栃木

那須高原

NASU HIGHLAND

首都圏から日帰りで行ける日本有数の高原リゾート。歴史ある多彩な温泉を楽しめる

那須高原は、栃木県北部の那須岳(茶臼岳)山麓に広がる地域。標高1915mの那須岳は、この地のシンボルで、9合目まではロープウェイでアクセスできることもあり、本格的な装備がなくても、無理なく火山帯の登山に挑戦できる。この那須岳周辺には温泉地が点在。特に「那須温泉郷」は、今から約1380年前の630年(舒明2)に発見され、湯治場の雰囲気が残る風情ある温泉地となっている。また、那須高原の南側には「塩原温泉郷」があり、多様な成分の温泉を楽しめる。那須岳から東北本線や国道4号線に向かって緩やかな斜面に広がる那須高原には、その豊かな自然を生かした動物園や牧場、レジャースポットが多数ある。特に「那須どうぶつ王国」は、その広大な敷地で動物たちがのびのびと暮らしているほか、最近はマヌルネコなど珍しい動物も見ることができ人気だ。また、アートスポットも点在しているので、雨の日でもゆったり過ごせる。

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エリアの見どころ

  • spot 01
    那須どうぶつ王国
    150種もの動物たちに大接近! 迫力満点のパフォーマンスは必見
    那須高原の自然を生かした、東京ドームの約10倍の43ヘクタール(43万平方メートル)という広大な敷地内で、150種600頭もの動物たちが元気に暮らす動物園。エサやり体験などで触れ合える動物も多く、丸一日楽しめるだけに、上手に計画を立ててたくさんの動物に会いたい。
    「マヌルネコのうた」で人気に火がついたマヌルネコ
  • spot 02
    那須サファリパーク
    大迫力の体験型サファリ。夜の探検も大人気
    大自然のなかで放し飼いされている動物に大接近できるアニマルスポット。世界でも珍しい希少な動物から、老若男女を問わず人気のかわいらしい動物まで、約70種700頭羽もの動物に出合える。まずは複数ある探検方法を、それぞれの注意点と合わせてチェックしたい。
    世界でも300頭ほどしか生息していない「ホワイトライオン」
  • spot 03
    那須ワールドモンキーパーク
    世界のサルに会える! 触れ合い体験型動物園
    世界各国のサルに会える、サルのテーマパーク。触れ合い体験をはじめさまざまな角度からサルの魅力を感じられる。他にも背中に乗れるアジアゾウ、特技を見せてくれる猫など楽しさ満載。毎日3回開園するパフォーマンスショーをお見逃しなく!
    アニマルシアターでのパフォーマンス
  • spot 04
    南ヶ丘牧場
    ソフトクリームが絶品。入場無料で遊べるほのぼの牧場
    那須高原に広がる大自然のなか、国内で約200頭しか飼育されていない「ガーンジィ牛」を育てている牧場。乳質に優れたガーンジィ牛の乳を生かした製品は絶品だ。濃厚な「プレミアムソフトクリーム」をぜひ味わって。さまざまな動物との触れ合いも楽しい。
    高原の清涼な空気のなかで暮らすガーンジィ牛
  • spot 05
    那須ハイランドパーク
    北関東最大級! ドッグフレンドリーな遊園地
    標高1050mから550m、那須連峰の南山麓に広がる複合型リゾート「那須ハイランドリゾート」の一角。「那須ハイ」の愛称で親しまれている遊園地は、わんちゃんと一緒にアトラクションに乗れるドッグフレンドリーな施設。わんちゃんと泊まれる素敵な宿泊施設も要チェック!
    コースター系の乗り物が集まる「コースタープラザ」エリア
  • spot 06
    那須フラワーワールド
    那須連山麓の丘に、カラフルな花の絨毯が広がる
    標高600m、背景には那須連峰がそびえ、那須高原の大地をカラフルに染める、まるで絵画のように美しい花畑。4月下旬から10月下旬を開園期間として、季節により順次、さまざまな花が咲き誇る。
    那須連山のふもとにカラフルな世界が広がる。写真の花はケイトウ
  • spot 07
    那須平成の森
