えがわ
冬にこたつで食べるのが福井流。やさしい口あたりの「水羊かん」
水羊羹に、「暑い日の涼菓子」というイメージをもつ人は多いだろう。しかし、福井県では「冬にこたつに入って食べる菓子」として定着している。大正から昭和の頃、福井から京都の商店へ奉公に出た丁稚(でっち)が、年末年始に羊羹を持って帰郷した際、水で延ばして作り直し、近所に配ったことが、冬に水羊羹を食べる習慣の由来といわれている。えがわは、そんな水羊羹の老舗専門店だ。3cm×5cmの大きさにカットされた一片を木べらですくって口に入れると、なめらかな舌触りと上品な甘さが感じられる。その絶妙な味わいは、ていねいな手作業によって生まれる。まずは、大釜に、熱湯で溶かした寒天とあずき餡、黒砂糖、ざらめ糖を投入して煮詰めていく。寒天とあずき餡が分離しないよう、根気よくゆっくりとかき混ぜ続けるのがポイントだ。40-50℃まで温度が下がったタイミングで容器に流し込み、1時間ほど冷まして固めたら完成となる。冬の定番の「水羊かん」に加え、えがわでは「夏の定番」として「水かんてん」も販売している。福井県産のブランド梅・黄金の梅といよかんをあわせたマーマレードを混ぜ込んでおり、爽やかな風味を楽しめる。
スポット詳細
情報提供: ナビタイムジャパン
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クチコミ
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- 物産展で買えた超人気水羊羹
- 京王百貨店新宿店7階で開催中された『福井県 越前・若狭の物産と観光展u202c』にて購入した「えがわ」の『水羊かん』は、凛と冷えたはかない口当たりと黒糖の風味は夏にはもってこいだが、冬の室内で炬燵の中で味わうのもまた一興でした。サイズも二種あって買い求めやすく、皆複数個買って帰っていました。
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- 福井冬の名物
- 北陸旅行に行った際にお土産探しで立ち寄りました。こちらは和菓子屋さんで冬になると水羊羹が出るようになります。この水羊羹、福井県民にとっては冬の風物詩、ソウルフードのような扱いだそうです。
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- 水羊かんは寒くなってから
- 福井といえば水羊かんです。お土産に買うのを楽しみにしてました。車の通りすがりに銘店があったので入りました。店員さんから水羊かんは夏はありません。とのこと、ドーナツは売ってました。お気をつけください。
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