かにやき丸福
城崎名物のカニをかたどったたい焼き
城崎温泉の湯の里通りはそぞろ歩きが楽しいメイン通り。浴衣姿の観光客が外湯巡りを楽しんだり、食事やショッピングをしたりと、いつも賑やかな繁華街だ。そんな湯の里通りの中ほどにある四所神社(ししょじんじゃ)の向かい、「木屋町小路」にあるのが「かにやき丸福」だ。かわいらしい外観の屋台風の店で、2016年(平成28)にオープンしたという。ここの名物はたい焼きならぬ「かにやき」。城崎といえばカニが有名で、11月から3月までのシーズンにはカニを目当てに訪れる人も多いから、鯛ではなくカニにするのも納得だ。鋳物の名産地・富山県の高岡に特注したカニ型に、小麦粉と地元「コウノトリ育むお米」の米粉を混ぜた生地を注ぎ、そこにたっぷり餡を加える。餡は北海道産のあずきを5時間かけて、ていねいに炊いたつぶ餡だ。これを「一本焼き」といわれる一杯ずつの型で焼いていく。できたてを頬張ってみると、薄めの皮がパリパリとして、甘過ぎない餡と絶妙にマッチ。期間限定でイチゴやチョコ、抹茶クリームなども登場。夏はかき氷もメニューに加わる。
スポット詳細
情報提供: ナビタイムジャパン