【座談会】2023年版！旅好き・宿好きの一休社員が語る私の「推し宿」

日々、色々なホテル・旅館を目にしている「一休.com」のスタッフは、仕事だけでなくプライベートでも旅好きの人が沢山在籍しています。そんな一休社員の中でも特に旅好きで知られる５名に、宿選びで譲れないポイントと、お気に入りの“推し宿”を語ってもらいました！参加メンバーはこちら（上段左より）ふるさと納税事業部　北村さん、旅館リゾートチーム　朝山さん、財務経理部　新枝さん　（下段左より）RESZAIKO予約開発チーム　髙畑さん、メディア事業部　石川、エンタープライズセールスチーム　青木さん宿好きだからこそこだわる！旅行の宿選びにおける“譲れない条件”石川：常日頃から宿の情報をチェックされている皆さんですが、プライベートで宿を選ぶときの条件は何がありますか？「べにや無何有（石川県／加賀）」新枝：僕はコンセプトがしっかりしている宿に惹かれますね。例えば、地元の食材や文化・歴史的なストーリーがあり、宿全体の世界観が組み立てられているような、しっかりとしたコンセプトがある宿。最近行った宿では「べにや無何有（石川県／加賀）」が、宿名からしてコンセプチュアルで理想的でした。北村：もともと旅館リゾートチームに在籍していたんですが、当時は行ったことのない宿にひたすら泊まって知識を増やし、知らないジャンルを減らしていこうとしていました。今は1周回って、例えば「ふふ」のように、有名なお宿かつ長年ユーザーから人気がある宿に改めて行ってみたいなと思っています。周りの宿好きな人のリアルな口コミで「ここ良かったよ」という意見が多い、高評価な宿はどういう部分が支持されているのか気になって行きたくなります。石川：北村さんは社内でも指折りの宿マニアですが、それでもまだ行きつくしてないと思っていたとは驚きました。青木：私は、出産前より子供が生まれてから旅行に行く頻度が高くなったタイプです。でも子供がまだ小さいので、宿選びはすごくじっくり検討します。今は「子供にも優しいけど、大人もちゃんと楽しめる宿」を探しています。いわゆるファミリータイプの旅館という括りではなく、食事が美味しかったり、露天風呂付客室であったり、非日常を感じられて、大人もゆっくり楽しめるような。石川：確かに「一休.com」でも、ファミリーで「露天風呂付客室×部屋食」のキーワードが人気です。髙畑：非日常を感じられる宿は私も惹かれますね。特に水辺の景色が美しい宿が好きです。プライベートプールがすごくきれいとか、お風呂から外の景色が見えて絶景が広がっているような。最近気になっているのが「瀬戸内リトリート青凪 by 温故知新（愛媛県／道後）」。「瀬戸内リトリート青凪 by 温故知新（愛媛県／道後）」どちらかと言うと海派なので、ちょっと非日常を感じられるようなロケーションの宿が好きですね。朝山：僕の基準は、宿から出ずにゆっくりできるかどうか。旅行地目的というよりホテル目的で選ぶため、ホテルならではのこだわりや設備で特別な体験ができ、トータルで満喫できるような宿を選んでいます。「登大路ホテル奈良（奈良県／奈良市）」この前泊まった「登大路ホテル奈良（奈良県／奈良市）」はリスニングラウンジがあって、こだわりの音響設備でレコードが聞けるんです。レコードも年代物のセレクションが沢山あり、僕たちの年齢層でレコードに触れる機会はないので、貴重な体験ができました。一休社員が太鼓判を押す「推し宿」を一挙公開！石川：宿の魅力や、特別な個性があるから、宿が旅の目的になるし、宿のコンセプトやストーリーに惹かれて泊まりたくなるのかもしれないですね。それをふまえて、一休ユーザーにもおすすめしたくなるような皆さんの「推し宿」を教えてください！