柏原藩陣屋跡
江戸時代に建てられた殿様の屋敷を訪問
柏原(かいばら)藩の藩主は城をもたない無城大名。これは戦がなく平和が続いていた江戸時代ならではの身分で、城の代わりに政務が行われていた場所が陣屋だ。柏原藩の陣屋は1714年(正徳4)に建てられたもの。その約100年後の1818年(文政元)に火災で全焼してしまったが、その後再建。明治に入って建物は小学校の校舎として利用された。大半の建物が壊されたなかで、陣屋の表御門にあたる長屋門(1714年に建てられ1818年の火災の焼失を免れた最古の建物)と陣屋の一部は現存している。陣屋の遺構がもともとあった場所に残っているのは全国的にも珍しく、現存する建物とその周辺は国の史跡となっている。ここを訪れるなら、まず通りを挟んで反対側にある柏原歴史民俗資料館にある陣屋全体のジオラマを見ることから始めたい。陣屋で残るのは「表御殿」の一部で、模型で見ると広大な陣屋のほんの一角に過ぎない。それを頭に入れてから実際に建物の内部に入って見れば、陣屋全体がどれほどのスケールであったかが想像できるだろう。なおこの歴史民俗資料館で入館料を払えば、その入場券で陣屋跡にも入場できる。
スポット詳細
- 住所
- 兵庫県丹波市柏原町柏原683 地図
- エリア
- 三田・丹波・篠山エリア
- 電話番号
- 0795730177
- 時間
- 9:00-17:00(最終入館16:30)
- 休業日
- 月(祝日に当たる場合は翌日)
- 料金
-
[見学料]210円
※柏原歴史民俗資料館と共通 - 駐車場
- あり(2台)
- クレジットカード
- 不可
- 電子マネー/スマートフォン決済
- 不可
- 喫煙
- 不可
- 滞在目安時間
- 0-30分
- 乳幼児の入店
- 可
- 備考
- [連絡先]丹波市立柏原歴史民俗資料館
情報提供: ナビタイムジャパン