大自然に恵まれ、様々な歴史と伝説が残る沖縄。強力なご利益が期待できる神社や、「神の島」と呼ばれる神秘的なスポットまで、多くのパワースポットが存在します。せっかくの沖縄旅行、とっておきの癒し&パワースポットをプランに追加してみましょう。予想もしなかった幸運が訪れるかもしれません♪
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琉球王国最高の聖地「斎場御嶽(せーふぁーうたき)」
かつては「琉球王国」と呼ばれる一つの王国だった沖縄。その層世神「アマミキヨ」が作ったとされる聖地が、沖縄でも最高位のパワースポットとして知られる「斎場御嶽」です。
御嶽の中には六つのイビ(神域)があり、その中の拝所のひとつ三庫理(サングーイ)からは、神の島と呼ばれる久高島を海の向こうに望むことが出来ます。
今や観光名所となっているスポットですが、地元でもなお人々から強い信仰を集める聖なる場。心を穏やかにし、ゆっくりそのパワーを感じてほしい場所です。
「斎場御嶽」があるのは本島南城市の知念。
車で行く場合は、がんじゅう駅・知念岬公園(約150台収容可能)に駐車し、徒歩7分くらいでアクセス可能です。「斎場御嶽」
地元でも神聖な場所として知られています
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海の上に建つ神社「波上宮(なみのうえぐう)」
沖縄の人々からは「なんみんさん」の愛称で親しまれる「波上宮」。ビーチの崖の上にそびえたつことから、国内でもユニークな神社として知られています。
昔から、海の恵みを「ニライカナイ」の神様に祈願する崖端だったこの場所。今では健康や縁結びなど、様々なご利益をもたらすとして多くの人が訪れます。
夜になると本殿が美しくライトアップされ、さらに幻想的な雰囲気に包まれる「波上宮」。正月三が日などは人で溢れていますが、それ以外はスムーズに参拝できることが多いので、波の上ビーチと一緒に立ち寄ってもいいもしれません。
駐車場が用意されているので車で訪れるのが便利ですが、モノレールを利用する場合は、旭橋駅から約15分ほど歩いてアクセス可能です。「波上宮」
周辺の予約制駐車場
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神がつくった琉球のはじまりの地「久高島」
本島から高速船で約15分。琉球開びゃくの租アマミキヨが最初につくった島とされ、地元の人からは「神の島」と呼ばれています。
”土地は神様から与えられたもの”という考えが強くあり、観光施設やコンビニなどは一切ありません。
また、琉球開闢や五穀発祥にまつわる祭祀などの多くの伝統的な行事が残ることから、観光業で発展しつつある沖縄全体の中でも、極めて貴重なスポット。
訪れた人にしか味わえない、ありのままの自然との共存を感じることが出来ます。「久高島」のビーチ
ガイドと巡る「久高島(くだかじま)」満喫ツアー(那覇発)
¥9,200
更新日:2024/04/27
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車で行ける「浜比嘉島」は、島全体がパワースポット
本島中部の勝連半島から、人気のドライブルート「海中道路」を渡っていける離島「浜比嘉島」。琉球をつくったとされる「アマミキヨ」が眠るお墓がある島で、浜比嘉島全体が県内屈指のパワースポットとして知られています。
島の各所に聖域が多く存在しますが、中でもご利益があると伝えられているのは「子宝の恵み」。カップルや夫婦で訪れる人も多くいます。
そんな「浜比嘉島」の撮影スポットはこのユニークな形をした岩。「ノッチ(キノコ岩)」と呼ばれる、波や生物によって長い年月をかけて削られた自然の隆起です。
大潮の時間のみ、近くまで歩いて見ることができる「ノッチ岩」。角度によって影や形が変わり、違った表情をみせてくれるのもまた神秘的です。スケッチしたくなる浜比嘉島のノッチ岩
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太古のパワースポット「ガンガラーの谷」
ガンガラーの谷とは、数十年前まで鍾乳洞だった場所が訪れてできた亜熱帯の森。谷の広さは約14500坪もあり、一歩足を踏み入れるとそこは広大な太古の世界が広がっています。
