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RETRIP
倉敷美観地区
KURASHIKI BIKAN HISTORICAL QUARTER
蔵屋敷の白壁が川面に映える、風情あふれる町歩きのメッカ
「倉敷美観地区」は、西日本有数の観光地。柳並木の続く倉敷川沿いに白壁土蔵が立ち並び、風情豊かな空間にノスタルジーが漂う。国の重要伝統的建造物群保存地区となっている倉敷美観地区には、「語らい座大原本邸」「有隣荘」「倉敷民藝館」「倉敷考古館」など、歴史や文化を感じるスポットが多数。のんびり散策を楽しもう。見どころが多いなかでも必見なのは、世界有数の私設美術館として知られる「大原美術館」。エル・グレコ『受胎告知』やモネ『睡蓮』など西洋近代美術の名作だけでなく、工芸館や東洋館では陶芸作品や中国美術も鑑賞できる。また「倉敷アイビースクエア」も、倉敷観光ではずせないスポットだ。倉敷紡績所の工場跡地だが、当時の赤レンガの建物をそのまま利用し、倉敷のシンボルスポットとなっている。倉敷美観地区の北側には昔ながらの民家が立ち並ぶ「本町通り」があり、散策するのも楽しい。
エリアの見どころ
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本館
- 児島虎次郎が欧州で収集した珠玉の作品を核にした西洋美術
- 入り口でロダンのブロンズ像『カレーの市民-ジャン・デール』と『洗礼者ヨハネ』が出迎えてくれるのが日本初の近代西洋美術館らしい。大原美術館の「本館」は、まず児島虎次郎が欧州で収集した作品と、虎次郎自身の作品の展示のために開館した。建物の設計は薬師寺主計(やくしじかずえ)。モネ、マティス、ルノワール、ピサロ、ボナールらそうそうたる巨匠たちの作品が有名だが、虎次郎は印象派の画家たちが反発した官展の作品も収集した。そのバランス感覚にも注目したい。エル・グレコの『受胎告知』は印象派よりかなり以前の作品だが、虎次郎の強い願いで購入した重要な作品。この作品のみ展示したコーナーを設けている。戦後収集した印象派以降から現代の作品は、増設された展示室に並ぶ。どの作品も、国内外の美術展への出品要請が相次ぐ傑作ぞろいだ。大原美術館は、原田マハの小説『楽園のカンヴァス』に重要な舞台として登場しているのも興味深い。
- スポットの詳細
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本館
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工芸・東洋館
- 民芸運動を主導した作家の作品と中国・エジプトの美術品を紹介
- 工芸館は、大原孫三郎(おおはらまごさぶろう)、總一郎(そういちろう)父子と交流が深かった民芸運動を主導した作家6人の作品を常設展示する。工芸館はまず1961年(昭和36)、濱田庄司(はまだしょうじ)、バーナード・リーチ、富本憲吉(とみもとけんきち)、河井寛次郎(かわいかんじろう)の4人の作品を並べる陶器館として誕生。美術館の隣にある米蔵を利用し、内装デザインは染色家の芹沢けい介(けりざわけいすけ)が担当した。1963年(昭和38)には、現在の芹沢けい介室と板画家の棟方志功(むなかたしこう)室が加わった。濱田庄司室は豪快な作風に合わせて粗壁を残し、バーナード・リーチ室、富本憲吉室は逆に柱を隠して明るく優美な壁面に、棟方志功室は米俵が壁に当たるのを防ぐための当て丸太を残してその上に展示するなど、芹沢のアイデアがいっそう作品を引き立てる。児島虎次郎(こじまとらじろう)は、中国やエジプトを訪ね、古美術品も収集した。これらは工芸館の隣に残る蔵を改装して1970年(昭和45)に開館した東洋館で展示している。工芸館と東洋館を結ぶ廊下にある黄色いガラスの窓は小谷真三の倉敷ガラスを使っている。
- スポットの詳細
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工芸・東洋館
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倉敷アイビースクエア
- 紡績工場をリノベーションした観光・文化施設は赤レンガとツタがシンボル
- 代官所跡地にできた倉敷紡績の工場跡を生かして、全国でも珍しい観光・宿泊・文化施設に再生したのが倉敷アイビースクエア。ツタのからまる赤レンガ造りの建物や広場は、倉敷を代表する景観のひとつだ。
- スポットの詳細
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倉敷アイビースクエア
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有隣荘
- 白壁の美観地区のなかで異彩を放つ「緑御殿」
- 大原美術館の北側、今橋を渡った倉敷川河畔にある大原家旧別邸「有隣荘」。大阪・堺の瓦職人に特別注文して独特な釉薬が使われたひすい色の見事な屋根瓦から「緑御殿」とも呼ばれる。大原孫三郎(おおはらまごさぶろう)が1928年(昭和3)年に妻・寿恵子(すえこ)のため「家族のための落ち着いた住まいを」と建設した和洋折衷の豪邸だ。設計は大原美術館を手がけた薬師寺主計(やくしじかずえ)。隣接する大原本邸の別邸で「東邸」ともいう。庭は孫三郎が数cmの違いにまでこだわって造ったという。長く内部は非公開だったが、現在は年に2度のみ、特別公開を兼ねて有隣荘を会場にした大原美術館の特別展を開催している。特別公開の時期以外は外観のみの見学となる。有隣荘についての詳細を文と写真で紹介する書籍『倉敷を見つめる、日本近代の遺産 有隣荘』を大原美術館のミュージアムショップで販売している。
- スポットの詳細
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有隣荘
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橘香堂 美観地区店
- 明治時代から受け継がれる倉敷銘菓を作ってみよう
- 倉敷中央通りから美観地区に入ると香ばしく甘い香りが漂ってくる。橘香堂による倉敷銘菓「むらすゞめ」の手焼き体験だ。「むらすゞめ」は1877年(明治10)に橘香堂創業者が開発した菓子。北海道産のあずきで自社製造した餡を、卵と小麦粉を使った生地で包む。その製法は現在も変わらない。全体の形は豊年踊りのときにかぶるイグサの編み笠がモチーフ。生地の色や気泡の跡などを、稲もみの山に群がるスズメに見立てて「むらすゞめ」と名づけられた。甘さは時代に合わせて少しずつ控えめになったという。手焼き体験は、まず、生地のもとを熱した鉄板にお玉で落とし、薄く伸ばす。次に、生地に火が通って表面にプツプツと気泡ができてくるとひっくり返して中心に餡を置き、包んだら完成。販売されている商品と同様の「むらすゞめ」が作れて喜ぶ客が多いそう。作ったものは、その場で食べることもできるし、持ち帰ってもいい。普通サイズ3個600円、所要時間約5分。
- スポットの詳細
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橘香堂 美観地区店
人気スポット
旅のヒント
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その1
地元のボランティアガイドが倉敷美観地区のおもな見どころを案内してくれる「ガイド定期便」があり、1人100円という低料金でガイドツアーに参加できる。
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その2
かつて物資を積んだ川舟が往来した倉敷川では、観光川舟が運航されている。舟から白壁の町並みを眺めれば、ひと味違った風情を味わえる。
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その3
町並み散策でちょっとひと息つきたいときには、無料休憩所になっている「倉敷館」へ。
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その4
複合観光施設になっている倉敷アイビースクエアでは宿泊もできる。ここを拠点に倉敷観光を満喫するのもおすすめ。
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