吟亭
食べて飲んで歌って踊って、奄美の文化を五感で味わう
島の女性たちが切り盛りするアットホームな店
屋仁川通りを歩いていると、どこからともなく聴こえてくる島太鼓のリズムと島唄の歌声。楽しそうな音につられていくと到着するのが吟亭だ。店内にはカウンター席と小上がりの座敷席があり、家族連れや団体客だけでなくお一人様でも気軽に利用できるのがありがたい。店に入ると島の女性たちが明るい笑顔で迎え入れてくれ、思わず「ただいま」と言いたくなるようなアットホームな雰囲気に癒やされる。
郷土の味覚がずらりと並ぶボリューム満点な料理
吟亭は一般的な居酒屋と異なり、料理は奄美の郷土料理の「おまかせコース」のみ(飲み物1杯込み4000円)。席に着くと次々と料理が出てくるシステムだ。黒糖焼酎などの地酒も豊富にそろうほか、マンゴージュースなどの島ならではのソフトドリンクもあるので、子どもやお酒の飲めない人も安心して楽しめる。島唄ライブは19時からだが料理は18時から提供されるので、ゆっくり食事を楽しみたい人は早めに訪れるといいだろう。
一品一品手作りされる自慢の料理は、ほっとする味わいのものばかり。内容は日により異なるが、島モズクやとびんにゃ(マガキ貝)、島の車えびが並ぶ「奄美の食材三種盛り」や、つきあげ(さつま揚げ)とゴーヤを甘めの粒みそで和えた島の定番おかず、ほろほろになるまでやわらかく煮付けた黒豚の豚骨と野菜煮込みなど島料理のオンパレードだ。さらに、奄美の定番郷土料理、あぶらぞーめんや地魚の刺盛りなども登場しとにかくボリューム満点なので、お腹を空かせて挑むといいだろう。
客も巻き込み大盛り上がりの島唄ライブ
19時になると島唄ライブがスタート。唄者は女将の松山美枝子さんと、その孫でもある若手唄者の平田まりなさんだ。調子のよい島太鼓と奄美三線の音色、そして2人ののびやかな歌声に、すっかり引き込まれてしまう。ただ聴くだけでなく、中盤からは客も一緒になって島唄や八月踊りを楽しめるのがこの店の特徴だ。楽器の使い方や踊り方など簡単なレクチャーがあるので未経験でも問題なし。初めはシャイな人も体を動かすうちに心が解放され、終盤は歌えや踊れの大盛り上がり。見たり聴いたりするだけではわからない島唄の魅力を体感するディープな時間は、忘れがたい思い出になること間違いなしだ。
スポット詳細
- 住所
- 鹿児島県奄美市名瀬金久町6-2 地図
- エリア
- 奄美・沖永良部エリア
- 電話番号
- 0997529646
- 時間
- 18:00-21:00
- 休業日
- 不定休
- 駐車場
- なし
情報提供: ナビタイムジャパン
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クチコミ
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- 一度は訪れるべし。
- 奄美初めての人には雰囲気を感じてもらえるのでお勧めのお店です。名物女将と三線と参加型の島踊り?(笑)これがいやでも盛り上がる。料理も以前より美味しくなっていると思いました。料金も他店より安い。女将のおもてなしの心が伝わります。
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- 奄美の歌が聴きたくて
- 団体さんがあるから歌が聴けるが、女将さんは留守で若いまりなさん高校生の琴音?さんの2人が歌ってくれた。狭いお店でマイクを通す歌声と三味線の音は耳に痛い。沖縄と違う日本らしさを見つけた。掛け声も踊りも習って少しの時間を楽しみました。お料理は予め並んでいて冷めた品から郷土料理は味わえない。生ビールのオリオンビールは味が薄いので瓶ビール600円を頼んだらアサヒビールで嬉しかった。外税で1人4000円up...
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- 盛り上がる
- 3000円の料理を予約、ショーの30分前からお食事をいただく。奄美の郷土料理が少しづつ多種類あり、珍しい食材に盛り上がったところで、演者さん(ご夫妻だった)の歌とサンシンに聞き惚れる。最後にはお客さんも太鼓をたたき、踊ったりして、楽しい奄美屋仁川の夜を過ごさせてもらいました。
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