メジェールファーム
屈斜路(くっしゃろ)湖畔で馬と触れ合うホーストレッキング体験
馬との絆、信頼関係が生まれる乗馬体験
女満別空港から車で約50分、釧路たんちょう空港からだと約1時間20分で、屈斜路湖の南岸、和琴(わこと)半島に到着する。この半島の付け根辺りにあるのが、乗馬体験施設「メジェールファーム」だ。北海道では、広大な自然風景を眺めながらのホーストレッキングが人気だが、当施設でも乗馬のほか、馬との触れ合いをテーマにした各種プログラムを用意している。体験プログラム「ふれあいホーストレッキング」は、単に馬に乗るだけではなく、馬と仲よくなるためのちょっとした工夫がある。用意された馬に乗るのではなく、自ら放牧地へ出向き、自分の乗る馬を連れてくるといった準備段階から体験するのだ。準備段階から馬と接することで、馬との絆が深まり、信頼関係が生まれて快適に乗馬できるようになるそう。体験が始まったら、しばらくの間行動をともにすることになる相棒だ。準備の段階から、大切な相棒の様子をしっかり観察したい。
馬のぬくもりと鼓動を感じながら屈斜路湖畔へ
さて、今回は「馬とふれあい湖と森のお散歩コース」に参加。インストラクターとともに放牧地へ行き、自分が乗る馬を連れてくることからチャレンジだ。なかなか捕まえられないかと思いきや、気立てのやさしい馬ばかりで、驚くほどおとなしくついてきてくれる。馬に乗るための道具のつけ方などをレクチャーしてもらい、道具を装着。そっと馬に触れてみると、体温や鼓動が感じられ、愛おしさが湧いてくる。準備が終わったらいよいよ騎乗だ。乗降の仕方や操作方法を確認したらいざ出発! 馬の背は思いのほか高さがあるため、乗ると視点が高くなり遠くまで見渡せるようになる。手綱をしっかりと持ち、馬とともにゆっくりと森へ歩みを進める。木々の間を通り抜けるとやがて視界が開け、屈斜路湖畔に到着だ。馬にまたがったまま湖を眺めていると、まるで自分が西部劇や時代劇の主役になったかのような気分になってくる。帰路は景色を楽しむ余裕も。スタート地点に戻り、道具をはずして馬を放牧地へ連れて帰れば体験は終了。最後は馬への親しみと感謝の気持ちで胸がいっぱいになる。
馬とのふれあいをプライベートで楽しめる
「ふれあいホーストレッキング」のコースには、「馬とふれあい湖と森のお散歩コース」(所要60分6000円)と、たっぷり時間をとって体験できる「馬とふれあい湖と森のワイルドコース」(所要90分9000円)がある。馬の準備から始まり、馬に乗って森をトレッキング、屈斜路湖畔で折り返して戻ってくるのはどちらも同じ。乗馬に不慣れな場合は、前者がおすすめだ。身長の低い子どもも、親子乗り(2人乗り)で一緒に参加できるので、ファミリー層も安心して参加できるだろう。また、どのコースもプライベート催行なので、ほかのお客さんと一緒になることはない。家族や友人同士など、仲間だけで気兼ねなく楽しめるのも当施設の魅力だ。騎乗だけ楽しみたいという人のための「乗るだけトレッキングコース」(所要25分5000円)もあるので、時間がない人はいかがだろう。
スポット詳細
- 住所
- 北海道川上郡弟子屈町字屈斜路420-1 地図
- エリア
- 釧路・三大湖エリア
- 電話番号
- 0154842282
- クレジットカード
- 不可
- 電子マネー/スマートフォン決済
- 不可
- Wi-Fi
- なし
- コンセント口
- なし
- 喫煙
- 不可
- 平均予算
- 【昼】5,001-10,000円
- 滞在目安時間
- 60-120分
- 雨の日でも楽しめる
- はい
情報提供: ナビタイムジャパン