金堂
8本の柱が美しい、唯一残った天平時代の金堂
南大門正面の向こうに見える大きな瓦屋根の荘重な堂の量感にまず圧倒される。少し近づくと正面のひさし部分には柱が建てられ吹き抜けとなっていることに気がつく。この8本の柱はなかほどが太く、端にいくほど狭くなっているエンタシス構造であることはよく知られているが、実は並びかたも間隔が中央部ほど広く、両端にいくほど狭くなっており、正面から見たときの視覚的効果を意識したものとされている。8世紀後半の奈良時代に建てられた金堂建築としては唯一現存する大変貴重なものである。ここに開創当初から建てられた金堂と、宮殿の建物を移築した講堂との2つが奈良時代からこの境内に建っていることが奇跡的であるといえよう。金堂内には盧舎那仏坐像(るしゃなぶつざぞう)が本尊として祀られている。両脇の薬師如来立像、十一面千手観音立像も合わせて3体、3mにも及ぶ大きな仏様が並び、厳粛な空間となっている。
スポット詳細
- 住所
- 奈良県奈良市五条町13-46 地図
- エリア
- 平城京跡・西ノ京エリア
- 電話番号
- 0742337900
- 時間
- [唐招提寺]8:30-17:00(受付は16:30まで)
- 料金
- [拝観料]大人・大学生1,000円、中高校生400円、小学生300円
- 駐車場
-
あり(普通車150台)
※有料
※8:30-17:00まで - クレジットカード
- 不可
- 電子マネー/スマートフォン決済
- 不可
情報提供: ナビタイムジャパン