板室温泉
那珂川の上流の、山合いにある「板室温泉」は、塩原温泉とも呼ばれていた場所だ。平安時代の康平2年(1059)に、那須三郎宗重が狩りのために山奥に入り発見したと伝えられており、古くから那須七湯の一つに数えられいる。昭和46年(1971)には国民保養温泉地の指定され、さらに「ふれあい・やすらぎ温泉地」にも指定されている。泉質は無色透明アルカリ性単純温泉。神経痛・筋肉痛・関節痛・五十肩・うちみ・くじき・運動器傷害・冷え性・疲労回復・慢性消化器症・病後回復期・ 健康増進・高血圧など豊富な効能が挙げられる。板室温泉では各旅館に「温泉入浴指導員」が常駐していて、利用方法についてのアドバイスも受けられる。