物資を積んだ川舟の往来で賑わった倉敷川が、大きく向きを変える倉敷美観地区の中心部。市指定重要文化財になっている「倉敷館」はその角にある。白壁土蔵建築が多い倉敷美観地区のなかで、洋風2階建ての木造建築はモダンな雰囲気を漂わせる。岡山県真庭市の国指定重要文化財「旧遷喬尋常小学校(きゅうせんきょうじんじょうしょうがっこう)を手がけた江川三郎八(えがわさぶろうはち)の設計と思われていたが、実はその部下、岡山県の建築技師小林篤二の設計だと最近判明した。

リニューアルして観光案内所としての魅力がアップ

1928年(昭和3)の市制施行で市役所機能が移転したあと、市公益質屋や倉庫などに利用されていた建物。老朽化が進んで荒廃したため、市民から保存を求める声が上がり、保存修理して1971年(昭和46)に観光案内所「倉敷館」としてオープンした。2018年(平成30)から耐震化やエレベーターを新設するといった半解体修理を経て、2020年(令和2)にリニューアルオープン、新しくなり、使いやすく便利な施設として親しまれている。

明るく開放的な2階の休憩所} 明るく開放的な2階の休憩所

2階からは倉敷美観地区の風景を眺められる} 2階からは倉敷美観地区の風景を眺められる

「川舟流し」のチケットはここで

倉敷館の1階は倉敷川の「川舟流し」のチケット販売などを行う観光案内所と休憩所。自動販売機やコインロッカー、公衆トイレを備えている。老朽化により以前は利用できなかった2階も、現在は休憩所として開放し、授乳室やおむつ交換台もある。2階からは柳並木の倉敷川沿いに建物が立ち並ぶ倉敷美観地区の風景が一望できる。中橋側の景色は特に印象的だ。また、観光物産などの紹介コーナーもある。

クラシックな洋風ランプと、天井の意匠にも注目} クラシックな洋風ランプと、天井の意匠にも注目

2階からの倉敷川河畔の光景は絵のようだ。中橋の向こうに倉敷考古館が見える} 2階からの倉敷川河畔の光景は絵のようだ。中橋の向こうに倉敷考古館が見える

夕暮れどき、窓に明かりが灯り、夕闇に浮かび上がった倉敷館もひときわ美しい} 夕暮れどき、窓に明かりが灯り、夕闇に浮かび上がった倉敷館もひときわ美しい

スポット詳細

住所
岡山県倉敷市中央1-4-8 map map 地図
電話番号
0864220542
時間
9:00-18:00
休業日
無休
料金
なし
駐車場
なし
電子マネー/スマートフォン決済
不可
Wi-Fi
あり(倉敷wi-fi)
コンセント口
なし
喫煙
不可
車椅子での入店
乳幼児の入店

情報提供: ナビタイムジャパン

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クチコミ

  • 木造洋風建築の案内所
    4.0 投稿日 : 2022.02.01
    この建物、倉敷美観地区にある。昔は、役場だったそう。現在は観光案内所兼無料の休憩所になっている。木造の洋風建築だから、レトロなものが好きな人にオススメ。
  • 観光案内所です
    3.0 投稿日 : 2021.08.20
    倉敷美観地区の一番眺めの良いエリアにあります。そばに橋がかかっています。建物は明治や大正期のレトロな雰囲気があり、現在は観光案内所として使われていました。外観だけでなくお手洗いもきれいでした。美観地区に行かれたら立ち寄られてはと思います。
  • 観光案内所
    3.0 投稿日 : 2021.07.11
    大正時代の洋風建築。倉敷川が折れ曲がる内側にあり、美観地区の中心的な場所に建ちます・観光案内所になっており、無料の休憩施設としても使えます。

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アクセス

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