    自然の宝庫。元御用邸用地で森林浴ウォーク
    那須連山のふもと、日光国立公園内に広がる那須平成の森は、元那須御用邸用地の一部を自然と触れ合える場として整備した森。自由に散策できるコースとガイド付きで入園できるコースに分かれる。まずはフィールドセンターで情報収集を。
    遊歩道のゴール地点に整備された観瀑台から眺める「駒止の滝」
  • spot 08
    茶臼岳
    那須を象徴する活火山で絶景ハイキングを満喫!
    「日本百名山」にも数えられる茶臼岳。その姿は那須高原のいたるところから眺められ、那須のシンボル的な存在としてそびえている。標高1915m。山頂近くまで自動車またはロープウェイで9合目までアクセス可能で、ここでしか見られない絶景を手軽に堪能できる。
    「那須ロープウェイ」の山頂駅付近から望む茶臼岳。山頂には温泉神社奥宮がある
  • spot 09
    那須ロープウェイ
    那須岳を空中遊泳! 360度のパノラマビューに感動!!
    茶臼岳の山麓駅と山頂駅を結ぶ大型のロープウェイ。雄大な山の景色が眼下に迫り、なかでも紅葉の季節にはまるで絵画のような絶景が広がる。本格的な装備がなくても、気軽に山の雰囲気を味わえると人気だ。
    那須ロープウェイは関東自動車の運営。那須塩原駅から那須ロープウェイ山麓駅までの路線バスを運行している
  • spot 10
    アートビオトープ那須
    自然との融合をテーマに癒やしと学びを届けるアートリゾート
    制作体験もできるアートスタジオにレストラン、カフェ、2つの宿泊施設などを備えた複合施設。森全体をアート作品として表現した『水庭』をはじめ、心豊かに過ごせる空間をさまざまな形で創出している。那須の大自然をとことん満喫できる文化リゾート。
    世界的に評価されている建築家による作品『水庭』
  • spot 11
    那須ステンドグラス美術館
    美しい光と音に包まれた、五感に触れる美術館
    那須の大自然に溶けこむ、異国情緒あふれる建物。1800〜1900年代に制作されたステンドグラスを中心に展示する美術館で、美しい形や色、パイプオルガンの音色が空間を彩る。非日常のムードに癒やされるだけでなく、体験教室でステンドグラスのストラップ作成ができる。 自分だけの作品を作ってみるのも楽しい。
    結婚式も行われるセント・ラファエル礼拝堂
  • spot 12
    N's YARD
    現代美術家・奈良美智の私設アートスペース
    特徴的な少女の絵で知られる世界的アーティスト・奈良美智(ならよしとも)氏が、作品を身近に感じられる場所を、という思いで開設したアートスペース。作品だけでなく、奈良氏が大切にしてきたコレクションも展示しており、その世界観に触れられる空間となっている。
    座りながらのんびり作品を鑑賞できる。展示内容は変更になる場合がある
  • spot 13
    鹿の湯
    名湯の風情を色濃く残す、栃木県内最古の湯
    那須連山の主峰・茶臼岳を眼前に見上げる標高1000mの地。周囲には硫黄のにおいが立ち込め、湯煙がたなびき、昔ながらの湯の里としての風情を漂わせている。今もたくさんの入浴客が訪れる栃木県内最古の湯。オススメの入浴法をぜひ試してみて。
    地元客から観光客までたくさんの人が訪れる。比較的空いているのは10:00-12:00頃
  • spot 14
    殺生石
    のどかな温泉地に異質な雰囲気を漂わせる溶岩地帯
    那須岳を仰ぐ自然豊かな温泉地・那須湯本。そんな風景のなかに、無数の岩石が覆う荒涼とした一帯がある。岩石は溶岩で、殺生石園地と呼ばれるこの辺り一帯には、絶えず硫黄のにおいが立ち込めている。周囲と一線を画す、なんともいえない独特な雰囲気だ。「鹿の湯」側から見て園地の最奥、那須岳の丘陵が温泉街にせまる斜面に立つひときわ大きな石が、殺生石と呼ばれるもの。物騒なその名は、この地に残る「九尾の狐」にまつわる伝説に由来している。陰陽師に正体を見破られた九尾の狐が、退治されたあとも巨大な石に姿を変えて毒気を振りまき、生きものの命を奪い続けた。その巨大な石に向かい、栃木県にある泉渓寺の和尚が読経を続けたことで、3つに割れて飛び散り、そのひとつがここに残ったといわれている。俳人・松尾芭蕉も1689年(元禄2)にこの地を訪れて句を残しており、「おくのほそ道の風景地」としてこの一帯が国の名勝に指定されている。那須湯本温泉ではずせない立ち寄りスポット。2022年3月には殺生石が割れてしまい、慰霊祭並びに平和祈願祭を執り行った。
