南砺バットミュージアム
マニア垂涎の550本のコレクション、オリジナルバットも作れる
ミュージアムは、うっかり見過ごすほど、さり気ないたたずまいだ。しかし、中に入ると2フロアを埋め尽くす大量のバットに圧倒される。その数およそ550本。ベーブ・ルースや王、長嶋ら球界のレジェンドに加え、掛布雅之、イチローら往年の名選手たちが使ったバットが、ずらりと並ぶ。一部のバットは、見るだけでなく実際に手に取ることもできる。ファンやマニアには感慨もひとしおで、思わずニンマリせずにはいられないだろう。ミュージアムがある南砺市福光は、国内で作られる木製バットの約半数を占める日本の一大生産地だ。原材料産地の北海道、九州と大消費地の大阪、東京との中間に位置する地の利を生かし、大正時代から生産拠点として栄えたという。昭和をピークに中国産の台頭などで生産総数は下がったものの、今もシェア1位は変わらない。プロで活躍する有名選手らも究極の一本を求めてこの地に足しげく通う。予約すれば提携する工場を見学することも可能だ。また、館長を務める酒店店主の嶋信一さんのバットの知識はピカイチで、野球好きのよき相談相手になってくれる。
スポット詳細
- 住所
- 富山県南砺市福光6754 東町商店会東会館内 地図
- エリア
- 南砺・五箇山エリア
- 電話番号
- 0763520576
- 時間
- 10:00-17:00
- 休業日
- 水、年末年始
- 料金
- [入館料]大人500円、子供200円
情報提供: ナビタイムジャパン