鎌倉 長谷寺

寺院

長谷観音の名でも親しまれる人気の寺

「花の寺」として一年中四季折々の花が境内を彩り、「海が見える寺」として鎌倉でも有数の景勝地。由比ヶ浜が一望できる眺望散策路は初夏には見事な「アジサイ路」となる。良縁地蔵も若い女性たちに大人気。

長谷寺は浄土宗系の単立寺院。正式名称は「海光山慈照院長谷寺」 長谷寺は浄土宗系の単立寺院。正式名称は「海光山慈照院長谷寺」

たっぷり時間をかけて回りたい、見どころ満載の寺

本堂の先の高台の斜面に咲き誇るアジサイ。長谷寺は明月院、成就院とともに鎌倉のアジサイの名所のひとつ 本堂の先の高台の斜面に咲き誇るアジサイ。長谷寺は明月院、成就院とともに鎌倉のアジサイの名所のひとつ

長谷寺は江ノ島電鉄・長谷駅から徒歩5~6分で、大仏を有する高徳院にもほど近い。門被りの松に縁どられた山門と、ふたつの池を配した回遊式庭園が出迎えてくれる。山門の右手奥、下境内には枯山水のある書院やインディ・ジョーンズが出没しそうな弁天窟があり、本堂へ向かう階段中腹には木々の影でひと息つける卍(まんじ)池と地蔵堂がある。地蔵堂は信者たちの懇請によって建立され、お堂の周りにはものすごい数の「千体地蔵」が、ご先祖様や水子の供養のために並んでいる。よく見るとお地蔵様の表情はひとつずつ違うので見比べてみよう。その先の上境内には本堂や阿弥陀堂、鐘楼など主要なお堂や、長谷寺に伝わる重要文化財などが収蔵されたミュージアムがあり、見どころは尽きない。お堂の脇からは、さらに上へと散策路が続いている。高低差を生かした盛りだくさんの境内は、入り口にある案内図を見てどこから訪ねようか、じっくり考えながらまわりたい。

地蔵堂脇には、小さなお地蔵様がぎっしりと並んでいる 地蔵堂脇には、小さなお地蔵様がぎっしりと並んでいる

造立1300年で本尊全身総開帳

長谷寺のご本尊、十一面観音菩薩像は9.18mある立像で、木造では日本最大級。十一面観音像は頭に11の顔をもち、全方向を見守っている。伝承によれば、721年(養老5)、大和(奈良県)の長谷寺を開山した徳道上人(とくどうしょうにん)によってクスノキの大木から2体の十一面観音像が造られた。そのうちの1体は大和長谷寺(奈良県桜井市)の御本尊となり、もう一体は仏教僧、行基(ぎょうき)によって「どこか縁のある土地に出現して人々を救うように」と海に流され、15年後の736年(天平8)に三浦半島にたどり着き鎌倉の地で開創したといわれる。2021年(令和3)には造立1300年を迎え、ふだんはひざ下が隠れている御本尊が、顔から足先まで拝めるようになっていた。例年一年に一度しか行われない御本尊の足に触れての「御足参り祈願(みあしまいりきがん)」は、2022(令和4)年12月18日まで毎日実施されている。直接触れることによって御縁を結ぶといわれる御本尊の大きな足に手を置いて(感染対策の手ぬぐいを敷く)参拝できるなんて、滅多にあることではない。見上げた御本尊に圧倒されながらも、ご利益にあずかれそうなありがたい気持ちになった。

左/御足参り祈願は志納金1000円で右上/御本尊は十一面観音右下/本堂近くにあるお釈迦様の足裏を模した仏足石 左/御足参り祈願は志納金1000円で右上/御本尊は十一面観音右下/本堂近くにあるお釈迦様の足裏を模した仏足石

