熱海銀座商店街
老舗からトレンドまで。老若男女に愛される商店街
ノスタルジックな古きよき時間を満喫
熱海の人気スポット銀座商店街は、全長約170mの通りに38店舗が立ち並ぶ。市内を巡るバスも頻繁に通るためアクセスも抜群。ネオン管を模した看板が照らすどこか懐かしいアーケード街なので雨の日でも安心して散策できる。老舗干物店や喫茶店といった、昭和の風情をそのまま残す店舗もあれば、流行を押さえた新たな店も勢ぞろいし、あちらこちらに行列も。海へのアクセスもよく、観光客はもちろん、熱海のシンボルとして地元の人にも愛され続けている。
東京銀座からその名を継承した歴史ある商店街
元は「熱海七湯」のひとつ、大湯間歇泉(おおゆかんけつせん)が湧く温泉宿群の下で根付いていった場所で、その立地のよさから、熱海の商業的中心地として商店街へと発展。名前は1923年(大正12)頃の関東大震災復興時に、東京の銀座から正式に継承したもの。東京外で銀座の名を継承したのは熱海銀座商店街が初めてだった。かつて譲り受けた数寄屋橋のヤナギがあったが、1950年(昭和25)に発生した、熱海の大火で焼失した。毎年7月に開催される來宮(きのみや)神社の「御神幸行列」では、先祖が來宮神社の御神体を海から拾ったと伝わる由緒ある老舗「小沢ひもの店」の前で鹿島踊りが披露される。
昭和と令和が共存する商店街を散策しよう
1990年(平成2)のバブル崩壊以降、熱海に訪れる観光客は激減。その影響は大きく、熱海銀座商店街も一時は3分の1が空き店舗となった。そんなネガティブなイメージを払拭するべく、コミュニティラウンジを併設したゲストハウスや、コワーキングスペースなどが開設。今は無き映画館を偲び、リノベーションしてつくられた宿泊施設や、銭湯をイメージしたプリン店など、新店舗が次々と参入し、街を盛り上げた。かつては慰安旅行などの団体旅行が中心だった街も、現在はカップルやファミリー層が多く訪れる人気エリアへ。商店街には戦後すぐに建てられた建物が現在も利用され、昭和の面影を残す店も数多く存在する反面、令和の風も吹く。昭和レトロと令和が混ざり合う街並みを楽しめる。
海へのアクセスも良好! テイクアウトで外食気分を楽しもう
熱海といえば海。熱海銀座商店街の入り口からサンビーチまでは、徒歩5分ほどで行くことができるので足を運んでみてはいかが。熱海銀座商店街にはジェラートやドリンクスタンド、プリンなどテイクアウトができる店も多く、熱海の海で絶景を眺めながらゆったりとした時間を楽しむのもおすすめだ。商店街から見る朝焼けは絶景。そのほか商店街の路地裏もぜひ足を運んでほしいスポットのひとつ。今はなき映画館跡地や文豪・三島由紀夫が愛した老舗喫茶もあり、ノスタルジックな時間を味わえる。
スポット詳細
- 住所
- 静岡県熱海市銀座町 地図
- エリア
- 熱海・伊東・伊豆高原エリア
- 電話番号
- 0557812570
- 時間
- 店舗・施設により異なる
- 休業日
- 店舗・施設により異なる
情報提供: ナビタイムジャパン
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クチコミ
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- 闊歩
- 車を駐車場にいれ散策に必ずここを通りますこの時期のため人はそんなに多くなかった一時寂れ感はあったが最近は若いオーナーの飲食店もでき、楽しめます坂の多い熱海だが、ここは平坦なのでラク
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- 人も少なく三密ではありません。
- コロナ騒ぎで、平日でもあり、全く混んでいませんでした。ブラブラとするにはよいですが、お店も休んでいる店も多く、また、買いたくなるような、何かを食べに入りたくなるようなお店はありませんでした。
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- レトロな温泉商店街
- 熱海駅前の仲見世商店街ほど店舗数も多く無く賑わいはありませんが食事時間帯は飲食店各店に行列が出来るのですが回転は早いです近年の熱海は若い人達がかなり多く客層に合わせた新しいお店がこれからも増えそうですね熱海桜の糸川遊歩道もすぐ近くです
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