「KANAYA RESORT HAKONE（神奈川県／箱根仙石原）」髙畑：箱根の温泉で良かったのが「KANAYA RESORT HAKONE（神奈川県／箱根仙石原）」。夫のお祝いで奮発して「John Kanaya Suite（ジョンカナヤ・スイート）」に泊まったのですが、内装や家具がとても素敵でした。北村：そのお部屋って113平米のスイートですね！うらやましい。高畑：レストランも、スタッフの方がとても感じが良くてすごく印象的でした。お料理もお箸で食べるフレンチで、ほどよい量。牛肉やフォアグラなど、しっかりしたものも出てくるんですが食べ疲れすることもなく、美味しくいただきました。朝山：実際に泊まって満足度が高かったのは「四条河原町温泉空庭テラス京都別邸（旧：別邸鴨川）（京都府／河原町）」。京都の中心地に位置していて、河原町駅から至近距離で温泉が楽しめるのがすごいです。鴨川のすぐ真横にあって、全客室に露天風呂が付いているので贅沢な気分になります。また、冷蔵庫のミニバーが無料でいただけるのも嬉しい。「四条河原町温泉空庭テラス京都別邸（旧：別邸鴨川）（京都府／河原町）」北村：一度泊まったことがありますが、ここは最上階の露天風呂からの景色がめちゃくちゃ絶景。お部屋からも東山の風景が楽しめて、京都を満喫できます。朝山：ルーフトップ・ラウンジの「空庭テラス」では足湯も楽しめて、ここまで抜け感がある宿は京都ではなかなか無いので、コスパが高いですね。石川：「空庭テラス」では夕方にウェルカムドリンクサービスがあるのも嬉しい。京都に滞在する時は観光で疲れた足をほぐしたくて、バスタブがある宿を選びたいので、大浴場も付いている宿はポイント高いです。新枝：僕の推し宿は「金乃竹　塔ノ澤（神奈川県／箱根塔之沢）」で、それまでシティホテルばかり泊まっていたんですが、こちらに泊まってから温泉宿にはまりました。「金乃竹　塔ノ澤（神奈川県／箱根塔之沢）」石川：このお宿には、一休社員が記念日旅行などでかなり利用させていただいている気がします（笑）。新枝：竹取物語をイメージしているという宿のコンセプトがはっきりしていて、客室の露天風呂から見える竹林や水盤が幻想的。お部屋の中がシンプルだけど洗練されているような造りが好きなので、理想のイメージにぴったりですね。青木：私が好きな宿も一休社員に人気が高い「ハレクラニ沖縄（沖縄県／恩納村）」。次に沖縄に行く時にも絶対泊まりたいなと思っています。「ハレクラニ沖縄（沖縄県／恩納村）」石川：沖縄で泊まりたい宿として、必ず名前が挙がりますね！青木：ホスピタリティがすごく高くて、ファミリーフレンドリーで安心して泊まれました。スタッフの方が記念写真を沢山撮ってくれますし、子供の名前を憶えてくださっていて感激しました。ファミリーOKだけど、ゾーニングされていて大人っぽい雰囲気で楽しめる場所もあるし、そのバランス感覚がすごく良かったです。髙畑：沖縄の話題が出たので、私の沖縄の推し宿はルレ・エ・シャトーに加盟している「ジ・ウザテラスビーチクラブヴィラズ（沖縄県／読谷）」。「ジ・ウザテラスビーチクラブヴィラズ（沖縄県／読谷）」お部屋のプールが本当に理想的で、沖縄らしさ、非日常感が満載。チェックインをするバー＆ラウンジでは、オーシャンビューを満喫しながらアペリティフタイムが楽しめるんですが、そこのバーテンダーの方が面白い方でした。バータイムが23時までなので、レストランでご飯を食べてお部屋に帰る前にもう一度立ち寄ったほど。雰囲気も良く、連泊したいくらい素敵ですね。北村：「ジ・ウザテラスビーチクラブヴィラズ（沖縄県／読谷）」は、ふるさと納税の寄付もできるので、うまく活用していただけると嬉しいですね！ちょっと雰囲気を変えて、クラシックなホテルでは「ホテル長楽館京都（京都府／祇園・円山公園）」。スモールラグジュアリーの理想かなと思っています。