片山津温泉
湖底から湧く名泉と、壮大なレイクビューが魅力
湖畔の風景と効能豊かな湯を堪能できる
小松空港から南西に車で約15分。一日に7度色を変えるという風光明媚な柴山潟(しばやまがた)に面して湯宿が点在する片山津温泉は、自然豊かなロケーションで訪れる人々を魅了する。潟越しに美しい山容を見せるのは、「日本三名山」に数えられる霊峰白山。空の色を映す湖面には水鳥たちが羽を休め、四季折々の自然が織りなす風景は見飽きることがない。湖底から湧く温泉は塩分を含むナトリウム・カルシウム塩化物泉。成分濃度が高く、湯冷めしにくいと評判だ。気軽にこの湯を楽しむなら、日帰り入浴施設「片山津温泉総湯」や「足の湯えんがわ」へ。体の芯から温まり、湯から上がったあとも保温効果が続く。
温泉街に残る歴史スポットを訪ねて
片山津温泉が発見されたのは江戸時代のこと。鷹狩りに訪れた大聖寺藩主・前田利明が、柴山潟の水面に群れをなす水鳥を目にしたことがきっかけだという。温泉掘削は難航し、本格的に開発が進んだのは明治に入ってから。潟の一部を埋め立てて温泉街が形成されると、多くの湯治客で賑わうようになり、加賀温泉郷のひとつに名を連ねる一大温泉地となった。片山津温泉の町並みにはどこかレトロな趣が漂い、かつて芸妓衆の稽古場だった芸妓検番をはじめ、歴史を感じさせる見どころも多い。また、温泉街を見下ろす高台には、温泉の守護寺・愛染寺(あいぜんじ) がある。縁結びの仏様を祀っており、近年はハートをかたどった山門や絵馬などSNS映えスポットとしても話題となっている。境内には片山津温泉の掘削に使われた道具が残されており、こちらもぜひ見学を。
湖上散歩やサイクリングでリフレッシュ
柴山潟の自然や景観を生かした多彩なアクティビティも、片山津温泉の楽しみ方のひとつ。豊かな自然をのんびりと満喫するなら、湖畔のサイクリングがおすすめだ。柴山潟沿岸をぐるりと1周する全長約7kmのサイクリングロードがあり、行く手に広がるのびやかな風景が爽快な気分にさせてくれる。レンタサイクル(3時間500円)の申し込みは各旅館で受け付けている。アウトドア派にはカヤックや、ボードの上に立って漕ぐSUP(サップ)がおもしろいはず。インストラクターのレクチャーを受けて波のない湖面に漕ぎ出せば、そこは景色をひとり占めできる特等席だ。水上散歩に多くの人が興味を引かれるだろう。このほか、週末を中心に屋形船も運航しており、片山津温泉はさまざまな楽しみ方のできる温泉地だ。
スポット詳細
- 住所
- 石川県加賀市片山津町ツ71 地図
- エリア
- 加賀市エリア
- 電話番号
- 0761741123
- 備考
- ※電話番号は片山津温泉旅館協同組合に繋がります。
- 泉質
- ナトリウム・カルシウム-塩化物温泉(高張性・中性・高温泉)
- 効能
- 神経痛、筋肉痛、関節痛、冷え症
- 泉温
- 72.5℃
- 源泉数
- 1
- 湯量
- 400リットル/分
- 共同浴場数
- 1
- 日帰り温泉施設数
- 9
情報提供: ナビタイムジャパン
クチコミ
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- 加賀四湯のひとつ
- 加賀四湯(山中、山城、片山津、粟津)の一つ。柴山潟のほとりにひらけた風光明媚な温泉地だが、かなり寂れた感じで閉館している旅館も多かった。加賀温泉駅からバスの便があるが、本数が非常に少ないので、ちょっと立ち寄るにはかなり不便。
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- 景色がいいがアクセスが悪い
- 柴山潟の畔にある温泉。中心部には、ホテルがずらずら建ち並び、総湯もある。総湯からは、柴山潟が眺められる。柴山潟がある為、景色が良い。だが、アクセスがいまいち。私が行ったのは、土曜日。泊まり客が多い曜日だが、それでも加賀温泉駅からのバスの便が少ない。総湯は、送迎バスを出してもいいのでは?ホテルは、もちろん送迎バスを用意している。けど、現状、マイカーのない人は行きにくい。
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- 新総湯はちょっと期待外れかも
- この写真からは新しい総湯なのかな。1Fが大浴場(男・女)で、2Fがレストラン。このレストランについては既に書いているので、総湯部分について書くと、曜日によって男湯と女湯が入れ替わったはず。片方しか海側(柴山潟側)でない。それに思ったほど広くないので、あまりの期待は禁物。わざわざお金を払っていくほどのところではないね。旅行社のプランで湯巡りクーポンが付いていれば、1度は行ってみる価値はあるけ...
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