轟の滝
滝の神秘に包まれた場所へ
美しい太平洋の海に抱かれた海陽町。サーファーの聖地として知られるこの町には、山の恵みが生み出したスポットも存在する。爆音を轟かせながら流れ落ちる「轟の滝」も、そのひとつ。四国有数の大滝として知られ、「日本の滝百選」のひとつにも数えられている。本滝の上流には大小さまざまな滝が連続して存在し、それらを総称したものが轟九十九滝(とどろきくじゅうくたき)と呼ばれている。山全体が回廊のようになっており、駐車場から本滝までは徒歩で20分程度。駐車場の近くにある赤い橋を渡ると、すぐに舗装された上り坂が現れる。ここからは急な山道を歩くことになるので、季節に応じて靴や服装には気を使ったほうがよいだろう。遊歩道の途中には轟神社や轟大権現などがあり、ゆっくりと参拝をしながら目的地へと向かうことができる。さらに上流まで足を運べば、二重の滝や横見の滝など数多くの滝を見ることができ、往復にかかる所要時間は約2時間となっている。滝周辺は夏も涼しく、トレッキング感覚で滝巡りを楽しむのもよいだろう。
スポット詳細
情報提供: ナビタイムジャパン