洞川温泉

温泉/温泉浴場

行者と登山客と観光客を癒やす山のいで湯

修験道の開祖・役行者(えんのぎょうじゃ)が約1300年前に大峯山を修行場として以来、役行者が従えていた鬼の子孫たちが全国各地からの行者をもてなしてきた宿場町。各宿には温泉が引かれ、避暑地としても行楽地としても人気の場所。

夜には提灯に明かりが灯る 夜には提灯に明かりが灯る

行者の宿場町が、温泉街に

険しい山岳地帯に入り修行をする修験道の行は命がけだ。「先達(せんだつ)」と呼ばれる指導者が必要なため、行者たちは「講」という団体を作り、入山する。洞川は講の人々が集合し、身支度を整える宿場町としての歴史が古い。
昭和初期に国立公園法が制定され、1936年(昭和11)に吉野熊野国立公園の一部になり、登山客や川釣りの客も訪れるようになる。温泉が引かれたのは1980年代のことで、温泉街としての歴史は新しいが、創業500年を超える老舗旅館もある。全国から訪れる人々を連綿と受け入れ続けた洞川の人々はもてなし上手。豊かな自然と人々の温かさに触れるたびに、何度も訪れたくなる場所になっている。

温泉の源泉地。約40年前に温泉が引かれた 温泉の源泉地。約40年前に温泉が引かれた

行者の宿場町ならではの雰囲気を

洞川は今も修験道の行者の町であり、雰囲気が独特だ。山上川沿いに立ち並ぶ旅館街には講の名が書かれた看板や提灯が下がり、山伏装束や、役行者が製法を教え伝えた胃腸薬「陀羅尼助(だらにすけ)」の店が並ぶ。毎年5月3日-9月23日の大峰山の戸開け期間中、山あいに響くホルンのような音は、行者のほら貝だ。
洞川の旅館の特徴は、行者たちが行き帰りに身支度がしやすいよう、長い縁側が設けられていること。今は縁側カフェとして開放されることもある。どこの宿もロビーや部屋はゆったりと広め。温泉はもちろん、大峯イノシシを使ったぼたん鍋や、名水豆腐の湯豆腐などが供される食事にも期待できる。

山岳信仰聖地のふもとであり、信仰が守られる 山岳信仰聖地のふもとであり、信仰が守られる

日帰り入浴は村営洞川温泉センターで

村営洞川温泉センターは、川遊びしたあとにも、ハイキングの汗を流すにもおすすめ。建物には吉野杉を使い、浴槽はヒノキ。無味無臭の弱アルカリ性単純泉で、源泉は31℃と低めのため、加温している。神経痛、リウマチ、筋肉痛、関節痛、運動麻痺、慢性消化器病、冷え症、疲労回復などに効能があるという。洞川は高地にあるため、周辺の都市部と比べるとつねに5℃から10℃近く気温が低く、紀伊半島のなかでは珍しく積雪するため、冬には露天風呂で雪見ができる。
洞川温泉センターは、洞川の入り口辺りにある。奈良交通バス乗り場や観光案内所から徒歩5分。温泉街の西端にあたる場所にあり、駐車場(有料)は、洞川散策のスタート地点としても便利だ。

日帰りの場合は温泉センターの利用をおすすめ 日帰りの場合は温泉センターの利用をおすすめ

スポット詳細

住所
奈良県吉野郡天川村洞川
電話番号
0747640333
泉質
単純泉
効能
神経痛、筋肉痛、関節痛、病後回復、冷え性、打ち身、慢性消化器病、痔疾等
泉温
30.7℃
源泉数
1
共同浴場数
1

情報提供: ナビタイムジャパン

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