ごろごろ水と鬼の子孫の里!奈良県天川村「洞川温泉」に宿泊しよう


2020.12.10

LINEトラベルjp 旅行ガイド

関西の秘湯、洞川(どろがわ)温泉。奈良県天川村にある温泉街です。修験道の聖地、大峯山の登山口にあり、行者(ぎょうじゃ)のための宿場町として古くから栄えてきました。最近は昭和レトロな木造旅館街に注目が集まり、洞川の名水(ごろごろ水)が美容や健康にも良いことで、女性の宿泊客が増加。名水を使った料理やお酒も人気があります。“鬼の子孫が住む”という伝承がある洞川温泉郷。そんな秘湯に宿泊しませんか?
洞川温泉へのアクセス・駐車場は?
写真の奥に見える街並みが、洞川温泉街(奈良県吉野郡天川村)。標高約820メートルの山里にあるノスタルジックな温泉街です。平地よりも気温が5度ほど低いので、夏は涼しく、避暑地として人気。秋の紅葉シーズンも風情があり、冬は雪見温泉を楽しむ観光客で賑わいます。
洞川温泉街の近くには、「面不動(めんふどう)鍾乳洞」(写真)や「五代松(ごよまつ)鍾乳洞」といった遊びスポットもあるので、洞窟探検も楽しめますよ。
洞川温泉へアクセスするには、近鉄電車吉野線「下市口(しもいちぐち)駅」から奈良交通バス(洞川温泉行き)に乗り、終点の洞川温泉バス停で下車(所要時間約80分)。秘湯感あふれる温泉街としても人気があります。
洞川温泉街の手前には、日帰り温泉施設の「洞川温泉センター」(写真)があり、洞川駐車場(普通車は1時間300円、1日最大料金3000円、温泉センター利用で90分無料)が整備されています。
<洞川温泉センターの基本情報>
住所:奈良県吉野郡天川村洞川13-1
電話番号:0747-64-0800
営業時間:11:00~20:00(受付は19:30まで)
入湯料金:大人700円、子供200円
定休日:水曜日
世界遺産の霊峰、大峯山の門前町(登山口)にある洞川温泉街。昭和初期のレトロな街並みが続き、昔懐かしい時代へと誘われます。日帰り温泉も楽しめますが、ぜひ宿泊して日本独自の情緒をゆっくり楽しんでください。
洞川温泉街の見どころは、重厚でどっしりした木造建築の旅館街。通りを歩いていると、古い木の香りが漂い、どこか遠く懐かしい。紅葉の時期も、ひと際美しい。
どこか遠く懐かしい!古都の情緒も
まずは、のんびりと洞川温泉街を歩いてみましょう。温泉街には旅館や民宿が20軒ほど軒を連ねています。通りに沿って旅館の縁側が並んでいたり、ちょうちんがぶら下がっていたり、とても風流な雰囲気。
縁側は、和風住宅に見られる日本独自の文化。行者さんが足を休めるための憩いの場ですが、最近は夏だけの期間限定で、“縁側カフェ”が登場することも。女子はぜひ浴衣姿で縁側の涼しさを味わってみてください。名水を使った、和のスイーツもおすすめですよ。
洞川は、名水の「ごろごろ水」が湧き出る場所でも知られています。ごろごろ水は、弱アルカリ自然水で、環境省の『名水百選』にも選定。ほとんど菌はなく、そのまま飲むことができます。
豊富なミネラル成分が煮沸で壊れることなく、体中に届くので、美容や健康、デトックス効果も期待できそうですね。
洞川温泉街では、名水で作られたお豆腐の土産店や、名水コーヒーが味わえるカフェも並んでいます。
写真は、「ごろごろ水」が入った、ひょうたん型のペットボトル(現在は販売終了)。可愛くてフォトジェニックですね!
洞川温泉街に沿って、川が流れています。これは、大峯山などを源流とする山上川。ハイキングスポットの「みたらい渓谷」へと流れこむ清流です。大峯山寺の護持院「龍泉寺」や、天川村で一番長いつり橋「かりがね橋」もすぐ近く。美しい自然と散策も楽しみましょう。
洞川温泉でのんびり、湯ったり!
歩くだけでも楽しい洞川温泉街。でも、ゆったり、のんびりした時間を楽しむのなら、ぜひ洞川温泉街に宿泊しましょう。
純和風の旅館は、素朴なたたずまい。宿の女将さんが生けた生け花が床の間に飾られていることもあり、心のこもった温かなおもてなしが随所に感じられます。
宿の特徴は、行者さんの宿場町なので、大広間に大勢が泊まるという基本スタイル。しかし、大広間を間仕切り、個室としても使っています(写真は、花あかりの宿・柳屋旅館の部屋)。
温泉にゆったり浸かれるのも、宿泊ならではの楽しみ。洞川温泉の泉質は、「弱アルカリ性単純温泉」。
