御菓子司 山善

和菓子

盛岡の素朴な郷土菓子が並ぶ1909年(明治42)創業の老舗和菓子店

モチモチの皮でつぶ餡を挟んだ「もちもち焼」140円。どら焼よりも、もっちり感がある。さすがは餅文化が根付く盛岡のお菓子} モチモチの皮でつぶ餡を挟んだ「もちもち焼」140円。どら焼よりも、もっちり感がある。さすがは餅文化が根付く盛岡のお菓子

盛岡のお茶席には欠かせないのが山善の上生菓子だ。和菓子職人が盛岡の春夏秋冬の彩りを菓子で表現した上生菓子は、その世界観がとても美しい。山善で人気なのは、トラ柄のような焼き目のついた「もちもち焼」。大坂の陣のあと、盛岡城主・南部利直(なんぶとしなお)が徳川家康から拝領した2頭のトラを盛岡城内で飼っていたという話から、トラをイメージして作られたという。山善の特徴は、定番の焼き団子や豆大福などの和菓子から焼きドーナツといった洋菓子まで、菓子の種類が多いこと。「年を重ねるごとに増えていってしまって」と案内してくれた社員の方が笑いながら話してくれたが、地域の人たちから長く愛されてきた菓子店ということがよくわかる。どれを買おうか迷ったときには、盛岡に受け継がれてきた郷土菓子である「ぶどう飴」「明けがらす」「からめ餅」「豆銀糖(まめぎんとう)」のセット「盛岡名物」を選ぶといいのではないか。なかでも豆銀糖は、水飴と砂糖、南部特産・青大豆の「青きなこ」を練り上げたお菓子で、もっちりとした食感と独特の風味が素朴で懐かしさを感じる。ぜひ、食べてみてほしい一品だ。

盛岡の郷土菓子「豆銀糖」と「からめ餅」。「からめ餅」は、餅米に砂糖、醤油、刻んだクルミを入れて練った、甘じょっぱい餅菓子} 盛岡の郷土菓子「豆銀糖」と「からめ餅」。「からめ餅」は、餅米に砂糖、醤油、刻んだクルミを入れて練った、甘じょっぱい餅菓子

郷土菓子3つがセットになった「盛岡名物」400円と「ぶどう飴」450円。「ぶどう飴」には山善の裏庭で採れた山ブドウが使われているそうだ} 郷土菓子3つがセットになった「盛岡名物」400円と「ぶどう飴」450円。「ぶどう飴」には山善の裏庭で採れた山ブドウが使われているそうだ

老舗の風格がある店内には、代々受け継がれてきた菓子の木型がたくさん並べられている} 老舗の風格がある店内には、代々受け継がれてきた菓子の木型がたくさん並べられている

スポット詳細

住所
岩手県盛岡市材木町2-21 map map 地図
電話番号
0196222618
時間
9:00-18:00
休業日
元日
クレジットカード
不可
電子マネー/スマートフォン決済
可(PayPay)
Wi-Fi
なし
コンセント口
なし
喫煙
不可
平均予算
【昼】1,001-3,000円
【夜】1,001-3,000円
滞在目安時間
0-30分

情報提供: ナビタイムジャパン

アクセス

map map 地図

最寄り

          周辺の駅はありません。 周辺のバス停はありません。 周辺の駐車場はありません。 周辺のインターチェンジはありません。

          このスポットを共有

          back

          クリップボードにコピーしました