北信濃

KITA-SHINANO

豊かな自然が広がり、古から続く歴史と文化の息づくエリア

その昔「信濃国(しなののくに)」と呼ばれていた現在の長野県の北部にあたるエリア。山を越えれば、北に新潟県、東に群馬県が位置している。このエリアには、日本一の大河・千曲川が流れ、「北信五岳」と呼ばれる斑尾山、妙高山、黒姫山、戸隠山、飯縄山をはじめとした、雄大な山々がそびえる。ふもとには自然豊かな高原と里山が広がり、豊富な積雪量を誇るスノーリゾートを有するほか、「日本の原風景」ともいえる情景も。また、幕末に多くの文人墨客が訪れた土地として、今も年間100万人を超える観光客で賑わう長野県屈指の観光地「小布施」もこのエリアだ。さらに、野沢温泉、湯田中渋温泉郷、信州高山温泉郷といった古くからの名湯が連なる温泉地のほか、日帰り温泉も多数点在する一大温泉エリアとしても知られている。

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エリアの見どころ

  • spot 01
    高橋まゆみ人形館
    どこか懐かしい、日本のふるさとに出合える場所
    作家・高橋まゆみによる創作人形の世界と、その舞台であるふるさとの原風景を同時に楽しめる美術館。細やかな人間観察から生み出された人形は、親しみやすい表情ながらも見る人の心を揺さぶる作品ばかり。
    新緑、紅葉、積雪など、四季折々の表情を魅せる庭も見どころのひとつ
  • spot 02
    なべくら高原
    四季を通じて、ブナの里山に広がる大自然で遊ぼう
    標高1289mの鍋倉山を裾野に広がる「なべくら高原」は、長野県飯山市の北端に位置する日本有数の豪雪地帯。豪雪により守られる手つかずの大自然が広範囲にわたって残され、豊かなブナの森が形成されている。
    標高約500mのふもとの畑から望む、穏やかな山容の鍋倉山
  • spot 03
    臥竜公園
    まるで自然の博物館のような都市公園
    動物園を併設する長野県須坂市の総合公園。「さくら名所100選」「日本の名松100選」「長野の自然100選」「信州の夕景色100選」に選定。春の桜、初夏の新緑、秋の紅葉、冬の雪景色と四季を感じられる憩いの場として親しまれている。
    竜ヶ池の周りには約160本の桜が並び、舞い散る桜吹雪と水面に浮かぶ花いかだも見どころ
  • spot 04
    地獄谷野猿公苑
    厳しくも豊かな自然のなかで暮らすニホンザルの生態に触れる
    長野県下高井郡山ノ内町の地獄谷にある野性のニホンザルの生態の観察ができるスポット。雪のある環境下で生きるサルたちは通称「スノーモンキー」と呼ばれ、世界中から訪れる人々に愛されている。
    子ザルたちのかわいらしい姿も間近で見ることができる
  • spot 05
    SORA terrace
    標高1770m、ロープウェイで雲上の世界へ
    標高1770mからの絶景を楽しめる、長野県北志賀竜王の「竜王マウンテンパーク」内にあるテラス。条件が合えば眼下に広がる一面の雲海を見渡せるほか、 夕方には北アルプスに沈む夕日を眺められるサンセットスポットに。
    テラスのある山頂付近の夏季平均気温は18℃と涼しい
  • spot 06
    渋温泉
    ノスタルジックな温泉街で湯巡りとそぞろ歩き
    長野県の北東部に位置する「渋温泉」は、開湯1350年という古くから湯治場として栄えてきた歴史をもつ、風情あふれる温泉地。豊富な湯量を誇り、近隣8か所の温泉と合わせ「湯田中渋温泉郷」を形成している。
    毎年恒例の夏祭りの期間中は、毎晩19時半から22時まで歩行者天国に
  • spot 07
    歴史の宿 金具屋
    風格漂う、渋温泉のフォトスポット
    趣のある渋温泉街でひときわ存在感を放つのが、今から約260年前の1758年(宝暦8)に創業した「歴史の宿 金具屋」だ。ジブリ映画『千と千尋の神隠し』に登場する湯宿のモデルとも噂され、渋温泉の名所のひとつとして高い人気を集めている。見どころはなんといっても、木造4階建ての宿泊棟「斉月楼」。毎日19時30分-22時まで外観のライトアップが行われているので、温泉街散策の際にはちょっと立ち止まり見上げてみよう。建物の外観は、宿泊者以外でも撮影可能なので、暗闇のなかで幻想的にたたずむその姿をぜひ写真に収めたい。\宿泊すると「文化財巡り」と「源泉見学ツアー」に参加できるほか、明治-昭和の建築様式の流行を色濃く反映する遊びに満ちた館内の細工を楽しめるのも魅力のひとつだ。
    国の登録有形文化財に認定されている「斉月楼(さいげつろう)」
  • spot 08
    雷滝
    轟音をたてて流れ落ちるダイナミックな名瀑
    長野県上高井郡高山村にある松川本流にかかる。別名「裏見の滝」とも呼ばれ、滝の裏側から流れ落ちる姿を見ることができる。落差約30mの大滝は、息をのむ豪快さ。2003年(平成15)に高山村指定名勝に指定。