入浴すると、お肌がすべすべ、つるつる。お湯はサラッとしていて、香りが高く、心身ともにリラックスできます。
神経痛やリューマチ、関節痛、冷え性、疲労回復などに効果があるそう。お湯につかって、のんびりしていると、ぐっすり眠れますよ(写真は、花あかりの宿・柳屋旅館の温泉)。
洞川に宿泊して、ぜひとも体験していただきたいのが、ライトアップされた夜の温泉街。ちょうちんに明かりが灯り、旅愁を誘われます。まるで、時代劇映画のロケ地を歩いているような風情。
浴衣姿でのそぞろ歩きも、夜の洞川温泉ならではの楽しみ。雨に滲む旅館街の灯も、日本的な情緒が漂います。
洞川温泉で味わいたい!名物料理
洞川温泉街に来られたなら、ぜひ味わっていただきたいのが、天川の名水を使った料理。そのなかでも、名水豆腐のおいしさは格別。ランチで名水豆腐を頼めば、川魚の塩焼きが付いてくることもあるので、お店を探してみてはいかがでしょうか?
写真はアマゴ。関西では、天女魚(アメノウオ)と呼ばれています。天川の清流で育ったアマゴは、身が引き締まり、実においしい。
鍋料理や会席料理も、ぜひ味わいましょう。地鶏や牡丹鍋、鴨鍋など、旬の食材が織りなす、四季折々の味を楽しむことができます。
奈良県産にこだわった、良質な野生獣肉(ならジビエ)は臭みもなく、柔らかくて本当においしい。天川村で育ったアユも、脂のノリが良く、香りも最高。アユの塩焼きも、お酒によく合います。
旅館によっては、囲炉裏のテーブルで朝食を楽しむこともできます。女将さんと語らいながら、最後まで楽しい時間と温かなおもてなし。
このまま旅立つのは名残り惜しいのですが、一晩泊っただけでも日常と異なる時間を体験でき、新鮮な気持ちになれるでしょう。
洞川の住民は、修験道の開祖、役行者(えんのぎょうじゃ)に仕えていた弟子(後鬼)の子孫と伝えられ、修行者の世話をするよう命を受けているそう。その教えは、1300年の時が過ぎた今も、脈々と受け継がれています。
洞川温泉でおすすめのお土産は?
洞川温泉に行ったなら、お土産もお忘れなく。おすすめは、名水の「ごろごろ水」。洞川温泉街から車で約5分の場所に、「ごろごろ水」の採水場があります。
施設利用料金(500円~)を払えば、駐車場料金込みで、名水が汲み放題。持参したポリタンクに名水を汲み、お土産として持ち帰ってはいかがでしょうか?
<基本情報>
住所:奈良県吉野郡天川村洞川
電話番号:0747-64-0188(ごろごろ茶屋)
アクセス:
洞川温泉バス停留所から徒歩約20分
営業時間:9:00~18:00(12月1日~3月31日は9:00~17:30)
施設利用料金:500円~(駐車場料金含む)
名水を使ったお酒もおいしいので、洞川温泉のお土産におすすめ。純米酒「大峯山」は、ごろごろ水を、仕込み水として使っています。
水がおいしいと、お酒も実においしい。深いコクがあり、香りも良く、日本酒の奥深さが味わえます。
名水豆腐は、洞川温泉のお土産に絶対おすすめ。ほんのりした名水の甘みが豆腐のおいしさを引き立て、優しい味わいにも癒されます。名水のお酒との相性も抜群。
旅館でも味わうことができますが、家に帰っても洞川温泉の名物料理を楽しみましょう。
名水と修験道の歴史が息づく洞川温泉街。ぜひ宿泊して、のんびりした非日常の世界を味わってみてください。
なお、天川村の観光名所やパワースポット、鍾乳洞巡り、みたらい渓谷ハイキングコースなどについてもまとめていますので、ご興味のある方は関連MEMOに張り付けたリンクからのぞいてみて下さい。 

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洞川温泉センター
place
奈良県吉野郡天川村洞川13-1
phone
0747640800
opening-hour
11:00-20:00(受付終了19:30)
ごろごろ茶屋
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奈良県吉野郡天川村洞川686-139
phone
0747640188
opening-hour
[採水時間]9:00-18:00
洞川温泉
place
奈良県吉野郡天川村洞川
phone
0747640333

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