渋温泉
ノスタルジックな温泉街で湯巡りとそぞろ歩き
下駄の音がこだまするレトロな温泉街
横湯川と平行して600mにわたる渋温泉街へは、長野電鉄湯田中駅から長電バス上林線で約7分。「渋和合橋」で下車したら向かいに位置する「渋温泉旅館組合 観光案内処」で、街歩きマップを手に入れてから散策を始めよう。昔ながらの風情が漂う石畳の通りには、30の旅館と9つの外湯、土産物屋、商店、飲食店などが軒を連ね、温泉娯楽の王道「射的」や「卓球コーナー」も。夕暮れになると街灯が灯り、いっそうノスタルジックな情緒に包まれる。浴衣に着替えてカランコロンと下駄を鳴らしながら歩くのにぴったりの雰囲気だ。温泉街のあちこちに細い路地があるので、思いもよらない探検気分を味わえるのも魅力のひとつ。
願いを込めて9つの湯巡りを
温泉街には、地元の人たちによって大切に守られている9つの外湯(初湯、笹の湯、綿の湯、竹の湯、松の湯、目洗いの湯、七操の湯、神明滝の湯、渋大湯)があり、各宿の宿泊者限定で楽しむことができる。その際にぜひ購入したいのが「巡浴祈願手ぬぐい」。外湯の入り口に設置されたスタンプをその手ぬぐいに押しながら、源泉や効能がそれぞれ異なる外湯巡りを楽しもう。9つすべて巡ると「九(苦)労を流し、厄除け、不老長寿、安産育児」のご利益があるといわれている。最後に温泉街の高台に位置する「渋高薬師」にお参りすることで満願成就となるのでお忘れなく。
さらなるご利益を求めるなら
九湯巡りのゴール地点「渋高薬師」から、右手側に続くのが「御利益散歩道」。所要時間は約15分ほど、温泉街の裏山に点在する寺や神社を訪ねる気軽な遊歩道だ。天満宮、渋湯神社、毘沙門天、不動尊、薬師庵、金毘羅宮、そして終着の温泉寺まで、祈願しながら歩けば、それぞれのご利益をいただけるという。夏には新緑、秋には紅葉と、季節感漂う林の小道で、レトロな温泉街とはまた違った散策を楽しむのもおすすめ。
「九糖めぐり」で思い出を詰め込もう
外湯巡りや散策と合わせて楽しみたいのが「九糖めぐり」。これは、温泉街にある土産物店や菓子店を巡って、専用の箱「いとをかし箱」に好きなお土産を詰めていくというもの。この手提げ箱は商店などで販売されていて、渋温泉のマスコットキャラクター「しぶざるくん」が描かれている。中を開けると、九湯にちなんで仕切りが9つ。温泉まんじゅうがぴったりと入るサイズになっているので、この箱に入るサイズの商品を、お店の方と相談しながら選ぶのも楽しい。まんじゅうやお菓子だけでなく、キーホルダーや小物なども詰めて、自分だけのオリジナルお土産ボックスに仕上げてみよう。
スポット詳細
- 住所
- 長野県下高井郡山ノ内町平穏 地図
- エリア
- 北信濃エリア
- 電話番号
- 0269332921
- 泉質
- ナトリウム・カルシウム-塩化物・硫酸塩泉
- 効能
- 神経痛、疲労回復、打ち身、くじき、冷え性
- 泉温
- 58-98℃
- 日帰り温泉施設数
- 6
情報提供: ナビタイムジャパン
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クチコミ
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- 折角遠路はるばる訪れたのに。。
- 外湯めぐりが楽しみで何度かリピートしていますが、今回泊まった日は温泉の配管の清掃をしているとのことで、お湯がほとんどないところや、あってもめちゃくちゃぬるく風邪をひきそうになるような外湯だらけ。清掃作業によりお湯の量が減ってしまうのは仕方ありませんが、見回りを数時間に一度したりしてきちんとした温度や湯量管理をして欲しかったです。それができないのなら、清掃実施期間は渋温泉の旅館はすべて休業にしてもら...
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- 温泉巡り
- 湯田中温泉の奥にあるこじんまりした、細い一本道をメインにした温泉街です。源泉掛け流しの温泉巡りが出来、歴史あるノスタルジックな建物も見どころで、野猿公苑への送迎もある様です。
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- 湯の温度を下げる工夫が必要。
- 温泉の温度が高すぎてビックリしました。外湯めぐりしたかったのですが無理でした。旅館の風呂も露天は何とかはOKでしたが内湯は熱すぎて入れませんでした。街並みは散歩するには気持ちの良かったです。
TripAdvisorクチコミ評価
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