まほーばの森

大自然のなかで遊ぶ、食べる、泊まる。アクティブに過ごせるアウトドアリゾート

群馬県最南端に位置する秘境感たっぷりのアウトドアリゾート。周囲には「上野スカイブリッジ」や「不二洞(ふじどう)」など観光施設も点在し、大自然のなかでさまざまなレジャーを楽しめる。

カフェを併設した管理棟。BBQやキャンプの受付はこちらで

上信越自動車道・下仁田ICから車で約40分。アクセスがよいとはいえないが、そのぶん、豊かな大自然が広がり都会では味わうことのできない体験が用意されている。オートキャンプ場内にある「フォレストアドベンチャー・上野」は、専用ハーネスをつけて木の上のアトラクションをクリアしていくアクティビティ。グラグラ揺れる丸太の橋を渡ったり、木々の間を滑車ロープで滑り降りたり。スリルと爽快感を味わえる。「キャノピーコース」(身長110cm以上)と「キッズコース」(身長90cm以上)の2種類があり、小さな子どもでもチャレンジできるのが魅力だ。コテージが並ぶ山の斜面には無料で遊べる「芝そりゲレンデ」があり、子どもたちに大人気。エンドレスに遊ぶ可能性もあるので覚悟しておこう。ほかにも、「まほーばの森」一帯は「天空回廊(てんくうかいろう)」と呼ばれ、子どもから大人まで楽しめるさまざまな遊び場が整備されている。長さ225m高さ90mの巨大吊り橋「上野スカイブリッジ」を渡った先には関東最大級の鍾乳洞「不二洞(ふじどう)」があり、美しく神秘的な洞窟内を探検できる。

最も高いところは地上約10m。スリル満点だ

芝そりエリア。専用チューブを無料で貸し出してくれる

近隣にはコンビニやスーパーがなく、飲食店も少ない。食事の計画はあらかじめ立てておくほうがベターだ。大自然を満喫するならやっぱりBBQ。敷地内には屋根付きのBBQ棟があり、予約をすれば宿泊者以外も利用できる。自分たちで機材や食材を持ち込めば自分たち好みのBBQが楽しめる。もちろん機材のレンタルもあるので食材だけ用意すれば大丈夫。管理棟に隣接する「コテージカフェまほーばの森」ではカレーやそば・うどんなどの軽食を提供。テイクアウトもOKだ。

木のぬくもりにあふれたコテージカフェ

敷地内にはテントサイトもコテージもあり、好みのスタイルでキャンプを楽しめるが、注目は2022年(令和4)8月に完成したばかりのグランピングサイト。ドーム型のテントに断熱材を吹きつけた「インスタントハウス」6棟が並ぶ。木立に囲まれてたたずむ真っ白なドームはおしゃれでプライベート感も抜群。もともとファミリー層に人気のキャンプ場だが、カップルの利用が急増しているというのもうなずける。ドーム内にはエアコンや冷蔵庫など快適に過ごせる設備を完備。ゆっくりくつろげるベッドを備えながら「キャンプらしさ」も楽しめるようにと、アメニティに寝袋が用意されているのがユニークだ。夕食はプライベートデッキで大自然を感じながらBBQを満喫。夜は満満天の星空を眺めながらロマンティックな時間を過ごせる。

ボリューム満点「プレミアムBBQコース」