むろと廃校水族館
小学校の校舎そのままを生かしたユニークな展示が話題の水族館
「廃校」と「水族館」のミックスが新鮮
2018年(平成30)4月26日にオープンすると、複数のメディアに取り上げられ、半年間で来館者10万人を突破。室戸岬より東側にあるため、高知市から車で約2時間かかるなどアクセスしづらい場所にもかかわらず、大勢の人が訪れる人気スポットだ。運営は大阪に本部を置くNPO法人「日本ウミガメ協議会」。定置網にかかったウミガメの調査や研究を行っている機関で、2003年(平成15)頃から行っている室戸での活動の成果を公開する場として水族館を企画。展示されている生き物はすべて地元の漁師によって寄贈されたもので、室戸の海に生息しているものばかり。定置網にかかったウミガメほか、ちょっと珍しい生き物にも出合える。おもしろいのは展示方法で、懐かしい校舎内はそのままで、見慣れた手洗い場や跳び箱、25mプールなどが、水槽として活用されている。
ウミガメやサメが泳ぐ25mプール水槽
目玉はやはりサメが泳ぐ屋外プールだ。外階段の上から俯瞰して眺めることもできるし、プールサイドから間近に観察することもできる。間近で眺めるウミガメは大迫力だ。自分たちが泳いだこともある学校のプールにサメやウミガメがいる……大人にとってはノスタルジーと違和感が入り混じった不思議な感覚に包まれる。
水族館名物「ブリくじ」が大人気
これ目当てに訪れる人がいるともいわれる名物「ブリくじ」。くじ引き1回1000円ではずれくじなし、特等から4等まで、大小4サイズのブリのぬいぐるみのいずれかが当たる。特等は抱き枕にもできる特大サイズだ。現在は「サバくじ」と、シュモクザメ版「シュモくじ」も仲間入り。いずれも大人気で、全シリーズそろえるマニアもいるほど。この人気ぶりを参考に、室戸市室津にある料亭「花月」でも、大小4サイズのキンメダイのぬいぐるみのいずれかが当たる「金目くじ丼」が登場。1回1000円、または金目鯛の照り焼き丼に刺身や汁物が付いたセットを頼むと、くじを引ける。室戸を訪れたら、このユニークなくじ引きにぜひ挑戦してほしい。
スポット詳細
- 住所
- 高知県室戸市室戸岬町533ー2 地図
- エリア
- 安芸・室戸エリア
- 電話番号
- 0887220815
- 時間
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[4月-9月]9:00-18:00
[10月-3月]9:00-17:00 - 休業日
- 無休
- 料金
- [入館料]大人(高校生以上)600円、子ども(小中学生)300円、未就学児無料
- 駐車場
- あり(100台)
- クレジットカード
- 不可
- 電子マネー/スマートフォン決済
- 不可
- Wi-Fi
- なし
- コンセント口
- なし
- 喫煙
- 不可(館内は禁煙です。屋外に喫煙スペースがあります。)
- 平均予算
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【昼】1-1,000円
【夜】1-1,000円 - 滞在目安時間
- 30-60分
- 車椅子での入店
- 可
- 乳幼児の入店
- 可
- ペットの入店
- 可(抱っこ、キャリー、カートでの入館に限ります。)
情報提供: ナビタイムジャパン
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クチコミ
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- DMVにノッて廃校へGO!
- 廃校を水族館にしたコトが売りの水族館かな?と思っていましたが、良い意味で裏切られました!学校での思い出、地域固有の文化の共有、海洋プラスチック問題...そこに主役の水生生物たちがいる空間このユニークな世界観に魅せられました!!!なんとこの地ではかつてはお土産やお祝いの品として、ウミガメのはくせいを贈る習慣があったとのこと。2Fの剥製コーナーは必見ですよ-バス停は「むろと廃校水族館」D...
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- 想像していたより規模が小さくしょぼかった。
- 料金は、リーズナブル。 廃校を利用しているので懐かしい雰囲気たっぷり。 水槽での展示場所では、テンションが上がりかかるも水槽が少ししかなくすぐに終わってしまう...
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- Good!
- 思っていた以上に良かったです。プールの水槽には魚が沢山。しかもサバなど食卓に馴染みのあるものです。あとは昔ながらの大きいウミガメ。室戸ならではですね!廃校ならではの学校の名残りを感じられ、ある意味新鮮で懐かしい水族館でした。
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