    殺生石は正面に見える斜面にある。木道が整備されているので歩きやすい
  • spot 15
    那須温泉神社
    「鹿の湯」の発見と歴史をともにする、那須を守護する社
    1390年前、栃木県最古の湯といわれる「鹿の湯」を発見した狩野三郎行広(かりのさぶろうゆきひろ)により創建。大鳥居前には足湯施設があり、拝殿のある高台からは、硫黄のにおいが立ちこめる殺生石園地を一望する。まさしくその名にふさわしい神社である。拝殿までの道のり、推定樹齢800年のミズナラのほか県指定の銘木百選に指定されている那須五葉松やツツジ、ドウダン、カタクリなどさまざまな木々や植物が目を楽しませてくれる。拝殿前には昭和天皇と皇太后宮手植えの那須五葉松も凛として息吹き、この神社の由緒を静かに物語る。奥宮は「那須嶽神社」の名で茶臼岳山頂に鎮座。農業の神とされる大己貴命(おおなむちのみこと)、少彦名命(すくなびこのみこと)を祀っている。弓の名手である那須与一にゆかりあることでも有名で、源義経の配下として参戦した「屋島の戦い」においては、この社に勝利を祈願。武勲を立てた証に奉納した鳥居が今も残っている。その歴史とパワーにあやかり、勝負事の必勝祈願や恋愛成就祈願、開運などのご利益を期待して参拝しよう。
    奥に見える三の鳥居は弓の名手・那須与一が奉納したもの
  • spot 16
    塩原温泉郷
    圧倒的な渓谷美が抱く温泉地で名湯も絶景も美味も満喫!
    1200年以上の歴史を誇る温泉郷。古くは「塩原十一湯」と呼ばれ、清流・箒川(ほうきがわ)流域に11の温泉地が連なっている。古き良き湯治場の風情と渓流を抱く四季折々の風景、地域の食材を生かした名物まで、味わい尽くせないほどの魅力を紹介する。
    足湯施設「塩原温泉湯っ歩の里」対岸からの景色
  • spot 17
    塩原温泉湯っ歩の里
    観光拠点としての役割も担う国内最大級の足湯温浴施設
    塩原温泉郷でひときわ存在感のある檜造りの建物。鏡池という池の外周に、塩原温泉を引いた足湯の湯船を30mずつつなぎ、全長60mもの足湯回廊をしつらえた。足湯専門の施設として、全国でも最大級の規模だ。\短パンのレンタルもあり手ぶらでも気軽に楽しめる足湯となっていて、全身での入浴と違いのぼせにくく、それでいて体は芯からしっかりと暖まる。左右30mずつの湯船は熱めの湯とぬるめの湯に分けられており、好みの温度を選べるのもうれしい。湯内の床には足つぼを刺激する大小さまざまな形の石が埋め込まれている。手すりもあるので、転ばないようにつかまりながらゆっくりと回廊を歩ける。足湯だけでも血液の循環が良くなり免疫力アップ、むくみや冷え性の改善などが期待できるが、さらに足裏をグイグイ刺激することで血行促進の効果も。地元に住んでいれば、健康な体づくりのために毎日でも通いたくなるに違いない。
    敷地内には塩原ゆかりの文人、夏目漱石と室生犀星の歌碑がある
  • spot 18
    NASU FARM VILLAGE(ナスファームヴィレッジ)
    かわいい馬たちと一緒に癒やしの時間を過ごせる
    全16頭の馬が暮らす、馬を専門に飼育している牧場。馬の背中に乗って大田原の雄大な自然を感じられるホーストレッキング、エサをあげたり身体をブラッシングしたりと触れ合い体験を楽しめる。やさしい馬の体温を感じながら、癒やしの時間を過ごそう。
    「ホーストレッキングコース」の様子。専門スタッフのガイドに沿って、馬と一緒に牧場内を歩く
  • spot 19
    那須千本松牧場
    食と癒やしと体験! 歴史ある大牧場を遊び尽くそう