    例年11月下旬から4月下旬までは冬季閉鎖となるので注意
  • spot 09
    小布施の町並み
    歴史文化とおもてなしの心が今も息づく美しい景観
    長野県の北東に位置する小布施町は長野県を代表する観光スポット。江戸時代には、交通と経済の要所として栄えた歴史があり、葛飾北斎や小林一茶など、さまざまな文人墨客が訪れた地としても知られる。
    栗の木レンガが敷き詰められている「栗の小径」
  • spot 10
    小布施堂 本店
    栗の郷・小布施で堪能する 和洋の栗菓子
    長野電鉄小布施駅から徒歩約10分。観光の中心地に位置する小布施堂は、小布施町に点在する老舗栗菓子店のひとつ。創業の明治時代から110年以上にわたり栗菓子を作り続けている。定番の栗鹿ノ子をはじめ、羊羹、落雁といった和菓子だけでなく、栗かのこケーキやモンブランなどの洋菓子も。季節限定の商品もあるので、ぜひ合わせてチェックしたい。店の奥に進むと、レストランも併設。季節の食材を活かした和食と、栗がメインの甘味を楽しむことができる。新栗の収穫時期である9-10月の約1か月間には、究極の栗菓子「朱雀(すざく)」も登場し、毎年大人気だ。栗本来の甘みを味わうことができる逸品なので、その年の栗の出来具合を自分で確かめられるのもうれしい。小布施堂の界隈には「桝一市村酒造場」や「傘風楼」といったショップが立ち並ぶほか、小布施堂の裏には遊歩道「栗の小径」が通っているので、街歩きをしながら立ち寄ってみては。
    3つの大きな栗の紋が描かれた暖簾をくぐれば、多彩な栗菓子が出迎えてくれる
  • spot 11
    岩松院
    北斎肉筆画の傑作が描かれた古刹
    葛飾北斎の大作『八方睨み鳳凰図』で知られる「曹洞宗 岩松院」。入り口で履物を脱ぎ、券売機で拝観券を購入してから本堂の中へ。天井を見上げると、21畳敷きの天井いっぱいに翼を広げ、こちらを睨みつける極彩色の鳳凰図が。どの角度から見ても鳳凰と目が合うような画法で描かれているのが特徴だ。今から170年以上前の1848年(嘉永元)、北斎が89歳という晩年時の作品で、これまで一度も塗り替えされたことがなく、当時の色がそのまま鮮やかに残っている。鳳凰図の中には、北斎の愛し続けた富士山が隠し絵として描かれているので、さまざまな角度からよく観察して探してみよう。境内には、太閤秀吉公の重臣であった「福島正則公の霊廟」や、小林一茶の句碑が立つ「蛙合戦の池」もある。
    本堂内は撮影禁止。文化財保護の観点から椅子に座って静かに鑑賞を
  • spot 12
    北斎館
    小布施ゆかりの画狂人・北斎の情熱が息づく
    「冨嶽三十六景 神奈川沖浪裏」を描いたことで有名な浮世絵師・葛飾北斎専門の美術館。小布施町の中心地に位置し、年に4-5回展示替えを行う企画展示室のほか、映像ホール、肉筆画展示室、祭屋台展示室で構成されている。いちばんの見どころは、長野県宝に指定されている「上町祭屋台」と「東町祭屋台」。晩年の大作であるこの祭屋台は、ガラス張りのケースに囲われているので、360度どの角度からも鑑賞できる。屋台の天井には、北斎筆の「龍」「鳳凰」、怒涛図と称される「男浪」「女浪」が描かれており、思わず見入ってしまうような迫力に魅了されることだろう。巧みな筆さばきと美しい色彩によって生み出された数々の作品から、生涯にわたり画業を極めようとした北斎の情熱を感じよう。
    小布施町に残された、北斎自らの手で描いたという肉筆画を元に1976年(昭和51)開館
  • spot 13
    野沢温泉
    歴史あるスキーのメッカで楽しむ13の湯宝
    長野県北部に位置する野沢温泉村は、広さ日本最大級のスキー場を誇り、信州屈指の温泉街で知られる。江戸時代から湯治場として栄えた歴史があり、今でも村民たちによって13の外湯(共同浴場)が大切に守られている。
    野沢温泉のシンボル「大湯」は、美しい湯屋建築の外観が印象的な外湯
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旅のヒント

  1. その1

    小布施町の中心地にある店舗は、専用駐車場がない、または台数が限られて停められないことも。周辺には町営などの駐車場がいくつかあるので事前にチェックを。

  2. その2

    須坂市、小布施町、山ノ内町は、長野駅発の長野電鉄線で結ばれている。終点は山ノ内町の湯田中駅。

  3. その3

    野沢温泉村の最寄駅は北陸新幹線飯山駅。JR飯山線戸狩野沢温泉駅からのアクセスだとタクシーの台数が限られているので、飯山駅から野沢温泉ライナーもしくは路線バスが望ましい。

  4. その4

    自動車でのアクセスは、いずれも上信越自動車道を利用する。飯山市・野沢温泉村は「飯山豊田IC」、須坂市・高山村は「須坂長野東IC」、山ノ内町は「信州中野IC」、小布施町は「小布施スマートIC」で降りる。

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