十勝岳温泉

温泉/温泉浴場

日本百名山! 十勝岳にある秘境温泉

北海道で最も高い標高を誇る温泉宿があり、秘境の雰囲気が漂う十勝岳温泉。十勝岳温泉へアクセスする道路の終点は十勝岳や富良野岳の登山口になっていて、登山客でも賑わう。

「十勝岳温泉 湯元 凌雲閣」の露天風呂からは、大自然の絶景を望める} 「十勝岳温泉 湯元 凌雲閣」の露天風呂からは、大自然の絶景を望める

眼前に迫るダイナミックな十勝岳

JR富良野駅から北東へ車で約40分、十勝岳温泉は上富良野町にある温泉地。十勝岳のふもとに広がる上富良野町は、美瑛町と中富良野町に隣接し、人口は約1万人。農業を中心に発展してきた町だ。十勝岳温泉郷には5軒の温泉宿があり、1軒はアクセス良好な市街地、4軒は大自然に囲まれた十勝岳の中腹に位置している。車の速度を落としながら十勝岳の中腹を目指し、うねうねとした一本道を走って行くと、温泉宿が見えてくる。宿の露天風呂からは、カラマツの原生林や、今も白い噴煙を上げるダイナミックな十勝岳の雄姿などが間近に楽しめる。その景色は、ここまで来たご褒美と言わんばかり。まさに雄大な北海道を感じられる絶景だ。

つづら折りの道を上り切った道道291号の終点に十勝岳温泉と登山口がある} つづら折りの道を上り切った道道291号の終点に十勝岳温泉と登山口がある

十勝岳地形測量に関わったひとりの男の熱意がきっかけ

十勝岳温泉は、1963年(昭和38)に開湯した「十勝岳温泉 湯元 凌雲閣」創業者・会田久左エ門の、確固たる意志から誕生した。源泉を発見した会田はここに温泉旅館を開くため、未開だった道路もみずから切り開いたのだ。「十勝岳温泉」の名も、会田の強い思いからつけられた。標高1280mにある「十勝岳温泉 湯元 凌雲閣」は、雲上の温泉としても知られ、ときには、幻想的な雲海を眼下に湯浴みを楽しんだり、秋の露天風呂では山肌の木々が織りなす天然の色彩が目を楽しませてくれる。

道内一高い標高に位置する温泉「十勝岳温泉 湯元 凌雲閣」。異なる2種の泉質が好評で日帰り入浴が可能} 道内一高い標高に位置する温泉「十勝岳温泉 湯元 凌雲閣」。異なる2種の泉質が好評で日帰り入浴が可能

個性豊かな温泉郷

標高1200m地点には「十勝岳温泉 カミホロ荘」がある。露天風呂の前には原生林が広がり、夜は人工の光がないため手を伸ばせば瞬く星に届きそうになる。同じく十勝岳の中腹にある「吹上温泉 保養センター 白銀(はくぎん)荘」は自炊の宿泊施設。開放感あふれる露天風呂は、男女各4つ、共同浴槽4つと数の多いのが自慢。市街地にある「フロンティア フラヌイ温泉」は、ラベンダーの花畑で人気の「日の出公園」のすぐ近くにあり、美肌に良いといわれる炭酸泉が好評だ。このほか、大自然に囲まれ、無料で開放されている「吹上露天の湯」では、野趣あふれる湯浴みを楽しめる。

日帰り入浴を楽しめる「十勝岳温泉 カミホロ荘」。大自然のなかに温泉宿が点在する} 日帰り入浴を楽しめる「十勝岳温泉 カミホロ荘」。大自然のなかに温泉宿が点在する

混浴の「吹上露天の湯」は脱衣所がないため、気になる人は事前に水着を着ておこう} 混浴の「吹上露天の湯」は脱衣所がないため、気になる人は事前に水着を着ておこう

スポット詳細

住所
北海道空知郡上富良野町十勝岳温泉 map map 地図
電話番号
0167456983
備考
[連絡先]上富良野町役場企画商工観光課
泉質
カルシウム・ナトリウム-硫酸塩泉等
効能
神経痛、筋肉痛、関節痛、疲労回復、五十肩、冷え性、動脈硬化症、打ち身、慢性消化器病、慢性皮ふ病、切り傷、やけど、痔疾等
泉温
29.8-54.6℃
源泉数
5
湯量
600リットル/分
日帰り温泉施設数
2

情報提供: ナビタイムジャパン

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