茨城

鹿島・潮来

KASHIMA / ITAKO

サッカー観戦だけじゃない!光圀公ゆかりの水郷で大人の旅を満喫

国内随一のパワースポットとして名高い古社・鹿島神宮を有する鹿島と、江戸時代に発展し、映画や昭和歌謡でも有名な水の郷・潮来。歴史を感じる鹿島・潮来地区は、落ち着いて観光を楽しみたいと考える「大人の旅」が似合うエリアだ。海に面した自然豊かな地域で、なかでもおすすめのスポットが鹿島地区にある「大野潮騒はまなす公園」。花を眺めながら時間を忘れてゆったりと散策も楽しめるうえに、日本最大級のローラーすべり台もあり、子ども連れでも思いきり楽しむことができる。潮来は、水戸光圀ゆかりの名所が多い地区。光圀も通ったという名所「加藤洲十二橋」を巡る船遊びができ、喧騒を忘れてのんびりと時間を過ごせる。また光圀が再興に尽力した長勝寺では、国指定重要文化財の銅鐘の見学もできる。鹿島と潮来は隣り合っていて距離も近い。1日あれば両方の観光スポットを楽しめる。サッカーファンならカシマサッカースタジアムと合わせての観光もおすすめだ。

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エリアの見どころ

  • spot 01
    鹿島神宮
    日本建国に関わった武道の神を祀る神武天皇元年創建の神宮
    創建は紀元前660年。常陸国(現在の茨城県)で最も社格の高い「一之宮」であり、美しい自然に囲まれた神社。新しいことを始める際にはぜひ参拝してご利益をいただきたい。
    全国約600社の鹿島神社の総本社でもある
  • spot 02
    カシマサッカーミュージアム
    鹿島アントラーズの輝かしい歴史を詰め込んだ夢の殿堂
    カシマサッカースタジアム内に併設されているカシマサッカーミュージアムは、鹿島アントラーズの栄光の歴史を詰め込んだ小さな博物館。歴代選手たちのメモリアルグッズは、すべてのサッカーファンの心をくすぐる。
    年代ごとに飾られたメモリアルグッズ。至近距離で堪能でき、かつての興奮がリアルによみがえる
  • spot 03
    大野潮騒はまなす公園
    全長154mのすべり台や展望台、プラネタリウムも楽しめる複合型公園
    鹿島灘を見下ろす場所に立つ大きな展望塔が目印の大野潮騒はまなす公園。オープン当初は日本一の長さを誇ったジャンボすべり台をはじめ、豊かな自然のなかで散策も楽しめる開放的な複合レジャー施設だ。
    白と青の展望塔は、鹿嶋の人たちのランドマークにもなっている
  • spot 04
    長勝寺
    徳川光圀が再興した古刹で、江戸の昔にタイムトリップ
    江戸時代(元禄期)に再興された茅葺き屋根の仏殿や、鎌倉時代の銅鐘など多くの文化財を持つ寺院で、源頼朝や徳川光圀との関わりも深い。潮来の歴史散歩といえば、はずせないのが長勝寺だ。
    屋根に源氏の定紋「笹りんどう」を見られる本堂
  • spot 05
    水郷潮来 十二橋めぐり
    江戸情緒あふれる水路に架けられた12本の橋をサッパ舟で巡る
    古くから水郷として知られる潮来で、水路に架かる12本の古い橋の下をサッパ舟で巡る「十二橋めぐり」。江戸時代の伝統文化を今に伝える船遊びで、水郷の情緒をたっぷりと味わうことができる。
    こちらが前川十二橋めぐり。橋はその形から「太鼓橋」とも呼ばれる水雲橋
  • spot 06
    道の駅いたこ
    地元食材の宝庫! グルメ・お土産・遊びと楽しみが充実
    水郷潮来の豊かな環境で育った地元産の農産物をはじめ、多彩なお土産やオリジナル商品を販売する道の駅。お土産ショップや市場、広大なグラウンドゴルフのコース、ドッグランなど楽しみ方はさまざまだ。
    開放感あふれるピラミッド型の屋根がシンボル
  • spot 07
    フォレストパーク メロンの森
    採りたて完熟メロン&常陸牛BBQを満喫!
    茨城県を代表するメロンの産地・鉾田(ほこた)市で「メロン狩り」を体験できるレジャー施設。緑に囲まれた園内で、採れたての完熟メロンの試食や常陸牛のBBQを満喫しよう。
    緑に囲まれた園内は、思わず深呼吸したくなる心地よさ
  • spot 08
    深作農園
    土にこだわる農家が生み出す栄養たっぷりの野菜たち
    茨城県鉾田市は全国市町村の野菜生産額トップの町だ。深作農園は現在6代目、1853年(嘉永6)から続く鉾田市の農家。農園ではイチゴ狩りやメロン狩りを体験でき、バウムクーヘン専門ショップやカフェレストランも併設されている。