全部見つけて良縁を手に入れよう

長谷寺には「良縁地蔵」で知られる3体1組のお地蔵様が3か所に隠れている。なんともかわいらしいお姿で、3か所全部を見つけられれば良縁に恵まれると口コミで評判になり、若い女性に人気のパワースポットになっている。意外に小さく、思いがけないところにあるので気をつけて探してみよう。

観音堂へ向かう石段沿いで1組、見つけた 観音堂へ向かう石段沿いで1組、見つけた

見学後は鎌倉の絶景を見下ろす食事処へ

広い境内に歩き疲れたら食事処、海光庵(かいこうあん)へ。ここは鎌倉随一の眺望ともいわれる見晴台横にあり、見晴台と同じ目線で由比ヶ浜の絶景が見渡せる。ほとんどの人が注文していたのが、精進料理を基にした野菜たっぷりの「お寺のカレー」。仏教もカレーもインドから、との思いが伝わる。蒸したお団子とお抹茶セットも人気。

窓の外は天気のいい日は三浦半島まで見渡せる大パノラマ。自然豊かで、窓の縁をリスが駆け抜けていった 窓の外は天気のいい日は三浦半島まで見渡せる大パノラマ。自然豊かで、窓の縁をリスが駆け抜けていった

なかなかほかでは買えないレトルト「お寺のカレー」はお土産に なかなかほかでは買えないレトルト「お寺のカレー」はお土産に

スポット詳細

住所
神奈川県鎌倉市長谷3-11-2
エリア
鎌倉エリア
電話番号
0467226300
時間
8:00-17:00
[10月-2月]8:00-16:30
休業日
無休
料金
【拝観料】
[大人]400円
[小学生]200円
駐車場
あり(30台)
※普通車350円/30分
クレジットカード
可(VISA、MasterCard、JCB、AMEX、Diners Club)
電子マネー/スマートフォン決済
可(Suica、PASMO、QUICPay、iD、nanaco、WAON、楽天Edy、PayPay、楽天ペイ、LINE Pay、メルPAY、d払い、auPAY、ALIPAY)
Wi-Fi
あり(Free Wi-Fi)
コンセント口
なし
喫煙
不可
滞在目安時間
30-60分
車椅子での入店
可(車椅子での拝観は下境内のみ)
乳幼児の入店

情報提供: ナビタイムジャパン

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クチコミ

  • 相変わらず立派な長谷観音 テラスから鎌倉一望
    4.0 投稿日:2022.06.24
    2年ぶりに長谷寺を訪問。雨の家で、一段とアジサイの花が冴えていた。そのアジサイの間をぬけて高台の境内に上ると、本堂と観音堂があり、いつ見ても立派な長谷観音が鎮座していた。今年は本尊造立1300年に当たる年で、「御足参り」が実施されていた。たまたまの訪問が、記念すべき年に当たり幸いであった。
  • 寄ってみる価値あり
    3.0 投稿日:2022.02.16
    長谷 と言えば大仏さんの方に真っ先に向かってしまいそうだが 今回初めて 立ち寄ってみた。ぼちぼち梅が咲いている。境内には洞窟があり 中に石壁に掘られた仏像が多数。やや不気味ながら 見ごたえあり。また大きな仏像も本堂にまつられ なかなか見ごたえのあるお寺でした。
  • 造立1300年の十一面観世音菩薩
    4.0 投稿日:2022.01.19
    山門に掛かる大きな金色提灯が出迎えてくれた。本尊の「十一面観世音菩薩」が造立1300年の節目にあたり、提灯も赤から金色に変えられたそうだ。梅の蕾も硬い一月半ば、境内は色味がなくて少々寂しい。石段を登り地蔵堂から本堂へ。観音堂に安置された御本尊の十一面観世音菩薩像は高さ9.18mで日本最大級の木彫仏。金箔が施された程よい輝きは趣がありなかなか見応えがあった。しかし境内に並ぶ観音堂などの塔頭は出来立...

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アクセス

最寄り

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