馬立の岩屋
種子島の東海岸にひっそりと口を開ける自然の洞窟
中種子町役場から車で北東方向に約20分。県道75号線から細い脇道に入り、しばらく進むと駐車スペースがあり、そこから徒歩2分ほどで犬城(いんじょう)海岸にたどり着く。中種子町増田にあるこの海岸は、太平洋の波の勢いが強いため、浸食によってできた洞窟や奇岩が立ち並んでいる。なかでもとりわけ大きな洞窟が「馬立(またて)の岩屋」だ。1462年(寛正3)、修験道の犬神使いであった第10代島主・種子島幡時(はたとき)がこの岩屋で修行中に忽然と姿を消し、彼の愛馬だけが岩屋の前で主人の帰りを待っていたことから、この名が付けられたといわれる。かつては岩屋の中に馬立神社が祀られていたが、海水による浸食と落石の危険を避けるため、2003年(平成15)に約150m西に移された。ちなみに、種子島の東海岸には同じような洞窟として、南種子町の千座(ちくら)の岩屋、中種子町の阿嶽(あだけ)の洞穴があり、いずれもダイナミックな景色を楽しむことができる。
スポット詳細
- 住所
- 鹿児島県熊毛郡中種子町増田 地図
- エリア
- 種子島・屋久島エリア
- 電話番号
- 0997271111
- 駐車場
- あり(20台)
- クレジットカード
- 不可
- 電子マネー/スマートフォン決済
- 不可
- Wi-Fi
- なし
- コンセント口
- なし
- 喫煙
- 不可
- 滞在目安時間
- 0-30分
情報提供: ナビタイムジャパン