    東京ドーム約178個分(800万平方メートル)という、広大な敷地面積を誇る牧場。自家製堆肥による飼料や土づくりなど、生育環境にこだわって育てている乳牛は500頭にものぼる。生乳や乳製品はもちろん、自然豊かな環境を生かしたさまざまなアクティビティを満喫できる。
    飲食店や売店のある広場から徒歩12分ほどの場所にある放牧場
  • spot 20
    那須の森の空中アスレチック「NOZARU」
    非日常の興奮を体感! 日本最大級の空中アスレチック
    那須の大自然を生かした複合型リゾートを展開する那須ハイランドリゾートのホテル「那須高原TOWAピュアコテージ in NASU HIGHLAND RESORT」内にあるアスレチック施設。大人も興奮間違いなしの空中散歩へ、いざ!
    大人から子どもまでワクワクドキドキの冒険を楽しめる。写真はジップラインの様子
  • spot 21
    那須高原りんどう湖ファミリー牧場
    牧場もアトラクションも! 湖畔に広がる大テーマパーク
    大人から子どもまで一日たっぷり遊べるレジャー施設。農業用の溜池として約60年前に造られた「りんどう湖」を中心に豊富なアトラクションがそろい、馬やウサギなどの動物と触れ合える牧場もある。高原のすがすがしい空気のなかでレジャーをとことん満喫!
    ペダルカートやペダルボート、遊覧船など水上アトラクションも豊富。那須の心地よい空気を存分に堪能できる
  • spot 22
    那須 花と体験の森
    銘菓の里で花と森林浴とものづくりを満喫!
    那須の銘菓「御用邸の月」の製造工場がある「お菓子の城 ハートランド」内の施設で、その名のとおり、花と自然、さまざまな体験を楽しめる場所。カフェの奥から入場できるガーデンは四季折々に草花が彩る。那須の自然を満喫しながらアクティブに過ごそう。
    カフェや体験教室コーナーのある建物。隣には温泉施設も併設
  • spot 23
    那須テディベアミュージアム
    ぬくもりあふれるぬいぐるみの世界で童心にかえる
    1997年(平成9)に開館した、世界中のテディベアを展示する美術館。開館にあたって館長が落札した「テディ・エドワード」も展示しており、それを目的とした海外からの来訪も多いそう。テディの工房をモチーフにした空間で、キュートなぬいぐるみに癒やされよう。
    この美術館の目玉、テディ・エドワード
  • spot 24
    那須ガーデンアウトレット
    ショップもレストランも抜群の充実度!
    ファッションの人気ブランドショップやレストラン、地元農家が直接野菜を卸しているマーケットまで、さまざまな楽しみを提供するリゾート型ショッピングモール。その数全132店舗を擁する。ワンちゃん連れでも気兼ねなく入れる大満足の施設をチェックしておこう。
    コインロッカーや荷物の宅配サービスもあるので安心
  • spot 25
    旧青木家那須別邸
    日本に現存する唯一の建築美に見惚れ往時をしのぶ
    明治時代にドイツ公使や外務大臣を務めた青木周蔵(あおきしゅうぞう)の別邸として造られた建物。ドイツで建築学を学んだ松ヶ崎萬長(まつがさきつむなが)の設計で、日本に現存する唯一の建築となっている。明治を生きた偉人の暮らしと建築美に触れてみて。
    「道の駅 明治の森黒磯」のなかの一施設として、現在は栃木県が管理し、一般開放されている
  • spot 26
    Cafe facile
    那須連山のお膝元。開放的な空間でホッとひと息
    那須連山を眼前に望む那須メイン通り沿いのカフェ。雰囲気のあるふぞろいの家具を配した、開放的で落ち着きのある空間でゆったりくつろげる。メニューはハンバーグやカレーなど那須の食材にこだわった料理、イタリアのエスプレッソマシン・チンバリでいれるスペシャルティコーヒーが中心。看板メニューは、那須の手作り味噌店「蔵楽」の米麹甘味噌で仕上げたソースをあわせた「蔵楽ちゃうす米麹甘味噌ハンバーグ」。味噌の風味が利いたやさしい味わい、牛100%の国産牛を使用した肉のうまみがたまらない。食後のデザートには、ほろ苦いカラメルと濃厚な味わいで人気、数量限定の「ファシルプリン」を。ブラジル産スペシャルティコーヒーに那須牛乳をあわせたカフェラテと一緒にどうぞ。料理は天気のよい日ならテラス席も気持ちがいい。デザートと飲みものがセットになったものも多くそろっているので、立ち寄りでちょっとひと息つくのもオススメ。
