sugar spot(シュガー スポット)
阿波市産の小麦のよさを引き出すおいしい焼き菓子
徳島市方面からは阿波市までひたすら西へ。吉野川沿いを走ってやや北上し、県道246号線に入ってから日開谷川(ひがいだにがわ)を渡れば「Sugar spot」はもうすぐだ。道沿いに出た看板を見落とさなければ、通り過ぎてしまうこともないだろう。Sugar spotは管理栄養士の経験がある山添幸枝(やまぞえゆきえ)さんが2016年(平成28)にオープン。店名の由来はバナナが食べ頃になったときに出る黒い斑点から。結婚を機に徳島へ移住してきた際、野菜や果物の味に衝撃を受け、それらを使って何かできないかと考えたそう。着目したのは阿波市で作られる小麦だった。自家製粉した挽きたての地粉(じごな)100%で作るスコーンやクッキーは卵や乳製品をいっさい使わない。「自分の子どものおやつに出せるものを」と、可能な限り安心・安全な素材にこだわる。阿波市産の小麦を使う店はまだ少なく、また他の小麦を混ぜずに、100%阿波市産の小麦だけを使っている店は、まれだという。リピーターも多く、人気のスコーンは午前中で売り切れになることも多い。コーヒーや紅茶との相性もぴったり。阿波市産の小麦のおいしさを堪能してほしい。
スポット詳細
情報提供: ナビタイムジャパン