    1月から5月まではイチゴ狩りを楽しむことができる
  • spot 09
    水郷潮来あやめ園
    約500種100万株の花菖蒲が咲き誇る水郷公園
    色鮮やかな約500種100万株の花菖蒲が咲き誇る公園。毎年5月下旬から6月下旬頃にかけて「水郷潮来あやめまつり」が開催され、美しい花菖蒲とともに「ろ舟遊覧」や「嫁入り舟」、「ライトアップ」などのイベントで水郷情緒も楽しめる。
    紫・白の花菖蒲が一面に咲き誇る景色は圧巻だ
  • spot 10
    権現山公園
    「茨城百景」にも選出。霞ヶ浦を一望できる高台のビュースポット
    潮来駅から車で約10分の高台に位置する、知る人ぞ知るビュースポット。「茨城百景」に選ばれており、園内にある展望台からは北利根川沿いに広がる水郷地帯や、青く輝く霞ヶ浦を一望できる。天気のよい日には、茨城県のシンボルである筑波山と富士山が同時に姿を現すことも。日が暮れる頃には、夕日の美しい絶景ポイントとして地元民に親しまれている。また、春にはソメイヨシノや八重桜など約250本の桜が咲き誇る市内で有数の花見スポットへと様変わり。毎年4月上旬には花見イベント『水郷潮来桜まつり』が開催され、県内外から訪れた多くの花見客で賑わう。桜のみならずツツジの名所としても知られ、時期によっては桜とツツジ、松のコントラストが楽しめる。江戸時代には、牛堀河岸のシンボルとして園にそびえ立つ大きな黒松や桜が、航行する舟の目印となっていたという説も。さらに江戸時代の後期に活躍した浮世絵師・葛飾北斎の富嶽三十六景『常州牛堀』が描かれた場所としても伝わっている。
    市内の隠れた絶景スポット。どこまでも広がる霞ヶ浦の景色は壮観
  • spot 11
    鹿島城山公園
    鹿島城本丸跡を生かした市民の憩いの場
    鎌倉時代初期から落城するまでの約400年間、鹿島氏の居城であった「鹿島城」の本丸跡を整備して開園した公園。標高約25mの場所に位置し、公園の高台を上りきると眼下には北浦や神宮橋、筑波山などの美しい景観が広がっている。晴れた日には絶景を楽しむことができるほか、園内を1周できるウォーキングコースや子どもたちの遊べる遊具も完備されているので、老若男女が集まることのできる憩いの場となっている。毎年春には花見イベントの『かしま桜まつり』が開催され、300本を超えるソメイヨシノをはじめ、シダレザクラやヤエザクラなどさまざまな品種の桜が咲き誇り、多くの花見客で賑わっている。イベントの開催期間中は夜の時間帯にライトアップも行われるため、昼とは違った雰囲気のなかで夜桜を楽しむこともできるのが魅力だ。また、散策しながら園内に残された鹿島城の遺構の一部を眺めることで、ノスタルジックな気持ちに浸りながら歴史に思いを馳せることができる。
    春には満開の桜が園内を美しく彩る
  • spot 12
    白鳥の里
    ハクチョウも飛来する、渡り鳥と出合えるスポット
    霞ヶ浦の東側に位置する北浦の湖畔に白鳥の里がある。ハクチョウが初めてここに飛来したのは1981年(昭和56)。以後毎年、秋から春にかけてシベリアから来たオオハクチョウやコハクチョウがここで越冬し、すぐ間近でその姿を見ることができる場所になった。
    ハクチョウの姿が最も多く見られるのは早朝と夕方だ
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旅のヒント

  1. その1

    鹿島へのアクセスは東京駅から「鹿島神宮行き」高速バスで約2時間。「鹿島神宮駅」から各所へバスやタクシーで移動しやすいので、観光の拠点に便利。

  2. その2

    鹿島地区と潮来地区への移動は、鹿島臨海鉄道大洗鹿島線が便利。ただし運行本数が少ないので、各スポットに移動する前に時刻表をチェックしておくと時間のロスを防げる。

  3. その3

    「JR鹿島サッカースタジアム駅」は、サッカーやイベントなどの開催日のみ電車が停車。日程を気にせずに鹿島神宮と合わせて観光したい人は、マイカーやレンタカーがおすすめ。

  4. その4

    潮来には長勝寺以外にも水戸光圀公ゆかりの名所が多く、「二本松寺 あじさいの杜」には水戸光圀公お手植えの天然記念物のマキ(槇)などもある。黄門様ファンは合わせて観光しよう。

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