    座り心地のいいソファ席も。好みの席でのんびりしよう
  • spot 27
    ステーキハウス寿楽 本店
    那須和牛の芳醇な味わいがたまらない!
    上質な肉質の「とちぎ和牛」および「那須和牛」の取扱指定店であり、那須のメインストリート沿いの飲食店のなかでも大人気のレストラン。一頭買いで仕入れる地元精肉店としての強みを生かし、黒毛和牛のさまざまな部位をリーズナブルに提供している。とちぎ和牛は栃木県内の生産でAとBの4等級以上、那須和牛はJA那須野管内に指定された農家による生産で、AとB3等級以上に格付けされた黒毛和牛に与えられる銘柄。那須和牛は風味をよくするため、飼料に米を与えているのだとか。初めての人へのオススメは、寿楽のロングセラーであり那須ブランドにも認定されている「那須和牛おすすめサイコロステーキ」。最高級の肉を箸で手軽に楽しめるとあって、地元客にも観光客にも厚く支持されてきた。地元農家が丹精こめて育てあげた、キメ細やかで風味豊かな那須和牛のうまみを存分に堪能しよう。一頭買いのためさまざまな希少部位を使用できることから、その日によって裏メニューも登場する。店先の看板で紹介されているのでぜひチェックしよう。
    「那須和牛おすすめサイコロステーキ」150g、ライスやサラダとのセットで3250円。225gと300gもあり
  • spot 28
    ベーカリーレストラン ペニーレイン
    森林浴と名曲を一緒に満喫できるベーカリーカフェ
    那須湯本の森のなかで営むベーカリー。『TVチャンピオン』(テレビ東京)で優勝を勝ち取った「ブルーベリーブレッド」をはじめ、見た瞬間思わず手が伸びてしまいそうな焼きたてのパンが数十種、ずらりと並ぶ。開放的なガーデンテラスは、森林浴を満喫しながら過ごせる最高のカフェ空間だ。購入したパンをイートインできるのはもちろん、ハンバーグやパエリア、チーズフォンデュ、有機野菜のサラダなど、パンと一緒に楽しめるメニューも豊富にそろえている。ビートルズの名曲を店名に掲げ、店そのものがビートルズの博物館というほど、店の中から外までビートルズ一色。BGMはもちろんすべてビートルズの楽曲で、パンの名前にメンバーの名を付けていたり、メンバーの直筆サインや貴重なグッズもたくさん展示されていたりなど、オーナーのビートルズ愛がひしひしと伝わってくる。森林のすがすがしい空気と名曲の数々、そして焼きたてのおいしいパン。ぜいたくな空間で非日常の時間を過ごせる。
    最高の空気と名曲が流れるガーデンテラス
  • spot 29
    NAOZO
    予約がオススメ! 売り切れ必至の石窯ベーカリー
    一つひとつ石窯でていねいに焼くパンが大人気のベーカリー。中央に石窯を配した、よい香り漂う店内に、次から次へとファンの客が訪れる。石窯の輻射熱で焼き上げるパンはずっしりと重量感があり、外はこんがり、中はもっちり。どのパンも早めの時間で売り切れ必至だが、特に人気なのは「山型食パン」。バター、牛乳不使用で小麦本来の味わいをしっかり堪能できる。基本は1日に3回焼き上がるものの、ほとんどが予約で終わってしまうため、確実に手に入れるには予約がベターだ。ほか、ライ麦にショートニングを混ぜて焼いた生地にベーコンとフライドオニオンを混ぜ込んだブリーニや、レーズン酵母を使用したパン・ド・カンパーニュ、クルミ入りのレーズンパン、マイルドな味わいのスイスブロート、バゲットなど、どれも石窯パンならではの食感と風味を存分に堪能できる。昼頃には数種類のベーグルも焼き上がる。ぜひお気に入りを探してみよう。
    予約なしでの来訪でお目当てのパンが残っていたらラッキー
  • spot 30
    チーズガーデン 那須本店
    「よりおいしく」リニューアル! 御用邸チーズケーキ