約1時間20分をかけてこの洞窟内を巡るツアー体験があり、専任のガイドがついて周ってくれます。「ガンガラーの谷」
また、ツアーの待合場所として「ケイブカフェ」という洞窟中のカフェも併設されており、こちらもパワースポットカフェとして人気。自然の姿を活かしたナチュラルな寛ぎと、 ドリンクやスイーツメニューを中心に様々なメニューを楽しむことも出来ますよ♪
「ガンガラーの谷」があるのは南城市玉城。那覇空港から車で約30分ほどで、観光施設「おきなわワールド」 の入口向かいに位置します。「ケイブカフェ」
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絶景ナンバーワン!「果報(かふう)バンタ」
沖縄の方言で「幸せ岬」という意味の「果報バンタ」。本島中部の東側に位置する勝連半島から海中通りを渡ったところにあり、車で行ける離島「宮城島」にあります。
眼下に広がる光景はまさに絶景。緑が鮮やかな岬と、エメラルドグリーンに輝く海の色。早朝など、人が少ない時間帯は特に神秘的な眺めを満喫できるこちらのスポット、まるで地球の端っこに立っているような感覚に包まれます。
沖縄ならではの、最高級の絶景癒しスポットです。「果報バンタ」
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まるで自然が作ったお城「大石林山」
自然によって出来た造形物とは思えないほど迫力のある「大石林山」。長い年月をかけて削れらた太古の石灰岩と、ヤンバルの亜熱帯が織りなすパワースポットです。
整備されたトレッキングコースにはバリアフリーも設置されており、子ども連れや年配の方まで安心して歩けるそう。
都心で暮らしていると目にすることのない、自然のパワーを満喫出来ます!
アクセスは那覇市から約2時間、沖縄最北端の辺戸岬の近くにあります。「大石林山」
やんばる国立公園 大石林山 入園チケット(国頭村)
¥1,200
更新日:2024/04/27
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沖縄は海だけでなく川も行くべき!「ター滝」
実は沖縄では、海よりも川で泳ぐ方が好きな人も多くいるんです。本島北部の大宜味村にある「ター滝」は、県内でも随一といわれるマイナスイオンたっぷりの大滝。夏は滝つぼで泳ぐ人の姿を多く見ます。
ター滝入口から滝まで人工の遊歩道は整備されておらず、自然のありのままの道を約40分ほどかけて登っていきます。
亜熱帯の木々や潤う空気の中でのトレッキングはとても気持ちがよく、また滝にたどり着いた時の達成感は素晴らしいもの!
沖縄はビーチも良いですが、実はこの「ター滝」も外せない癒しスポットです。「ター滝」
夏は滝壺で泳ぐのが定番!
- ター滝
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- 沖縄県国頭郡大宜味村津波
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- 0980441960
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日本の滝100選にも選ばれた「マリユドゥの滝」
西表島・浦内川上流にある「マリユドゥの滝」は、日本の滝100選にも選ばれる名スポット。豊富な水量と二段になった滝ぐぼが壺のように丸いのが特徴で、丸い=マリ、淀み=ユドゥという由来からその名前が付いているそうです。
自然が作り出した迫力ある地形と、豪快に流れ落ちる滝の水に圧倒されるスポットです。
滝へは遊覧船の船着き場からジャングルの中を歩いて40分程です。道はある程度コンクリートで整備されていますが、トレッキングが出来るような靴と服装で訪れるのをおすすめします。「マリユドゥの滝」
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断崖絶壁「残波岬」の夕日はまさに癒し
沖縄本島最西端にある「残波岬」。晴れた日には60キロ以上離れた慶良間諸島まで見渡せる絶景スポットとして人気です。
高さ30メートルの断崖絶壁が見渡せる昼の光景も迫力がありますが、「残波岬」は日本で夕日が最後に沈む場所としても有名。時間をかけて海の果てに沈んでいく夕太陽を眺める体験は貴重なものです。
沖縄ならではの、ゆっくり時間が流れる絶景パワースポットです。「残波岬」から見える夕日