白鳥の里

その他の自然地形

ハクチョウも飛来する、渡り鳥と出合えるスポット

霞ヶ浦の東側に位置する北浦の湖畔に白鳥の里がある。ハクチョウが初めてここに飛来したのは1981年(昭和56)。以後毎年、秋から春にかけてシベリアから来たオオハクチョウやコハクチョウがここで越冬し、すぐ間近でその姿を見ることができる場所になった。

ハクチョウの姿が最も多く見られるのは早朝と夕方だ} ハクチョウの姿が最も多く見られるのは早朝と夕方だ

北浦で見られる白鳥と鳥たち

白鳥の里は渡り鳥のために地元の人々が整備した場所で、多いシーズンは300羽以上のハクチョウが訪れるという。鳥たちは四季を通じて観察でき、白鳥の里に集まっている鳥たちは人にも慣れている。エサを持った人を見るとたちまち集まってくるほどだ。白鳥はオオハクチョウとコハクチョウ、コブハクチョウの3種類が観察できる。オオハクチョウとコハクチョウは越冬のために北浦に飛来するので、11月下旬から3月上旬にかけてその姿を見ることができる。

ハクチョウたちをすぐ近くで観察することができる。黄色のクチバシがオオハクチョウ(写真手前)} ハクチョウたちをすぐ近くで観察することができる。黄色のクチバシがオオハクチョウ(写真手前)

日の出すぐの時間帯はまだ多くのハクチョウたちがいる。このアングル内だけで60羽以上もカウントできた} 日の出すぐの時間帯はまだ多くのハクチョウたちがいる。このアングル内だけで60羽以上もカウントできた

白鳥の里での滞在と観察マナー

白鳥の里は湖畔に設けられたポイントで、道路から一段低くなっている水辺で鳥たちと触れ合うことができる。エサやりが許されているが、与えていいのは米と食パンに限られている。近辺にはお店がないので、エサをあげたいなら事前に購入して持参しよう。ハクチョウたちは日の出とともにエサを探しに飛び立ち、日没時に戻ってくる生活サイクルを送っている。より多くのハクチョウを見たいなら、朝の日の出時刻がおすすめだ。湖越しに太陽が昇るので印象的な写真を撮るにもいい時間帯だ。ペットを連れての観察もできるが、鳥たちは小型犬であっても犬の姿を見ると逃げていくので、離れた場所からリードをしっかりと保ったまま観察するように気をつけよう。エサを持っていれば鳥たちから寄ってくるが、追いかけたり急激な動きをしたりすると、怯えて逃げ去ってしまうかもしれない。ゆっくりと動くことをおすすめする。

エサを持っている人にはこのくらいの距離まで寄ってくる。ピンク色のクチバシはコブハクチョウだ} エサを持っている人にはこのくらいの距離まで寄ってくる。ピンク色のクチバシはコブハクチョウだ

カモメは機敏に飛び回ることができるので、投げられたエサを求め乱舞する} カモメは機敏に飛び回ることができるので、投げられたエサを求め乱舞する

エサやりの際は足元にも注意。湖を正面に見ながら動いたほうが安心だ} エサやりの際は足元にも注意。湖を正面に見ながら動いたほうが安心だ

白鳥の里を日程に組み込んで巡るには

白鳥の里は延方駅から約3km離れた場所に位置している。車を使って訪れるのがベストだが、潮来駅や延方駅から鹿行北浦(ろっこうきたうら)ラインのバスを使って訪れることも可能だ。早朝から車で行動できるならまずは白鳥の里を訪れよう。鹿島方面を観光後、北上して鉾田方面を目指し、冬から春にかけてオープンするイチゴ園を訪れるのがおすすめだ。時間に余裕があればさらに大洗まで北上してもいいだろう。公共交通機関を使って訪れる場合は、潮来から鹿島の間で観光するのが現実的だ。日の出の時間に白鳥の里を訪問するのであれば、潮来近辺に宿泊して車で訪れよう。

鳥たちと触れ合うことができる場所は、道路から下った水辺のポイント} 鳥たちと触れ合うことができる場所は、道路から下った水辺のポイント

スポット詳細

住所
茨城県潮来市水原514 map map 地図
電話番号
0299631111

情報提供: ナビタイムジャパン

アクセス

map map 地図

最寄り

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