    那須土産で人気の「御用邸チーズケーキ」で知られるチーズガーデン。運営会社の「株式会社庫や」は1984年(昭和59)にワサビ漬けの店として創業、その後那須塩原の牛乳生産量第2位の特色に注目し、多くの人に愛されるチーズケーキ作りを始め現在にいたる。数種類のチーズをブレンドしたオリジナルチーズによる看板商品・御用邸チーズケーキは、2022年(令和4)1月にマイナーチェンジ。よりしっとり濃厚な味わいに仕上げている。瀟洒(しょうしゃ)でスタイリッシュな売り場もブレンドティーのオリジナルブランド「手茶(てっさ)」やカフェコーナーを新たに展開するなど、進化を続けている。加えて、那須本店には「カフェ&ガーデン しらさぎ邸」が併設。開放的な店内の大きな窓越し、あるいはテラス席から美しい庭を眺めつつ、おいしいビーフシチューやロース肉のさっぱりカツレツなどの料理を楽しめる。コク豊かなオリジナルチーズにオリジナルのサワークリームをあわせ、ベイクド生地に載せたプレミアムな「しらさぎ」と、爽やかな風味の「NASU WHITE」、御用邸チーズケーキを食べ比べできる「3種のチーズケーキ」もオススメ。
    専用の手焼き窯で一つひとつていねいに焼きあげるベイクドチーズケーキ「御用邸チーズケーキ」1680円。2022年(令和4)にパッケージもリニューアル
  • spot 31
    お菓子の城 那須ハートランド
    体験教室もフルーツ狩りも! 銘菓の拠点は楽しさ満載
    全国菓子博覧会で橘花栄光章(きっかえいこうしょう)を受賞、那須の銘菓として知られる「御用邸の月」製造元である「いづみや」の複合施設。お菓子の工場兼直売所であり、温泉や各種体験教室、フルーツ狩りまで多種多様に楽しめる。高原の清涼な空気のなか、一日遊び尽くそう。
    ふんわりやさしい「御用邸の月」
  • spot 32
    沼ッ原湿原
    200種類以上もの亜高山植物が自生する湿原
    東北自動車道那須ICからクネクネとした山道を含めて約24km、那須連山西腹の標高1230mに広がる湿原。亜高山植物の宝庫であり、春夏秋冬を通じて約230種もの植物が確認されているそう。初心者ハイカーにもオススメの湿原ウォークへ出かけよう。
    東西約250m、南北約500mに及ぶ湿原。天気がよければ那須連山も望める
  • spot 33
    森林ノ牧場
    のびのび育ったジャージー牛の恵みをいただきます
    森の自然をそのまま生かした牧場で、希少なジャージー牛20〜30頭を飼育。放牧によってのびのびと育てながら、併設のカフェでは濃厚なソフトクリームや牛乳、地域の農家の野菜を使用したランチを提供している。オーナーの愛情がこもったお土産も要チェック。
    牧場入り口の駐車場付近から放牧されている牛の姿を見られる
  • spot 34
    栃木県なかがわ水遊園
    国内最大級の「川」に特化したテーマパーク
    川に生息する魚を展示する水族館として国内最大級の規模を誇る、栃木県内唯一の水族館。古くからこの地域の人々の生活に根ざしてきた清流・那珂川の魚を中心に、大小約60もの水槽で泳ぎ回る魚類約330種を観賞できる。海の水族館とは異なる魅力を体感!
    アマゾン川の水中を体感できるチューブ型の大水槽
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旅のヒント

  1. その1

    電車の場合、東北新幹線が発着するJR那須塩原駅が起点となる。ここから路線バスが那須高原の各方面に出ている。駅前でレンタカーを借りることもできる。

  2. その2

    高速バスを利用する場合は、バスタ新宿からJRバス関東「那須・塩原号」を利用。那須温泉(那須湯本温泉)行きや、塩原温泉バスターミナル行きが一日1〜4便ある。

  3. その3

    車の場合、東北自動車道の黒磯板室IC、那須IC、那須高原スマートICが最寄りのICになる。那須温泉郷に向かう場合は、西那須野塩原ICが便利。

  4. その4

    冬季は降雪や路面が凍結することもあるので、防寒対策や車の装備をしっかりしておきたい。また、冬期休業となる施設もあるので要注意。

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