円山公園の中にあるホテルというのも特別感があるし、全6室でクラシカルなお部屋に暖炉が付いていて、すごく雰囲気が良いです。「ホテル長楽館京都（京都府／祇園・円山公園）」あとは何といってもレストラン！京都には沢山美味しいお店がありますが、僕は夕食も朝食もこのレストランで食べたいなって思います。宿泊者しか見学できない和室「御成の間」を特別に見せていただくこともできます。朝山：僕が泊まって感動したのが、今年開業したばかりの「Simose Art Garden Villa（広島県／大竹市）」。世界で活躍する建築家の坂茂氏が設計を手掛けていて、これまでに手がけた別荘建築を設計し直した客室があります。「Simose Art Garden Villa（広島県／大竹市）」坂茂氏の建築は「紙管（しかん）」を構造に取り入れていたり、カラフルな色彩だったり、デザイン性が高くて建物を楽しめるのが良かったです。美術館が併設されていて宿泊者専用の利用時間も設定されているので、アートに浸りたい方におすすめ！「パークハイアット東京（東京都／西新宿）」新枝：スタイリッシュな宿で言うと、リピートするほど大好きなのが「パークハイアット東京（東京都／西新宿）」。まずタワーホテルならではの眺望の良さが圧倒的で、どのお部屋からも眺望を楽しめること。レストランもレベルが高く「ニューヨークグリル」のスタイリッシュな雰囲気が大好きです。スパのジムやプールも自然光が入ってきて気持ちが良いですし、トータルバランスが素晴らしく、何回も泊まっています。また、家族連れで利用されている方も多く、ファミリーフレンドリーだなと感じます。プールに子供専用の場所があったり、フロントでもお子様にフレンドリーな対応をされていたりするシーンをよく見かけます。北村：みんなの話を聞いていて、自分の中で感動した温泉宿を思い出したのでもう1つ話しても良いですか。「花仙庵　仙仁温泉岩の湯（長野県／北信）」は予約が本当に難しいですが、頑張ってまた泊まりたくなるほど圧倒的な宿でした。「花仙庵　仙仁温泉岩の湯（長野県／北信）」石川：確かに！あの宿の世界観は唯一無二なんで、ぜひ泊まっていただきたいです！北村：まず敷地がめちゃめちゃ広いんですよ。全18室なんですが、敷地内で他のゲストになかなか会わないし、この敷地や設備を全部独り占めできているような気分になります。至る所にラウンジやテラス、書斎コーナーがあって、お部屋以外でもゆっくりと寛ぐ場所が用意されている。貸切風呂もすごく素敵で、特に大浴場の洞窟風呂は、一度は体験してもらいたいですね。お部屋もそれぞれ設えが異なっていて、何度行っても新しい発見ができる宿です。「Satoyama villa DEN（長野県／中部地方）」青木：同じ長野つながりで、バケーションレンタルの「Satoyama villa DEN（長野県／中部地方）」は、すごい良かったです。8人の大所帯で行ったんですが、244平米の広さを独占！古民家をスタイリッシュに改装していて居心地が良かったです。野菜の収穫体験ができて、子供たちも大喜びでした。バケーションレンタルは、子連れには本当に使いやすいので、沖縄などでの長期滞在にもおすすめですね。「GLAMDAY VILLA 海森風（静岡県／熱海）」今気になっているのは「GLAMDAY VILLA 海森風（静岡県／熱海）」。名前の通り景色が楽しめそうなのと、全体的な雰囲気も好き。温泉があるバケレンに泊まってみたいです！本当は秘密にしたい宿、一休ユーザーにはぜひ行ってほしい宿、特別な時に訪れたい宿……。宿好きならではの視点で、それぞれの“推し宿”と、宿選びの際に譲れないポイントを語ってもらいました！宿愛に溢れている一休社員の“推し”を参考に、あなたもお気に入りの“推し宿”を見つけてみてくださいね。　