北信濃
KITA-SHINANO
豊かな自然が広がり、古から続く歴史と文化の息づくエリア
その昔「信濃国(しなののくに)」と呼ばれていた現在の長野県の北部にあたるエリア。山を越えれば、北に新潟県、東に群馬県が位置している。このエリアには、日本一の大河・千曲川が流れ、「北信五岳」と呼ばれる斑尾山、妙高山、黒姫山、戸隠山、飯縄山をはじめとした、雄大な山々がそびえる。ふもとには自然豊かな高原と里山が広がり、豊富な積雪量を誇るスノーリゾートを有するほか、「日本の原風景」ともいえる情景も。また、幕末に多くの文人墨客が訪れた土地として、今も年間100万人を超える観光客で賑わう長野県屈指の観光地「小布施」もこのエリアだ。さらに、野沢温泉、湯田中渋温泉郷、信州高山温泉郷といった古くからの名湯が連なる温泉地のほか、日帰り温泉も多数点在する一大温泉エリアとしても知られている。
エリアの見どころ
-
spot 01
-
spot 02
-
spot 03
-
spot 04
-
spot 05
-
SORA terrace
- 標高1770m、ロープウェイで雲上の世界へ
- 標高1770mからの絶景を楽しめる、長野県北志賀竜王の「竜王マウンテンパーク」内にあるテラス。条件が合えば眼下に広がる一面の雲海を見渡せるほか、 夕方には北アルプスに沈む夕日を眺められるサンセットスポットに。
- スポットの詳細
-
SORA terrace
-
spot 06
-
spot 07
-
歴史の宿 金具屋
- 風格漂う、渋温泉のフォトスポット
- 趣のある渋温泉街でひときわ存在感を放つのが、今から約260年前の1758年(宝暦8)に創業した「歴史の宿 金具屋」だ。ジブリ映画『千と千尋の神隠し』に登場する湯宿のモデルとも噂され、渋温泉の名所のひとつとして高い人気を集めている。見どころはなんといっても、木造4階建ての宿泊棟「斉月楼」。毎日19時30分-22時まで外観のライトアップが行われているので、温泉街散策の際にはちょっと立ち止まり見上げてみよう。建物の外観は、宿泊者以外でも撮影可能なので、暗闇のなかで幻想的にたたずむその姿をぜひ写真に収めたい。\宿泊すると「文化財巡り」と「源泉見学ツアー」に参加できるほか、明治-昭和の建築様式の流行を色濃く反映する遊びに満ちた館内の細工を楽しめるのも魅力のひとつだ。
- スポットの詳細
-
歴史の宿 金具屋
-
spot 08
-
spot 09
-
spot 10
-
小布施堂 本店
- 栗の郷・小布施で堪能する 和洋の栗菓子
- 長野電鉄小布施駅から徒歩約10分。観光の中心地に位置する小布施堂は、小布施町に点在する老舗栗菓子店のひとつ。創業の明治時代から110年以上にわたり栗菓子を作り続けている。定番の栗鹿ノ子をはじめ、羊羹、落雁といった和菓子だけでなく、栗かのこケーキやモンブランなどの洋菓子も。季節限定の商品もあるので、ぜひ合わせてチェックしたい。店の奥に進むと、レストランも併設。季節の食材を活かした和食と、栗がメインの甘味を楽しむことができる。新栗の収穫時期である9-10月の約1か月間には、究極の栗菓子「朱雀(すざく)」も登場し、毎年大人気だ。栗本来の甘みを味わうことができる逸品なので、その年の栗の出来具合を自分で確かめられるのもうれしい。小布施堂の界隈には「桝一市村酒造場」や「傘風楼」といったショップが立ち並ぶほか、小布施堂の裏には遊歩道「栗の小径」が通っているので、街歩きをしながら立ち寄ってみては。
- スポットの詳細
-
小布施堂 本店
-
spot 11
-
岩松院
- 北斎肉筆画の傑作が描かれた古刹
- 葛飾北斎の大作『八方睨み鳳凰図』で知られる「曹洞宗 岩松院」。入り口で履物を脱ぎ、券売機で拝観券を購入してから本堂の中へ。天井を見上げると、21畳敷きの天井いっぱいに翼を広げ、こちらを睨みつける極彩色の鳳凰図が。どの角度から見ても鳳凰と目が合うような画法で描かれているのが特徴だ。今から170年以上前の1848年(嘉永元)、北斎が89歳という晩年時の作品で、これまで一度も塗り替えされたことがなく、当時の色がそのまま鮮やかに残っている。鳳凰図の中には、北斎の愛し続けた富士山が隠し絵として描かれているので、さまざまな角度からよく観察して探してみよう。境内には、太閤秀吉公の重臣であった「福島正則公の霊廟」や、小林一茶の句碑が立つ「蛙合戦の池」もある。
- スポットの詳細
-
岩松院
-
spot 12
-
北斎館
- 小布施ゆかりの画狂人・北斎の情熱が息づく
- 「冨嶽三十六景 神奈川沖浪裏」を描いたことで有名な浮世絵師・葛飾北斎専門の美術館。小布施町の中心地に位置し、年に4-5回展示替えを行う企画展示室のほか、映像ホール、肉筆画展示室、祭屋台展示室で構成されている。いちばんの見どころは、長野県宝に指定されている「上町祭屋台」と「東町祭屋台」。晩年の大作であるこの祭屋台は、ガラス張りのケースに囲われているので、360度どの角度からも鑑賞できる。屋台の天井には、北斎筆の「龍」「鳳凰」、怒涛図と称される「男浪」「女浪」が描かれており、思わず見入ってしまうような迫力に魅了されることだろう。巧みな筆さばきと美しい色彩によって生み出された数々の作品から、生涯にわたり画業を極めようとした北斎の情熱を感じよう。
- スポットの詳細
-
北斎館
-
spot 13
人気スポット
旅のヒント
-
その1
小布施町の中心地にある店舗は、専用駐車場がない、または台数が限られて停められないことも。周辺には町営などの駐車場がいくつかあるので事前にチェックを。
-
その2
須坂市、小布施町、山ノ内町は、長野駅発の長野電鉄線で結ばれている。終点は山ノ内町の湯田中駅。
-
その3
野沢温泉村の最寄駅は北陸新幹線飯山駅。JR飯山線戸狩野沢温泉駅からのアクセスだとタクシーの台数が限られているので、飯山駅から野沢温泉ライナーもしくは路線バスが望ましい。
-
その4
自動車でのアクセスは、いずれも上信越自動車道を利用する。飯山市・野沢温泉村は「飯山豊田IC」、須坂市・高山村は「須坂長野東IC」、山ノ内町は「信州中野IC」、小布施町は「小布施スマートIC」で降りる。
関連記事
モデルプラン
長野のその他のエリア
-
- 白馬・安曇野
-
-
松本城
-
上高地
-
河童橋
- ...etc
-